週刊ビッグコミックスピリッツ 2020年 11号

柏木由紀

表紙と巻頭に柏木由紀、撮影は細居幸次郎。
20回目の登場とのこと。 うち4回はフレンチキス、1回は横山由依との棒組。 
単独では15回と言うことになるが、息の長い人気を保っている事は驚嘆に値する。

細居幸次郎で屋内なので、編集さえしくじらなければ(最近他誌の巻末で酷いのが有った)ハズレようがない。 うまい具合に自然光も入っている。

巻末の福本莉子が透明感を前面に出すのと比べると、そこはそれ年相応な部分はあるのだけれど、作りすぎていない表情が良い。
全体的に「話が早い」感じ。 出し惜しみはしないが、安売りもしない。

衣装は4パターン、表紙と同じものを2ページ2カット。
最後のページ。
ミニ丈、黒地にスパンコール的なものが散りばめられたワンショルダーのパーティードレス的なもの。
膝上までの網タイツで、足元は黒のピンヒール。
今の柏木だからこそサマになる。

欲を言えば、もう少し光は弱くて良かった。
なんだかんだで眩しがり(辛そうな表情にならない仕事師っぷりは良いが)なので、柔らかく回っている2ページ目は、格段に表情が良い。
このあたりはカメラマンの腕ではなく、編集と事務所の頭の古さに起因するものだと思う。
グラビア観のしっかりしている他誌で見たい。

(2020.03.22 記)


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