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出会いを繋ぐ推薦状(#8)(2020.01.23)

押上Wallop放送局の大人向け番組である。
毎回「医師」「弁護士」「社長」が一人ずつ、計3人出演。 自分の知己の「医師」「弁護士」「社長」を推薦してバトンを繋いで行く。

司会はWallop放送局社長の頃末敬、アシスタントに石川野乃花(きゃわふるTORNADO)。
今回の出演は

医師:渡邉功( iこころクリニック 日本橋 院長)
弁護士: 内田和利(こすぎ法律事務所 パートナー弁護士)
社長:岡浩子(IS DESIGN株式会社 代表取締役)。

番組としてとても面白いかと言うとそこまででも無いのだけれど、定点観測の対象として価値があり、足を運んでいる。
(何を観測しているかと言うと、まぁ石川野乃花の進行の巧拙なのであるが。)

頃末敬は談論風発、流れに任せる感じで、特に盛り上げようとか話を拡げようとか、その辺りの能動性は低く、ゲストの話術の巧拙によって番組の面白さが左右されがちだったのだけれど、石川が番組の構成と進行への関与をより深めて来ており、話が上手く転がるようになっていた。

番組の冒頭、前回出演者からの推薦状を読み上げて、今回の出演者を紹介するのだけれど、ここで詰まったり読み間違えたりすると出だしで躓くことになる。
今回は下読みをしてきたらしく、ほぼ及第点。
ちらりと見えた進行台本にも朱を入れていた(蛍光ペンだが)ので、全体の進行まで含めて準備をしているのだと思う。

医師と弁護士は専門がはっきりしているので話を振りやすいが、社長は分野も様々であり、専門に特化した話も振りにくいし、法曹や医学の話題でコメントを求めると専門家には看過しえない発言も出かねない。

ここ数回、女性の社長が続いたこともあり、男性に訊いても角が立たない話題でも、女性にそれを訊ねるのは禁忌に触れかねない場合などで話題が尻すぼみになったり、司会からの話の振り方に危うさが見られたりもしたが、そのあたりも石川が上手く補正しており、アシスタントとして有効に機能していた。

今後も、如何に「社長」に話を振るか、「社長」から話を引き出せるかが鍵になると思う。

次回は2/13(木) 22:00〜
観覧無料(※ドリンク代として500円)

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(2020.01.23 記)

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