ホロライブ6期生『holoX』の感想

すでに一ヶ月経過してるのですごい今更なのですが、感じたこと、考えたことなどを、まぁつらつらとでも。あくまで全体的な感想がメインです。

まぁまずは、デビューおめでとうございます。              個人的に4人グループも有りだと思っていたので「でもやっぱ5人かぁ」といった感じ。もちろん5人グループも良いものです。5人ってただ並んだだけの画像でもセンターが居てリズムも作れるのでキマってて好きですから。「じゃあなんで4人グループ?」って話なんですが、一般的にパーティーゲームの参加上限は4人が多いんですよね。『マリオパーティ』とか『遊び大全51』とか。そこあたりを意識したきっかけが、4・5期生のタイミング。4期生は桐生ココがニンテンドー機に触れていなかったため、5期生は魔乃アロエが即卒業したため、4・5期生内でのパーティゲーム4人コラボ枠をギクシャクせずに行えてたんですよね。そういった認識もあって「4人グループも有りだよな」と思っていた次第です。

しかしまぁ、ホロライブJPとしてみた場合、ホント久々の加入でしたね。 3期生と4期生の間が5ヶ月、5期生との間が7ヶ月ときて、6期生とは15ヶ月。倍率も1200倍となかなかに狂っていたそうで…、ホロライブの注目度の大きさを感じる次第。おかげで6期生の初配信もなかなかのものでした。


というわけで初配信の話。まず初配信の前に登録者数10万超え、初配信の同時視聴者数15万前後、と数字だけで見てもすごかったですね。5期生で初配信前に登録者数10万を超えたのは獅白ぼたんのみでしたし、発表から初配信までの間隔も合わせて考えれば「本当に伸びてるんだなぁ」と感じる次第。数字以外で注目した点は「初配信にも関わらず、気合の入ったOP・ED、配信画面を用意していた点」と「歌ってみたを用意していた点」でしょうか。

最近のホロライブだけを見ていると勘違いしてしまいますが、初配信でそこまで準備する余裕って普通はないんですよね。本人が技術持ちだったり自腹で委託しない限り簡素な初配信になるのが一般的で、それこそ2期生や3期生の頃の初配信は本当に簡素なものでした。そういった視点で見ると6期生の初配信は、気合入ってると言うかお安くないわけです。それがカバーからの支度金なのか本人の自腹なのかは分かりませんが、「投資に見合うリターンがある」と判断されたのは確かです。そう判断できるだけの信頼、期待感があるのも今のホロライブの強みだと感じる次第。


また、ちょうど記事を書いてる途中に情報を見かけて驚かされのですが、すでに6期生の正月衣装の実装が決定していた点にも感心させられました。衣装見直しのため正月衣装が先送りになっていた桃鈴ねねを一人にしない意図がメインだと思いますが、やはりデビュー一ヶ月で新衣装というインパクトは凄まじかったです。タイミング的にも6期生の収益化が通る前から発注していたのは確実なので、カバー側の意気込みを感じる次第です。


では最後に、この一ヶ月の6期生の雑感を、登録者数順にぽつぽつと。  正直登録者数の伸び方に関しては予想通りかな、といった感じですかね? まず、多くのリスナーにとって配信は娯楽コンテンツに位置づけられます。そうなってくると喜怒哀楽が分かりやすいほうが好まれる傾向になります。つまり、「落ち着きのある配信者はキャッチーではない」わけですから… 順序をつけるならこの二人が抜きん出るかな、といった感じでしょうか。

一番伸びたのがHoloXの掃除屋(インターン)、逆花叉クロヱ。             舌っ足らずな可愛らしい声に反して「字が下手、汚部屋、風呂は週イチ」などの弄りやすいスキがあるのが伸びた理由かな、と。幅のある歌声も特徴。ロングスリーパーということもあり配信数は一番控えめ。

次に伸びているのがHoloXの総帥、ラプラス・ダークネス。           所謂クソガキ系で多属性。イキリはしゃぐが真面目トークもする、かと思えばASMRでオギャる。山田ネタもあり視聴者的にも非常に絡みやすい。『神っぽいな』の歌みた動画がブン回り、チャンネル総再生で1位を獲得。

次に伸びているのはholoXの頭脳、博衣こより。            朝活ラジオやASMRなど、幅広い時間帯で配信中。配信企画にも積極的で、長時間配信や複数回行動もこなす配信モンスター。賢いけれどPONも多く、脳内ピンク以降ははっちゃけた言動も増えたため、絡みやすさも増えた。

ほぼ同位で伸びたのがholoXの用心棒、風真いろは。            Vtuberには珍しいアスリート型。フィジカルつよつよ、ホラーはよわよわ。キレず怒鳴らず、前向きで朗らかな光属性。裏を返せば撮れ高に乏しいため伸び悩みそうな印象。ただし沈むこともなさそう。マイクラ配信に期待大。

最も伸びが控えめだったのがholoXの女幹部、鷹嶺ルイ。             控えめ(37万人)なので伸び悩んでいるわけではない。ホラーが大の苦手で『OUTLAST』はある意味伝説。ほぼ毎日ショート動画を上げている、前向きで努力家なギャグ好きお姉さん。コメントとのプロレスも多く絡みやすい。


ここまでお読みくださりありがとうございました。皆様も良いお年を。