「花束のような恋をした」を観る

本日はお日柄よく、服決まらず、準備間に合わず。

スコーン温めるという責務だけ全うしました。

彼が家まで来てくれ、一緒に歩いて駅へ向かう。
これで、駅まで歩くという目標も完了しました。

お天気の中、ららぽーとへ、電車に揺られる。
「お腹すいてるね??」
お腹空きすぎて無口になるクセがバレた模様。

つけ麺にハイボールの文字を見つけ、押さずにいられなかった。
今日も店員に「わたしです」と言う羽目になった、女性だけだってお酒呑むわ。
心地よくお腹いっぱいになり、チケットもいい席とれて、
「マリカーしよ」と言った。
「大丈夫?うるさくない?」
心配してくれた、でものってくれた。
座ろうとすると、「あ!!!!」
なんと、50円玉が2枚乗ってた。
マリカー1回分だぞ?え、、、?

しっかり撃沈。負けたし、音にやられた。
頭が痛く、気がだるい。身体中の神経がミチミチっと、音を立てるように枝と化す。
座らせてもらい、落ち着く。

欲しかったナイトブラはないし、彼の緊張を感じて落ち着いて下着見て買えなかったけど、彼の靴下を買うことができたのでよかった。

映画館に着き、無印の靴下ついでに買ったピーチの飲み物。
沈殿が見えたから上下に振った。開けた。
噴射した。
「なんで振っちゃったの〜笑」と言いながら、急いでトイレからペーパー取ってきてくれた。
私はやってしまった驚きと、後悔と、恥と、何より彼に呆れ怒られると、色んな事が巡り何も言えなかった。
だが、そんな心配を他所に彼は
「噴射したね〜もう半分なくなっちゃったね!」
「ごめんなさい、炭酸だと思わなくって.......。」
「じゃあこれでもう、ジュースになってるよ〜」
なーんて優しいのだ。私は彼によって、幼少期の固定概念が崩され大人になっていくのだと感じた。
自分、いい母になれそう。
いや、彼がいい父になるのだろう。

そんな将来を勝手にポッポと考えていたが、映画は新たな心情の現実によってそれを破こうとしてきた。
悲しくて悲しくて、終わった後も泣いていた。

疲れと悲しみで、帰り道をあまり覚えてないけど。
唐突に「もう帰るね」
言ってきた彼に、そういうのは苦手だと伝えたのにと思いながら不満タラタラな悲しみに落ちそうになったが、
上手いこと彼はわたしに
「明日も会えるよ」 「明日も、明後日も会えるよ」
と声をかけながら、頭を撫でてくれた。
愛おしく想ってくれているのだと安心し、私はケロッと立ち直った。

そして、今晩も寝落ちした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?