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ドレス着て写真撮った話2〜打合せ・ドレス試着編

これは、私がソロウェディングとしてドレスを着て写真撮った実録である。
前回はこちら

打合せのために来店

前回の記事にて予約した日にスタジオ訪問。

この日は、プランの内容確認と金額内訳、写真スタジオの内覧やドレスを並べてあるフロア見学だった。
大まかな概要はフォトスタジオ公式サイトで確認が出来るが、改めての説明や疑問点の解消・当日こういうスタジオ、雰囲気の場所で撮影しますよという案内がメイン。

このフォトスタジオでは、平日でのソロウェディングのプランだとおよそ18000円。その内訳が、アクセサリーやグローブやドレス下に着るボディファンデーションのレンタル、メイク・ヘアメイクとドレス着用、45分での撮影とワンカット写真データプレゼントである。(土日祝も対応可だが、料金が多少値上がりする)
それから七五三のような写真アルバムとして1枚から写真購入可能だが、1枚が5500円〜。
これとは別にランクアップして、メイク・撮影もありプラスして15枚の写真を選んでしっかりした写真集のようにしてお届けセットが70000円でかなりお釣りがくるプランもある。

これは撮影を終えた後だから言えるけれど、雰囲気が出るのと写真集みたいに格好つくのとテンション上がるしお得なのは70000円でお釣りがくるプランかもしれない。本の装丁も、七五三や卒業式の前撮りアルバムとは違う漆喰っぽい質感で雰囲気出るため。それと、他のフォトスタジオでのソロウェディングプランの料金はかなりピンキリなので、倍くらいする価格帯もあるなかで、かなりお得だと思う。このプランの打合せの日に、撮影の日に着るドレスの試着日と撮影本番日を予約する。

秋ど真ん中といえど、他プランで予約している枠もあるので思いの外予約の時間枠が結構埋まっていたが、すんなり決定。

ドレス試着日


10月半ばにとうとうドレス試着日がきた。

試着するのと同時に当日着用するレンタルのボディファンデーションのサイズも決まる。(体型やカップによってフィットするようにサイズもみてくれる)私がこの時試着したのは4点のドレス。
1から3着目までは白のウエディングドレス。4着目はカラードレスにした。

いざ試着

1着目は、ドレスの後ろの裾が長く、また付属品でドレスの腰から後ろに付けられる長いトレーン(バッスル?)と、ショールが上から肩に巻けるデザイン。バッスルが付け外し出来るので、ものすごく華やかにもなるし雰囲気をこのドレスだけで変えられる。

「尾長鶏みたいに後ろ長いと華やかになりそ……めっちゃ綺麗〜〜!誰!?私〜!」

口では言わなかったし、思うだけに留めた。試着でただ着ただけなのに、ものすごく一気に華やかでテンションが超上がる!なにこれ!楽しい!!もう既にこれで良いんじゃないかな!?1着目から最高では!とテンションや自分に対しての肯定感爆上がりである。


レポとはいえ、モノクロにしています。


2着目は、コットン素材で出来た刺繍やレースのドレスである。腰回りにくるっと銀のビジューの意匠がベルトのようについているので、シンプルな中にもスタイルをきれいに魅せてくれる。1着目がサテン生地のようなので、2着目は天然素材ゆえにホワイトではあるがイエローみがかかる柔らかな白である。
どちらかというとドレープで盛るよりも、素材からくる柔らかさとレースや刺繍のあしらいによる異なった華やかさがあった。

「ドレス変わるだけでこんなにも変わるんだ……!どうしよう、迷ってきた……!こちらもいい!」

いろんな方向で確認用に試着写真をスタッフさんが撮ってくれたが、マスク越しでも分かるちょっとにやけ顔であった。それくらい楽しいのだ。

こちらが2着目

3着目は、サテン生地でも後ろに一列大きめのくるみボタンがあるだけでひらひらドレープもないシンプルなドレス。先程までの2着は、スタッフさんがチョイスしてくれたが、この3着目は私が選んだものだ。

選んだ理由が、私の趣味が観劇で人生で一番最初に見たミュージカル『MAMMA MIA!』(劇団四季版)のヒロイン、ソフィが舞台上で着用するドレスに近いデザインだったから。そういえば、私がソロウェディング撮りたいともう一度思ったきっかけがさらにある。コロナ禍でクローズした劇場や作品が、20年6月にやっと劇団四季が『MAMMA MIA!』を上演し、こちらを観たからもある。ソフィのようになりたいわけではないが、ソフィのようなドレスを着ても良いだろう。
ソフィのようなシンプルなドレスを着た時は、ちょっとした夢が叶った瞬間だった。すごく幸せだった。

ソフィのドレスみたいだなと思って選んだ3着目

白いウエディングドレスの試着を終え、残りはカラードレス


4着目はカラードレス。色がつくだけで一気に鮮やかである。
ドレスが並べられた部屋を見学したが、その部屋にあるドレスの多くはビビッドなカラーが多かった。宝塚歌劇団のレビューに出てきそうな鮮やかな赤や、ディズニープリンセスのようなカラフルなドレスも中にはあるが、パステルカラーの柔らかい色合いのカラードレスもあった。
私が試着したのは、淡い黄色を下地に、ベビーブルーのチュール生地が全体に広がる色合いで、腰のあたりに花のコサージュのようなあしらいがつけられたものだった。背中がリボンで編み上げられている部分があるので、編み上げデザイン好きな人には刺さりそう!

「舞台映えしそうなパキッとカラーや、推しカラーを纏うのもいいけどこういう柔らかめの色合いのドレス好きだ……!」


noteレポ用に色味少しだけ加工しています。


ちなみに試着している間、スタッフさんも「先程よりも素材が柔らかいので雰囲気変わりますね!」「シンプルだからこそシルエットの美しさが際立ちますね!」「○○(本名)さんの優しい雰囲気が合うと思ったんですよ!」とかなり声かけてくださって、かなりテンション上がるのと自己肯定感がウルトラソウルしてしまう。いやいや、スタッフさんのチョイスや、気遣いやセンスに優しさが素晴らしいんですよ……!対応もかなり良くして頂けて、着換えや用意も大変だと思うのにありがたい限りです。

4着試着し、私はどのドレスを着ることになったのか。この続きは撮影本番レポに続く。

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