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ベクアステラお披露目公演「The First Star EXTRA」 2部

9月5日のお披露目公演は50名限定。
入れなかった人も多かったということで、翌週に会場をTAKE OFF 7に変えての追加公演。
今回は定員45名での2回廻し。

1部は「(5日に)入れなかった人を優先してほしい」とのことで、2部のみ予約。
両部とも早々に満枠となっていたので、滑り出しとしては上々。

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それぞれに紆余曲折を経てこのグループにいる現在があり、レッスンもライブもやりにくい状況を過ごして来た。
今舞台に立てている喜び、ライブが出来ている喜びが迸る。

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既発表曲3曲に加え、「いつの日にか」がお披露目。
レッスンをしている姿などを見て書かれた曲との事。
今までのところ、鍵盤屋の手癖の利いた曲が多く、私の耳には好ましく響いている。
エレピの音が駆け巡る部分が星の煌めきを思わせる「夜空の物語」は初期の代表曲になると思う。
(そして、みんな大好き「四つ打ち」でもある。)

MCの仕切りや段取りなどには課題も見えたが、このあたりは得手不得手に合わせて役割分担を決めても良いように思える。
(「なんとかする力」があるのは見て取れた。)

30分の尺で4曲なので、話す時間も多く取られているのだけれど、4人それぞれに言葉のつむぎ方や語り口が異なるのも面白い。

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kanamiは配信で鍛えられた状況や心情を的確に言葉にする技術があり、単位時間内に話す単語が多い。

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五十嵐マイは短い言葉で間を操ってくる。 聞く側が釣り込まれるようなタイミングで言葉を発する。

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天乃さやの独自の言語感覚で紡がれ、口から発せられた言葉は謎の説得力を持ち、なんだかよくわからなくても納得してしまう。

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早瀬さくらは言葉に詰まってしまったり、感情が溢れてしまうこともあり、言い回しや慣用句が間違ってることもあるが、思ったことや感じたことを言葉にしようとすることをないがしろにせず、きちんと向き合っているので言葉に嘘やごまかしが無い。

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話している時のマイクの持ち方、マイクを持っていない手の置き方。
話を聞いている時のマイクの持ち方、マイクを持っていない手の置き方。

対バンライブなどでも、しばらくは持ち時間が短く、歌って踊るだけで終わってしまうことが多いと思うが、このあたりの面白い個性も伝わってほしい。

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特典会では、「アイドルのライブに来るのは初めてで」などと言う声も聞かれた。
それぞれに「前史」があり、さまざまな背景をもったお客さんが集まっている。
濃淡はありつつも、特典会列が極端に偏ることもなく、4人の異なる個性を楽しむ人が多いように見受けられた。

いまのところは、それぞれが、それぞれの楽しみ方を出来ているようでもあり、グループのコンセプトでもある「心がナチュラルに戻る 存在」、安らげる現場にはなっていると思う。

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(2020.09.13記)






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