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きゃわふるTORNADO 定期公演 ビッグオニオンつれてくよ〜♡ #40

諸事多端でライブにも足を運べない間に宮瀬しおりの脱退が発表され、あたふたしているうちに年が明けてしまった。
宮瀬と別所のインフルエンザ罹患で年始のライブ出演が飛んだこともあり、きゃわふるTORNADOの宮瀬しおりとしてのライブは残り二回。
今回が定期公演としては最後の出演になる。

新年最初のライブになるが、前の枠の番組も今日が最後の出演になる人が居たりで、建物全体が目出度くもあり、目出度くもない感じ。

開場待ちのロビーも湿っぽく・・・まではなく、最後を見届けようと足を運んだ久しぶりの客もちらほら。
送り出すためのアレコレを企画遂行する人々は大わらわで、このワイワイガヤガヤが救いになっていた。

開場すると、例に依って前2列は椅子だが、今回は少なめ。 予約のクリック合戦で頑張った余録で椅子にありつく。

客入れで新旧取り混ぜていろいろな曲が掛かる中、"Butterfly"。
好きな曲なのだけれど、6人で演るところにはもうお目にかかれないかもしれない。

20:09 影アナ(道地文子)
例に依ってざっくりと。
途中、別所佳恋が茶々入れ。 口三味線で「春の海」。

ほぼ定時に開演。

1. NEVER ENDING STORY
2. Silent Voice
3. 夏恋ノスタルジー
4. 恋したもん勝ち
5. ツキミツドキ
6. 撮可のうた〜SEASON 1〜
7. きゃわふるTORNADO
8. ALIVE

最近あまりやらない曲や夏の曲は、歌割りやフォーメーションの組み換えを後回しに出来る曲なのかもしれないなどと穿った見方をしつつ、懐かしい曲は懐かしい曲なりに楽しく。
因みに"恋したもん勝ち"は歌い出し宮瀬。 この「ハラハラ感」も、もう味わえない。

そして"Butterfly"は矢張りやらない。 金返せ!!、・・・。いや、いいです。

自己紹介は今年の抱負。
年初に「今年は怪我や病気をしない」とツイッターに書いた直後にインフルエンザに罹った別所佳恋。
「今年は怪我をしない」に修正。
宮瀬しおりは、自分が持ち込んだインフルエンザで家中寝込んだとのこと。

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別所佳恋は怪我による長期休養の影響を払拭。 動きにも切れが戻り、きっちり絞ってきている。

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石川野乃花は引っ張って強く太く出した歌声の迫力が増していた。
ふと、鼻濁音が出せているのに気付く。

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神咲くるみは、自分に掛けた「カワイイの魔法」の効果を最後まで切らさず。 華やかさを維持。

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杏斉ゆか。 強くも柔らかくも歌えて、強く激しく歌った影響を歌割りに残さない。 更に「質」を上げている。

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道地文子。 基礎の基礎、躰に覚え込ませた動きの美しさ。 考えなくても出来ることを増やすことで、何か有った時に臨機応変の対応が出来ている。

宮瀬しおりは、今日も「求められる宮瀬しおり」であった。
わかりやすく可愛らしく、可愛らしさに寄り掛からず甘えず、動きには切れと華がある。
ふわりと何かに触れるような柔らかい動きに目を瞠る。 そう、これこれ。
感極まりそうな場面は、舌を出して誤魔化して正体を現さない。
目を潤ませつつも決壊はさせず、声を震わせる場面はありつつも詰まらせず。
最後まで笑顔で。

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宮瀬しおりにとっては最後の定期公演だったのだけれど、それに絡めた演出が無いどころか、MCでも一切触れずに進行。
初見の客においてけ堀を食らわさない、湿っぽいところを見せない、グループとしての強い意志が感じられた。
ホームではあるけれど、ホームに甘えない。

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遣り切ろうとする宮瀬、その先へ進もうとする5人。
仲違いをしたようなギスギス感も、商売上の馴れ合いも感じさせず、いつも以上にいつものように進行する中で交差する「何か」。
「仕方がない」では割り切れないのだけれど、「仕方がない」以外に言葉が見つからないもどかしさ。

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きゃわふるTORNADOとしての宮瀬しおりの時計は1月12日で止まってしまうが、きゃわふるTORNADOの時計はそれからも時を刻み続ける。 

Show must go on. 
であり
The dogs bark, but the caravan goes on.
であり。

特典会の宮瀬列はロビーから階段まで続く狂騒、2周したら終バスを逃してしまい、友人の車で帰宅。

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(2020.01.10 記)

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