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静心のあれそれのーと:第4回「アイドルマスター シャイニーカラーズ」

 こんにちは、静心と申します。
 今回は『アイドルマスター シャイニーカラーズ(以下シャニマス)』についてと、三峰結華さん【W.I.N.G.編】について、感想を書かせて頂きます。 シナリオのネタバレがありますので、ご注意ください。

私とアイドルマスター

 2020年に15周年を迎えた『アイドルマスター(以下アイマス)』シリーズ。色々あって現在のレベルまでハマりましたが、ハマるまでが少々長いので別記事を書きました。

 アイマスシリーズはどのブランドも(恐らく)、プレイヤーがプロデューサーという立場として、アイドルと直接関わるようになっています。今までもアイドルコンテンツにハマったことはありましたが、そういう描かれ方をするものを初めてやったので、最初は戸惑いました。

 シャニマスを始めたきっかけはいくつかありますが、始めてから「シャニマスって噂に違わず本当に凄いな!?」と思った点が色々ありました。

シャニマスのススメ

イラストが凄い
 色々な人から語られていると思いますが、イラストが本当に凄い。キャラクターイラストが使われているようなゲームで見たことの無い構図や、色味のイラストが沢山出てきます。手持ちのカードを眺めているだけでも楽しいです。

アニメーションが凄い
 カードイラストが動くことを知らなかったので、初めてガシャでp-SSR(シャニマスにはプロデュースカード(pカード)とサポートカード(sカード)があります)の演出を見た時、本当に驚きました。アニメじゃん!!!!

 ガシャの演出が本当に凄くて、『運命の出会いガシャ』という、何度も引き直しができるガシャを2時間近く引いていました。

 また、それらの演出だけでなく立ち絵も沢山動きます。まばたきや口パクだけでなく、メガネを上げたりアイマスクを外したり……。

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コミュ(シナリオ)が凄い
 シャニマスは読み物としても無茶苦茶面白いです。シナリオイベントについては特に方々で語られていますが、今回お話する『W.I.N.G.』のシナリオも、胸を打つものがありました。シャニマスのプロデューサーとアイドルの方々が二人三脚で優勝へ努力する様は、歯応えのあるゲーム性に立ち向かうモチベーションになりました。

 コミュ内ではアイドルの方々の人間性が見える訳ですが、(私の見識が狭いだけでしょうけど)あまり見かけないような生々しさを感じます。私の見かけるシャニマスファンの方々の多くが、アイドルの方々の人格を凄く尊重しているように感じるのは、そういうリアルな人間性の描写によるものなんだろうと思います。


 私はW.I.N.G.優勝まで計5回挑戦しました。完全に初見のゲームではなかったとはいえ、想像以上に苦戦し、その中で三峰結華さんのいじらしさ、一生懸命な所を知りました。もう初優勝から3ヶ月近く経ちますが、そこまでの道のりは今でもよく覚えています。

W.I.N.G.優勝までの道のりと三峰さんのこと

 初心者ミッションに従って、p-Rカードの三峰さんと共に頑張っていました。優勝までの4回の挑戦は、三峰さんに申し訳ない気持ちでとても悔しかったです。色々なコミュで三峰さんのことを知る度、ゲーム攻略が下手なせいで優勝できないことがもどかしく思いました。

 4回の中でも特に印象深かったのは、3回目に挑戦した時のW.I.N.G.決勝敗退です。この時、『思い出アピール』という強いアピール(目押しもやりやすい)を非常に重要なタイミングで失敗してしまい、そのせいで優勝を逃すという経験をしました。そこで失敗しなければ絶対優勝できていたはずといいうこともあり、画面の前で三峰さんへマジの謝罪をしました。
 この経験が今でも頭に残っており、思い出アピールをする時に深呼吸をしてからするようにしています。

 優勝できた時は本当に嬉しくて、三峰さんが「こんないい夢見てたら起きた時にショックで大変なことになるってば……!」「夢じゃないんだね。現実、なんだぁ……」と感慨深げに話していた時は、沢山頷いて画面越しにお祝いしていました。


 W.I.N.G.編の三峰さんを通じて、彼女の距離感の測り方って凄いなと思いました。プロデューサーのことを「Pたん」と呼んだりするものの、褒められたらそれに乗り切れず茶化す態度を取ったり、プロデューサーが謝れば三峰さんも謝ったり、「三峰は演技派だから」と言って素直な感情をそのまま伝えようとしない所とか……。現実にいそうな気難しさ。
 直接口に出さない為に反対のことを言う時と、素直な感情を言った上で「これは嘘ですよ」的なこと言う時があって。でもプロデューサーは少しずつ心の動きを読み取れるようになっているんですよね。W.I.N.G.編一本の中で、確実に信頼関係が生まれている……。

 公式HP『自由奔放で掴みどころのないサブカル系眼鏡女子』と書かれている通り確かに明るい人ではあるんですが、心の芯を掴ませないようにひらりとかわす動きにドキリとしていました。
 所謂真面目キャラの記号としての眼鏡女子では無いと、外見や話しぶりからすぐに判断することができるのも凄いなと思います。

 でも三峰さんは非常に真面目な人で、それは少し話しているうちにすぐ気付くことのできる魅力なんですよね。頑張りすぎてプロデューサーに怒られたりもしてましたし……。

 私は何度も敗北コミュを読んでしまっていますが、どのコミュでも失敗を悔しがったり反省するだけでなく、それを糧にすぐ次へ進もうと行動しています。プロデューサーに謝る隙を与えない行動力……。オーディションに合格してテレビに出演しても、反省点を見つけてどんどん良くなろうとする向上心に溢れています。
 自分がアイドルオタクであるからこそ、ファンに求められていることや自分が求めていたことを理解していて、それに答えられるように一生懸命努力している三峰さんのことを本当に尊敬しています。

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W.I.N.G.編共通コミュ『覚めない夢のその先で』より


 それでも私はまだ彼女の断片しか分かってないんだろうなと思います。W.I.N.G.編以外の大きなシナリオも全部読めてないですし、あの有名な『NOT≠EQUALノットイコール』も読んでないですし……。
 それはまだ彼女のことを知る余地があるということですから。でも三峰さんが嫌な思いをしないように、私はまだ湖面を眺めるだけに留めておきたいです。

終わりに

 今回は三峰さんのことだけ話していますが、他にも黛冬優子さんのW.I.N.G.編シナリオでボロボロ泣いた話とか、初めて自分で見たサポートコミュの『娘・娘・金・魚』で衝撃を受けた話とか、初めて見たシナリオイベントが『OO-ct. ──ノー・カラット』だったせいで「これがシャニマス……」と思った話とか。

 まだ全員のプロデュースもできていないので、ゆっくりじっくり進めていきたいと思います。皆さんのことを知るのが楽しみですね!
 ご覧いただきありがとうございました。静心でした。

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