佐藤 詠(さとう よむ)
20代前半頃までの気持ち。 tumblerに記載していたものを引っ越ししてきたものです
2022年の振り返りで終わろうと思ってたんだけど、続きがあって。 【1月】 ・体調が優れないな、いつもとなんか違うなと検査し陽性判定。妊娠の可能性浮上。こどもいてもいいかもね、の話から若干1ヶ月。早くない、、、?と戸惑う ・ ・ ・ ということで、9月に出産予定になりそうです。 この出来事に対してもまたひとやまふたやまも感情の波をくぐり抜けてきたわけなんですが、妊娠発覚から今に至るまでの心境の変化や出来事などはまた改めて記録しようと思います。 センシティブな内容だろうと
2022年の振り返り、1月11日に更新するつもりで約3ヶ月経っている、、 少しずつ記憶が遠くなってあまり覚えていないところも増えてきているけど、忘れないうちに記憶しておきたくて更新する。。 単に過去の記憶を思い出すのが億劫なだけだったんだろうけど、、 【8月】 ・やっと落ち着いたので失業保険の手続きをしにいく。配偶者の転勤による離職が正当な理由のある自己都合退職となり、7日間の待機期間の後すぐに給付されることを知る ・あいかわらず気持ちは闇の中におり、早朝や夜の散歩 ・ピッ
2022年は怒涛の一年だった。 【1月】 ・始めての弘前市の冬の大本気を感じる ・寒すぎて毎日怒りながら仕事をする ・雪が多すぎてバス300m進むのに30分かかる(仕事は大遅刻) ・仕事を辞める時期を思い悩む 【2月】 ・必要最低限の人数を切った状態での店舗運営に頭がパンクする ・仕事中のエスケープが増える ・電話がくる ・ずっと悩んでいたことを親友に相談する ・大雪の中5.4キロ歩いて帰る(約1時間半) ・モルカーを始める 【3月】 ・ずっと瀕死状態 ・目の前の仕事を
そんな土地に私は住んでいる。 同じ東北の中でこんなに違いがあるなんて思っていなかった。そのことに気がついたのはこの土地に住んで3年くらい経った頃だった。 仕事の都合で住む場所を転々としている私には帰りたい、住みたい場所がある。 生まれ育った場所ではない。私は子供の頃から親の仕事の都合で転校が多かったため地元と呼べる地元はあまりないように感じる。 5年前、これも仕事の関係で1年半だけ住んだ土地がとても肌に合い呼吸がしやすいと思った。夏には街中に七夕飾りを飾るその土地が。 最
飴を買う時にラムネ味をすすんで選んだことはない。 なんなら飴を食べようとも思わない。 物事をもっとシンプルに考えられたらいい。 私は彼が好きで、彼は私が好き。これだけで十分なはずだった。 私たち夫婦は結婚6年目、交際期間を含めると10年の付き合いになる。共働きで子どもはおらず、経験値的にはまだまだひよっこ夫婦かもしれない。 我々夫婦には結婚式も新婚旅行も、出産もなにもなく、周りはなぜ結婚したのだろうと疑問に思うだろう。収入も各々が自分を養えるだけのものがある。 最近は夫
電話をすれば、意志が揺らぐ。 声を聞くと、心が動く。 昨日の深夜、パートナーに話を聞いてもらい自分の心が決まったのに。 別の人に話を聞いてもらうとそしてまた気持ちが揺らいでしまう。どこにいるかより誰といるかの方が大事なはずなのに。いや、どこにいるかも誰といるかも同じくらい大事なのだろう。 人には、育った環境によるそれぞれの季節感があると思う。 東北の盆地で生まれ育った私にとっては、桜は4月中旬に咲くものだし運動会は秋にやる。 東京では桜が満開の中卒業式をするようだし、四国
電話するから待っててね、 午前0時前、そう言われてずっと待っているけれど、電話は鳴らないし連絡もこない。 きっとあと2時間は連絡は来ないのだろう。 私たちはただの友達で、それ以上でもそれ以下でもない。律儀に待っていることなどないのだ、さっさと寝てしまえばいいのはわかっている。 それでも、起きて待ってるね、と言ってしまった自分に対する責任感、そして約束したのだからきっと電話をかけてくれるだろうという期待。 こんな気持ちになるのは22歳までで終わりにしたはずだった。もうすぐ私は
変わりたいけど変われない、という使い古された言い回しがやっと身に染みた。 私も変われない。変わりたいと常に思っている。だのに変わらない。 こんな気持ちを歌っていたのだな。
