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スリジエ候補生@神奈川大和阿波踊り特設ステージ

M大和で番組を持っている縁からか、阿波踊りの特設ステージにスリジエ候補生が出演。
本隊は八景島の水掛け祭りに出演が決まっていたので候補生にお鉢が回ってきたのかもしれないが、今の候補生なら十分務まる。

大きな連の総踊りのあと、イベントステージのトリで30分の枠と言う扱いの良さ。
ラジオで知っていた人も居たと見えて、こちらが気圧されるくらいの鈴なり。

前列中央に大神彩、下手に愛川りらと熊原杏、上手に葉月らむと日向なお。

二列目は下手に山下陽莉と黒咲りあん、上手に吉乃苺香と彩瀬くるみ、三列目に椎名真暉。

候補生になるために、候補生であり続けるために候補生をやっている訳ではないが、候補生を一つのチームとして成り立たせなければならない。
踏み台であり、基盤でもある。 今出来ることを精一杯やることで、矛盾する二つを成り立たせている。
前列の大人組が見せる背中が、二列目三列目を育てる。

相撲でも野球でも、控えや下積みが長かった人が、キャリアの中盤以降で輝くことはままある。
努力は望んだ形で報われないことの方が多いが、全く無駄になることも少ない。
倦まず諦めず。 候補生のそんなところに惹かれる人も多いように思う。

惜しいな、と思ったのは「見せ方」の部分。
盛る方向に頑張りすぎてバランスが崩れていたり、そもそも過剰だったり。
足し算で積んで行くのではなく、総量を決めておいて割り振る方が映えることもあるし、粗を隠したり美点を強調するのも、過ぎれば逆効果になる。

パフォーマンスもまた然り、候補生の魅力は「今を精一杯」にあるのだけれど、これも詰め込みすぎると重くなってしまう。

自分で何でもやらなければならない故の過剰さもあると思うので、互いにやってみて参考にするとか、撮影された写真や動画をチェックするとか、何かしらの工夫が出来れば何かの取っ掛かりになるのではないか。

立ち位置として一番条件の悪かった椎名真暉。
この人が実に面白かった。
最後列、しかも最後列は椎名一人。 

敢えてここに置いた意図は分からないでもなく、腐らないからメンタルの心配も少なくて済むし、下克上オーラを出しているので前に立つ者の刺激にもなる。
前が空いても空かなくても、遠くない未来にドーンと出てくると思う。

(2019.7.29 記)

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