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WABISABI ~HAKUAKI presents2man LIVE ~

自らの生活を落ち着かせる必要があり、それまではライブに行くのも控えていたが、漸く目途は付いたので久しぶりに現場へ。
飛行機が欠航するほどの荒天に見舞われた一日であったが、夕方には治まったので、開場待ちで吹き晒される事も無く、無事入場。

平日の浅い時間とあって、開場待ちは数人。 つ離れするかしないかくらいだったのが、開演直前にググッと埋まる。
ガツガツしなくても入れないことは無く、遅れて入っても快適に過ごせる環境にもあるので、客の側にも心理的ゆとりがある。

HAKUAKI

7分ほど押して開演。
今日のライブは HAKUAKI と言うグループの主催で、ベクアステラはゲストと言う事らしいが、この HAKUAKI と言うグループの成り立ちが良く分からない。
公式はTwitterのみ、そのアカウントからはメンバーアカウントや公式サイトへのリンクは無く、そもそも公式サイト的なものは存在すらしないらしい。

一応備忘録的に。

HAKUAKI
@HAKUAKINGDOM

ENJ
@ENJ_HAKUAKI

ANZ
@ANZ_HAKUAKI

MYV
@MYV_HAKUAKI

RAY
@RAY_HAKUAKI

NON
@NON_HAKUAKI

Hackman3.14159265358979323846264
@14Hackman3
(※楽曲制作)

派手髪だったり地雷メイクだったり。
衣装はフィールドグレーの生地を使った軍服のエッセンスを取り入れたもの。
衣装は揃えつつ、仕立てはそれぞれに合わせて。
差し色を入れていたり、そうではなかったり。

ツインボックスのスピーカーは、響く音域・音色と響かない音域・音色が極端なので、楽器の構成までは良く分からないが、歪ませないギターが印象に残った。
曲は音数多め、譜割り細かめな当世風なもの。 ノリ重視ではあったが、きちんと作ってある。

一人お休みだったので、普段とは構成も異なっていたのだと思うが、ユニゾンよりソロパートで繋いでいくことの多い曲の構成に合わせて、
1:4
1:2:1
1:1:1:1
と言う感じの、ソロパート担当者を盛り立てるフォーメーション。

振り付けは個別練習重視で揃える事には拘らないらしく、動き始めと終わりのタイミングや動きの解釈などは4人4様。
それぞれの身体の中には入っているが、常に4通りの解釈が舞台上にある。

3曲やって軽く自己紹介、更に3曲演って終演。
開演は押したが、きっちり30分で降りていた。
このあたりはしっかりしている。

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ベクアステラ

インターバル2分。 オーバーチュアから。
セットリスト。

いつの日にか
煌めく流星群
夢の中で
絶対絶対
夜空の物語
もっとずっと

ほぽ二た月振りに観るベクアステラ。
全体的に垢抜けた感じ、特に五十嵐マイ、華が出て来た。

頑張らなくても出来る事が増えている。
アイドルとして舞台に立った経験の多寡による振り付け練度の差もなだらかになり、全体的な統一感は上がりつつ、それぞれが一定の範囲内で「遊べる」ようになっている。
歌唱も一段上がり、ソロパートでの表情も柔らかくなり、感情も乗っていた。
早瀬さくらは高音の伸びが良く、紬麦みほは語るが如く乗る情感。

天乃さやは、流石と言うか何と言うか。
やらなくてはいけない事をきっちりやった上で、ぎりぎりより少し過剰に余計な事を盛り込みつつ、それでも脱線し過ぎず、戻って来られる。
客席全体を大掴みに見ていて、要所々々で適度な餌遣り。

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特典会は舞台側ベクアステラ、ドリンクカウンター前でHAKUAKI。
ゲストの立て方も含め、予想以上に「ちゃんと」していた。

外に出ると20:40過ぎ。
秋葉原の街は人影もまばら。 早く落ち着きますように。

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(2021.06.04 記)

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