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きゃわふるTORNADO 星空ディスティネーション発売御礼感謝祭 無料公演(2019.10.11)

台風が接近する中、ギリギリの判断で開催が決定。
リリース記念の感謝祭と言う事で、ドリンク代のみで木戸無銭。
いつもは終演後に行う物販と特典会をライブの前後に分散して行い、終了時間を早めていた。
土曜日曜は台風の直撃とその余波で東京開催のアイドルイベントの殆どが流れたので、良い判断だったと思う。
既に雨は振り始めていたが、結構な入り。

前2列は椅子で、その後ろは立ち見。
陰アナの神咲くるみ。「座っているお客さんにぶつからないように」と一と言。
(AKB48劇場で初めて怪我人が出て、救急車が呼ばれたのがそれだった。)
2分押しで開演。

1. Psychology
2. NEVER ENDING STORY
3. SUPER HERO
4. チャンドゥ・チャンドゥ
5. I LOVE YOU. Summer Day
6. オレモレモン
7. GAME
8. ALIVE
9. 星空ディスティネーション

道地文子のショートボブ。 重めにしていて、前髪が時折片目を隠す。
鬼太郎感。

石川野乃花は例に依って執拗に固定されて微動だにしない赤ベレー。
秋らしい。

神咲くるみは何時もの「高めのツインテール」。
パッと見てそれと分かる形を維持しているのは良い。
初見でも顔と名前を一致させやすい。

杏斉ゆかは、弥生時代っぽい髪型(上げ美豆良)。
なんとも形容し難いが、なんとなく似合っている。

宮瀬しおりは台風が来る前にヘアサロンに行ったとかで、黒染にしてしっとりと。
定期的にプロの手を入れているので、安定している。


歌い方にも変化が見られた。
出来ることの種類と幅を拡げるだけでなく、出来るようになってきたことを更に研ぎ澄まし、質を上げている。

宮瀬しおりの高音の伸び。 神咲くるみの中音域の張り。 囁くように優しく歌う道地文子。
荒々しく太く、語るが如く叫ぶが如く歌詞をメロディに乗せる石川野乃花。
感情をはみ出させつつ、破綻はさせない杏斉ゆか。

歌割りとフォーメーションで(それとは分かりにくく)混乱が見られたが、これは6人から5人に修正した頃にも見られた現象なので、逆のことが起こる「良い兆し」かもしれない。

広いステージでのライブも増えたからか、狭い場所での空間の掴み方も上手くなっている。
背中に目が有るかのように、勢い良く後ろに下がりつつも、壁にはぶつからない。

客の側の「盛り上がろう」「楽しもう」とする意欲が裏目に出ることもあり、前回の定期ライブでは、振る舞いに関してメンバーからの苦言と言うかお願いと言うか、そんな場面も見られたが、今回は補正されて来ており、演者も客も気持ちよく盛り上がれる良いライブになった。

客の分母が大きくなっていった時にどうなるかは、その時になってみないと分からないが、現状では無支配無統制でも最低限の秩序は保たれており、それが末永く続くことを、私は願っている。

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(2019.10.16 記)

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