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「SUNDAY GIRLS 」presents 日曜日のイノセンス2.2

午後から水道橋。
駅前の通りを九段方向へ下って神保町試聴室へ。

ルカタマと美彦

神保町試聴室の入っているビル西神田は1962年築。
上の方は天井の低い昭和の雑居ビルだが、1階だけは作業場か何かだったのか、矢鱈天井が高い。
そんなこともあり、冬場は暖房を焚いても寒いので、フード付きのロングコートで登場。

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歌詞チェック用のスマートフォンを譜面台に置いているのだけれど、操作するときに放つ光も美しい。

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オケで何曲か演ってから、関美彦が登場。 ピアノとギターでさらに何曲か。

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例によって、出て来てから何を歌うかを(時に密談を交えて)決める。
松の内が明けたところにクリスマスソングをやったり、いつも乍ら自由。

低音域は甘く粘り、高音域で裏に逃げると澄んでさらりと。
往ったり来たりで鼓膜を翻弄する。

今年はアルバムも出すそうで、そちらも楽しみ。

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ルカタマ
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関美彦
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桐生ちあり

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西ヶ谷源市(ピアノ/キーボード)、that's all folks(ギター)とセットで「桐生ちありトリオ」として。
こちらも実に良かった。

ピアノの時は指を立て気味に強く、キーボードの時は寝かせて滑らかに弾く西ヶ谷源市。
スチール弦のアコースティックギターではなく、ガット(もしくはナイロン)弦のクラシックギターを使うthat's all folk。
どちらも腕は確かだが出しゃばらないのが良い。

12月に発売した1stアルバム『日常』と『生活』のうち、『生活』を収録順に全曲披露。
歌唱難度がかなり高めの曲もあり、歌う前に覚悟を決める儀式的なものも行いつつ、MCで間繋ぎする事もほぼ無く、淡々と歌で繋いで行く。
語尾をキュッと〆るような、松田聖子的な技巧は入れつつ、歌い方そのものは素直で聴きやすい。
決まった振り付けは無さそうだが、曲に合わせてゆらゆら、ふわふわと。

9曲目の「ありがとう」はマイク無し、ギターのみで。

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これで終演かと思いきや、アンコールが掛かり、何を演ろうかと鳩首会議。

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あれこれ準備している中で「関さんに弾いてもらおう」と言う事になり、急遽関美彦が再登場。
that's all folksが色々とひっくり返して楽譜も出てきて、that's all folksのギターを借りて「Late Late Summer」(関美彦 書き下ろしの5thシングルの曲)。
(引きが良くて仕事も出来る裏方としてのthat's all folks)
クラシックギターを弾く関美彦と言うのも初めて見たが、楽器なりの弾き方にはなるようで、いつもより一寸強めな感じに弾きつつ、スチール弦ではないので音は柔らかい。

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桐生ちあり
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西ヶ谷源市
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blog:猫よ、君も見たか。~ニシガヤゲンイチ、かく語りき~
that's all folks
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関美彦が聴きたい人を集めてやる企画である SUNDAY GIRLS 。
今回も当たりだった。 いつも何かしら、新しい出会いや発見がある。

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(2022.01.09 記)


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