2022ニセコクラシック 年代別25位 Top+13:37

○レース


スタートからしばらくは地に足が着いていない感覚だったけど、辛い感じは無かったので割と落ち着いてパノラマラインまで。

入り口の急勾配でペースアップ、この強度で30分は無理だな…と心が折れかかったけど「ここまで来ていつもみたいに諦めて、何も得ず帰るのか!?」と心の中の松岡修造がスイッチを切り替えてくれ、しばらくしたら緩勾配になってペースで進む。

パノラマライン終盤、KOMの1〜2分手前で隣の人が落車。こちらに前輪が投げ出され、反応出来なかったけど少しぶつかる程度で済み安堵。しかし先頭は既にペースアップしておりダッシュして飛びつく。


パノラマラインの長い下りは最高にスリリングで面白い。コーナーはバチクソに下手クソだったけど、DT會仕込みのエアロフォームで踏まずに追いつけたので安心して下れた。


70㎞地点から116㎞地点までは長い長い平坦。下りで冷えた脚がピクついていたので、なるべく脚を使わず胸の位置にある重心をそのままペダルに乗せ、コーナーの立ち上がりや短い登りをシッティングでクリアしていく。

この平坦区間は緊張感がありつつもどことなく平和で、北海道の景色も相まって独特な雰囲気。パノラマラインを集団でこなし、150㎞ロードレースの8割を先頭集団で過ごすなんて、少し前の自分には想像できなかった。りゅーじさんにコーチングを受け始めてから8ヶ月、考えて乗り込んだ8ヶ月。きっと1日も無駄じゃ無かったぞ。ゴールはまだ先だが喜べ自分。


116㎞地点からは終盤の局面、三段登り。自分の実力的に1段目が鬼門と思っていたが、やはり3分ほどで縦長に伸びた集団から徐々に離されオールアウト。切り替えて落ちてきた人・上がってきた人達の小集団について行こうとするけど4倍が出ない。この前の200㎞走よりkj的には少ないのにパワー出ないのはなぜ???


慌ててフラスクのジェルを追加摂取し、1段目の下りで休んだら回復したので、そこから登り4倍ペース走。前にも追いつかず、後ろから誰も来ずで残り30㎞をTT。最後はグリコーゲン不足で痛くなった脚に鞭打ってダンシングオールアウト。疲労と少し不甲斐なくて顔上げられん。


ゴール後、しばらくして腹痛になりトイレへGO!ボトルが大きいからパラチノース増量したり、マグオン摂り過ぎたのが原因か?糖分が上手く消化吸収されてない感じ。タラレバだけど補給が上手くいっていれば千切れたポイントでもう少し残れたかもしれない。


次回は先頭に残りたい。またニセコで走るのをモチベーションに積んでいくぞ

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