画伯と謎の父親と
自閉症の長男は最近絵を描くことにはまっており、つい最近のことであるが、はじめて似顔絵を描いてもらった。
はじめて書いてもらった似顔絵は髪がツンツンしており、ヒゲはボーボーで
顔の下に「おとうさん」とかかれていた。
はじめてみる似顔絵に何とも言えない気持ちになり、嬉しいという気持ちもありほかにも、ここまでできるようになったのかとか、色々な気持ちがこみあげてきて、妻に言われたのだが、似顔絵をみている間はずっと顔がにやけっぱなしだったらしい。
ひとつひとつの成長を身近でみられるというのはいうのは幸せだとあらためて実感できた。
ただ、ひとつだけ腑に落ちないことがあるとすれば、
私は髪はツンツンではなく、どっちかというとサラサラで、ヒゲはボーボーになったことは一度もない。というか夜にヒゲを剃るので、ヒゲが伸びたところ一度も見せたことがないということぐらいだ。
それでも嬉しいものは嬉しかった。
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