きゃわふるTORNADO「星空ディスティネーション」発売記念ミニライブ@ららぽーと磐田(2019.10.20 )
量を捌いて見かけ上の知名度を上げることに拘泥せず、広く知って貰う事を主眼にしたリリースイベント。
今回は別所佳恋の地元のショッピングモールでの開催。
前日までに降った雨と台風だった低気圧の齎した熱帯の空気の影響で、10月の末にしては蒸し暑い位の陽気。
雲は残ったが晴れ間も見られた。
会場は ららぽーと磐田 の南側屋外にあるグリーンステージ。
ガラス張りのフードコートから見える場所に有るため、イベントが始まり「何かやっている雰囲気」が醸されると人が集まってくる。
このあたり「生歌」である事が大きい。
CDとほぼ同じ質で、より臨場感をもって聴こえる杏斉ゆかの歌声。 これが利いている。
東京を含めた各地から遠征してきた客、別所佳恋の一族郎党・眷属や旧知の人々がステージで起こっていることに呼応することで起こる。
「賑わい」
なにか楽しそうなこと、ただ事ではない何かが起こっている雰囲気に誘われて、フードコートからも買い物客が出てくる。
ご両親の人徳もあると思うが、地元での別所佳恋の浸透ぶりには驚いた。
同級生と思しき人々を含め、一家で来ているお客さんなど引きも切らず。
一見してそれと分かる「アイドルのファン」ではない人が多いと、一般の買い物客も安心して集まってくる。
宮瀬しおり
子供に強い。 子供も反応するし、子供への反応も手厚い。
石川野乃花
写真展、映画、5人から6人に戻ったことによるレッスン、etc...諸事多端だと思うが、その辺りはおくびにも出さずに通常営業。
杏斉ゆか
音源並みの質の歌声に、生ならではの臨場感を乗せてくる。 強い。
神咲くるみ
何時何処に居てもそれと分かる、形としての個性の示し方。
グループに華を与える。
道地文子
何をやっても絵になってしまう。
誰がどう撮っても絵になってしまうので、却って難しい。
別所佳恋
ほんの一週間前に怪我から復帰したばかりだとは、知らない人には分からなかったと思う。
それだけみっちり叩き込んできたのだと思うが、反面「またまだこんなものではない」。
現時点での最良を積み重ねて、過去最高も更新することを期待させる出来では有った。
一部、二部とも、なかなかの盛況。 CDも入荷していた分は完売していた。
マイクのトラブルなど、細かいところではいろいろありつつ、何が起こっても動じない図太さはあるので大過なく終演。
二部からは陽も差してきて、特典会が終わる頃には南の空に虹。
(2019.10.22 記)
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