4. 愛?

丈くんのオタクをやっている。

たまにジャニオタをオタクと呼ぶな、ファンと呼べみたいな風潮があるけれど、私は自分のことをファンだと思っていない。そんな綺麗なものではないし、執念で追いかけているのでどちらかというとオタクという表現の方が近い気がする。

丈くんのことをとても応援しているけど、この感情を表す正しい言葉を未だに知らない。応援当初はもう少しリアコ…?的な感情があった気がする。松竹座に入る前はドキドキしたし、「もしクラスメイトだったら」「後輩だったら」なんて妄想もした。でも最近はまったくそんな感情はなく、ただただプレーンに応援している。

Jr.大賞の結果が発表された時、フォロワーの大吾担さんが 愛を込めて花束を(Superfly)を聞いて号泣していた。大吾くんも、Jr.大賞の順位を愛と呼んでいて、これが愛なのか?と思う。

約束したとおりあなたと
ここに来られて本当に良かったわ
この込み上がる気持ちが 愛じゃないなら
何が愛かわからないほど

愛をこめて花束を 大袈裟だけど受け取って
理由なんて訊かないでよね
今だけすべて忘れて 笑わないで受けとめて
照れていないで

確かに、Jr.大賞を書き続けている間に持っているあの焦燥感は愛なのかもしれない。愛?でも丈くんを愛しているか、と言われるとなんだかそれも違う気がしている。

四年ほど前から言っているのは、丈くんは私の戦友で、背中合わせで戦っている気分なのだ。そっち側は任せた、と、こっち側は任せて、と、戦場を一緒に駆け巡っている気持ちなのだ。だから私はこっちの精一杯を尽くす。あなたが精一杯じゃない、というか弱気なことを言ったら怒るし、私がそうだったら叱ってほしい。そうやって高め合っていきたいと思っている。

だから丈くんが挨拶で「そばにいてください」と言ってくれると嬉しい。そばにいるよ、これからも戦うよ、と思う。でも、もしかするとこれからは、背中合わせじゃなくて一緒に隣で景色を見ていくのもいいのかもしれない。

手を取り合って、なんて気恥ずかしいし、丈くんにしてほしいことなんて「売れてほしい」しかない。私のことなんて認識しなくていいし、知らないままでいい。別にあなたに恋をしたいなんて思わない。

ただ、私の気持ちだけはいつだって肯定していてほしい。オタクでいることを許してほしい。あなたのことを執念を持って、支えたいのだ。なんだろう…パトロン????

守りたい、守られたいではないし。

認めて…はほしいかな。丈くんのオタクだって。

お願い事はしてほしい、叶えるし。

だからいいのだ。わからない、まだわからないけど、多分わからなくてい。わからなくてもついていくし。


追記:

そのあとダラダラと考え続け、やっと一つの答えが出たきがする。私は民衆で、丈くんは革命の先導者である。同じ目的を持って戦っていて、ゴールは丈くんが示してくれる。私は彼のために戦うし、そのために命をかけることも厭わない。私の死体が壁を越える足がかりになるなら、それで良いのだ。それが本望なのだ。

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