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「レイトン」「ファンタジーライフ」「デカポリス」⋯ついにレベルファイブが動き出した!【ニンテンドーダイレクト2023.2】


修羅の国・福岡に本社をかまえる、ゲーム界の静かなる将軍「レベルファイブ」。

2023年2月のニンテンドーダイレクトは、この会社のソフトなしに語ることはできません!


任天堂に負けないインパクトを!

レベルファイブの話題に入る前に、まずは今回のダイレクト。

・・尽きない任天堂の手札に驚かされました!
2023年になってもロイヤルストレートフラッシュを届けてくれる任天堂、だてに120年前からトランプを作っていません。

Switchの大画面で「メイド イン ワリオ」を遊べる幸せ。

「ピクミン4」、「ゼルダの伝説」のようなビッグタイトルはもちろん。
夢にまで見たゲームボーイアドバンスのサブスク化に、「マリオカート8 デラックス」のアプデには当初の予定になかったはずの新キャラクター(キャサリン)まで・・
そのサービス精神は、いったいどこから来ているのでしょうか。


そんな任天堂に対するは、百戦錬磨のソフトメーカー。

コナミからは、去年はスシローとのコラボが印象的だった「桃太郎電鉄」の新作!
2010年にDSで出た「桃太郎電鉄WORLD」に次ぐ、世界が舞台の桃鉄です。

セガからは「サンバdeアミーゴ」が気になる!
私が調べたところ、2008年以来15年ぶりの新作とのこと。
令和に新作が出るのはサプライズ中のサプライズ、ではないでしょうか。

2012年発売の「リズム怪盗R」に、サンバdeアミーゴをセルフパロディしたステージがありました。
(画像出典:「ニンテンドーeショップ」)


Switch発売から6年、アブラカレイのように脂が乗りまくっている任天堂。
それに負けじと、時空を越えたアイデアをつぎつぎ送り出すソフトメーカー。

そんなゲームソフト戦国時代の今、私がもっとも注目しているのは九州の将です。


レベルファイブ、注目の3作品

いうなればゲーム界の島津家、名をレベルファイブ
「イナズマイレブン」や「妖怪ウォッチ」で時代を作った、福岡市に本社をもつメーカーです。

一時期のレベルファイブはサッカー場「レベルファイブスタジアム」を持っていて、私も小さい頃に何度か行きました。ハーフタイムにイナズマイレブンのCMが流れていたの、よく覚えています。


ところが、ここ数年のレベルファイブは、「メガトン級ムサシ」「妖怪学園Y」といった実験的な新作が続いていました。
そういうチャレンジの積み重ねが次の名作を生む、というのは間違いないと思います。

だけど、レベルファイブと一緒に小さい頃を過ごしてきた私には、ポケモンの座を奪いかけていた往時のブームがそろそろ恋しいんです。この気持ち、誰かにわかってほしい!


そんな中やってきた、2023年3月のダイレクト。
レベルファイブは3本も新作を発表。
これは、新しい時代の幕開けかもしれません・・!!


1本目 レイトン教授と蒸気の新世界

大学教授にして英国紳士、エルシャール・レイトンが主人公の謎解きゲーム。
本シリーズの新作は、Switchでは初となります。

私は3DSの「レイトン教授VS逆転裁判」で初めて遊びました。
どうしても解けないナゾがあって、家族とバーミヤンに行く道中でずっと考えていた思い出があります。

バーミヤン行きの電車で考えていたナゾ。
左の良いネズミ、右の悪いネズミ。それぞれの共通点は・・・?
(「レイトン教授VS逆転裁判」より)


2本目 ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女

3DSの時代にヒットしたシリーズの新作です。

私はまだ遊んだことがありませんが、ゲームジャンルは私の好きな「戦うスローライフ」系。
注目せずにはいられません。

↓「戦うスローライフ」の魅力は、過去の記事でめっちゃ語りました。


3本目 デカポリス

・・・・これ!

いちばん気になっているのは、これです!

PVの最後にレベルファイブのロゴが出てきた時は、目が点になりました。
いつの間にこんな新作を作ってたんですか・・・・!

見たところ、仮想空間を舞台にした捜査パートと、犯人と直接戦うRPGパートに分かれているみたいです。どことなくシティーハンターっぽい世界観にも興味があります。


発表されたのは映像だけなので、いまの時点ではナゾのベールに包まれている「デカポリス」。

推理ゲームとなると、脚本はどんな方になるんでしょうか。
2023年6月にスパイク・チュンソフトから発売予定の、ジャンルが近いゲーム「超探偵事件簿 レインコード」には、衝撃的なシナリオに定評のある小高和剛さんが関わっています。
それに負けない個性、期待しています。


2023年、飛躍の年となるか!?

妖怪「万尾獅子(まんおじし)」
万を持してたくさんの新作を発表した今のレベルファイブに、ピッタリの妖怪だと思いませんか?
(「妖怪ウォッチ2」より)

レベルファイブと言えば、6年ほど前から延期を繰り返している「イナズマイレブン」の新作(タイトル:英雄たちのヴィクトリーロード)も楽しみのひとつ!
いいかげんにそろそろ発売のメドが立つころじゃないかと、私は信じています。

「妖怪ウォッチ」だってアニメや映画が今も続いていますし、いつSwitchに新作をひっ提げて現れるかわかりません。
時期的に初期のファンが大学生になりはじめるので、カムバック需要によるブーム再燃もありえます。

今年から始まる、一般のインフルエンサーを「レベルファイブ公式アンバサダー」として支援する斬新な取り組みも、どんな形で実を結ぶのか注目です。


今の20代が小学生のころ、学校では誰もがレベルファイブ作品の話をしていました。
そんな時代が、ふたたび来るのでしょうか。
2023年2月9日のニンテンドーダイレクトには、その予兆らしきものがあったんじゃないか・・と、私の勘は言っています!

あなたなら今回のダイレクト、どのメーカーの作品に注目しますか?

(おしまい)

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