期待すると、無意識のうちにだめだった時のことを考えて苦しくなるから期待しない。 期待できない身体になってしまった。 しあわせはいつまでも続かないと思っているし想いは届かないと思って生きてきた。 だからこんな私のことを無条件で愛してくれて受け入れてくれるあの人のことを大切にしなければいけないと思う。 大切にできればいいなと思うのです。 しあわせを受け入れること、相手を大切にすること、これは技術がないとできないことだ。
美しい人が綺麗なのは、つよいからだろう。 愛する人を信じて、自分を裏切らない心。 誘惑があった時に、それになびかない心。 揺らいだり流れされたりするのは簡単なことでしょう。 揺らいだり流されたりしてしまう側の人間にとっては、芯を強く持つことが難しいけれど、美しい人たちにとってはそれはきっと他愛もないことなのかもしれない。 彼女、彼らだってきっと自分に自信があるわけじゃないんだろうけど、愛を信じて立っている。 それは先天的なものだけではなく、毎日の心がけの積み重ねでてきてい
私たちはいつから、自分の気持ちを言葉にするのをやめてしまうのだろう。 かつては、10代の後半から20代の前半まで、自分の気持ちに動きがある毎に、それがどんなに小さくても言葉で文章に表していた。 そしてそれが積み重なって、ひとつの物語が出来ていくと思っていた。 それがいまではもう、言葉に出すことが少なくなってきた。 自分の中から言葉を外に出すことによって引き起こされる影響を、あまりに神経質に考えてしまう。 結果、自分の言葉で誰かを傷付けるのならばと当たり障りのないことばかりを並
自分の中身が空っぽなように感じるのは、本当に何も入っていないから。 自分のことは自分では気付けない。空っぽだったと感じるその経験たちも、他人からみれば私だけの経験なはずなのに、自分では価値のないものだと感じてしまう。 家族との関わりや、パートナーや友人との関係を絶ったとしてもあまり孤独を感じない。 そう思うのは、心のどこかに欠陥があるからなんだろう。もしかしたら孤独を感じていのかもしれない。だがしかしそれを自分のこととして受け止めていないんだろう。感情を飛ばす能力に長けている
良いことも、たくさんあったはずなのに 悪い事ばかり覚えてしまうんだよな。 日々の生活の中で、 それらは溶けていってしまう。 だから、キラキラ輝くその日々を 忘れないようにピンキーリングを買った。
きっと、自分が望んでいる場所にはいけるようになっている。 「離婚て、どうやってするんだろう」 私がその話をした時、波瑠は泣いていた。 私と波瑠と夫は、大学の同期で同じサークルに所属していた。 「あんなにふたり、お似合いだったのに……」 波瑠はそう言ってくれたけど、いまいち私にはピンとこなかった。 私と彼は大学2年の頃から付き合っていて、付き合って7年目に結婚をした。お互い面倒くさがりで、結婚式は挙げなかった。 付き合っている間も結婚してからも、いちどもケンカをし
「いいんですよ」 私をおぶったまま、モリカゲさんは春の夜に溶けそうな声で言った。 「えっ?」 葉っぱたちが、私とモリカゲさんの会話に耳を澄ます。 「だから、後悔しないなんて、ありえないんです。 ああしてあげればよかった、あの時あんなことを言わなければよかった、ってね。ボクも、ずっと思ってましたから。 でも、ある日気づいたんですよ。 気づいたっていうか、娘に教わったんです。 失くしたものを追い求めるより、今、手のひらに残っているものを大事にすればいいんだって。」 『ツバキ文具店
「離婚て、どうやってするんだろう」 そう友人の里美から相談を受けた時、私は何も言うことができなかった。 「え、あんた離婚するの?」 私の口から出たのはただの間抜けな質問だった。 私と里美は大学の時からの友人で、社会人になってからも月に一度はごはんを食べに行ったり、お互いに結婚してからは年に1回は旅行をするような関係である。 里美の旦那さんは、私と里美と同じ大学の同期で、二人は大学3年の頃から付き合っていてそのまま社会人3年目くらいで結婚したように記憶している。 そん