オジサンが語るデュエマの想い出(2024/05/24)

小学生の頃、デュエルマスターズにハマっていた。

周りの友達もハマっていたし、私自身とてもハマっていました。

最初期の私は主に「赤」のカードを使っていて、理由は一刻も早く相手のシールドを割りたいからで、

6回殴れば勝ちなんだ。とにかく早く相手を倒したい。ブロッカーや大型モンスターが出てこないうちに。

マナ加速?手札補充?護りを固める?そんな暇はない。

とにかくシールドを割るのが楽しかった。

1マナか2マナのモンスターを並べて、とにかくブン殴る。

相手のシールドが割れてなくなるのが楽しい。もう少し…もう少しでトドメだ。

そう思った矢先に私は気がつく、手札がない。

自分の盤面を見て気がつく、傷だらけのモンスターがチラホラいるだけ。

相手の盤面を見て気がつく、強そうなモンスターが並んでいる。

そして、相手の手札が多いことに愕然として、私は逆転された。

シールドは破壊したら手札になるというシステムを小学生の私は軽視していたが為に起きた悲劇。

低マナのモンスターをアホみたいに並べただけでは勝てない設計になっていることに驚いたのは良い想い出です。

じゃあ、どうすれば良いのか?マナ加速しよう。マナを加速しながら攻めよう。「緑」はその手のカードが多いから「緑」を入れれば良い。

マナが多くなれば、パワーの高いモンスターが出せる。そうすればブロッカーにブロックされても力負けしないし、場持ちが良くなる。

しかしこれでも友達には勝てなかった。

もう少しの所で自分の手札が0枚になる。手札があれば負けない。

そう思って「青」のカードを投入してみた。「青」はドロー出来るカードが多い。

アクアハルカスやエナジー・ライトを投入して、デッキからカードを引いてみたら良いんじゃないか?

そう思って色々とデッキに詰め込むと40枚を超えてしまった。

デュエマはデッキ枚数は40枚と定められているので調整しなければならない。調整している内に「赤」のカードがデッキから消える。

これが理想かもと意気込んで友達と戦ったら負けた。友達の「赤」を主軸にしたデッキの速攻性に負けた。

友達は「赤」と「青」のデッキ。速さの「赤」をドローソースなどが豊富な「青」でサポートしているデッキ。

あまり強くないんじゃないか?と思っていた「赤」に負けたことで、デッキから「緑」の量が減り、「赤」を再投入した。

ここでデュエマのマナのルールにブチ当たった。

マナというのは分かりやすく言えばカードを出すためのエンジンで、毎ターン1枚だけ手札から場に出せる。それを消費してモンスターやら呪文やらを出す。

例えば1マナの「赤」カードを出したいときには、場に出した「赤」のマナを1消費しないと出せない。同じ色のマナが無ければ、いくらマナがあっても使えないというルール。

このときの私のデッキは「赤」と「緑」と「青」の3色で、調整が甘くてバランスが悪く、事故率が高くなることもシバシバ。

あの色の呪文が使いたいのに、同色のマナがないから使えない。という事が度々起こった。

色々とデッキの調整をしていく内に分けが分からなくなり、気がついたら「赤」一色のデッキに戻ってくる。

機神装甲ヴァルボーグを手に入れたことが原点回帰の大きなキッカケでした。

ヴァルボーグは強くてカッコよく、只でさえ苛烈だった速攻性をより加速させて頂いたし、

1マナでパワー6000以下のブロッカーを破壊できるシールドトリガーの火炎流星弾にも助けられた。

シールドが破壊された際に、そのカードがシールドトリガーだった場合、マナを支払わずにその場で発動できる類いのカードで、このトリガーに一喜一憂したのを覚えている。

トリガーが発動しまくる相手にキレて、自分もトリガーを豊富に入れたが余り上手くは行かなかった。

デッキに一枚しか入っていない強いシールドトリガーを発動させられたときは友達は喜び、私はキレていたし、逆もまた然りで、それが楽しかった記憶があります。

そんな楽しかったデュエマも、いつの間にか仲間内で遊ばなくなり、私のいたコミュニティではブームも去ってしまったんですが、あのときの想い出は今でも大切なものです。

簡単そうに見えて全然簡単じゃなかったデュエルマスターズ。あれは面白いゲームでした。

今のデュエマはカード種類の増えて、何だか難しそうに思えて復帰に尻込みしていますが、今でも時々、You Tubeの動画なんか見て「派手だな〜、面白そうだな〜」と思っています。

ちなみにサバイバー、タップトリガー、ターボラッシュ、ウェーブストライカー辺りまでは知っているんですが、彼らはまだ元気なのでしょうか?

シータ・トゥレイトさん、ジャガルザーちゃん、ニンジャパンプキンくんとか元気でやっていますか?

何だか彼らに会いたくなってきたので、近々また遊んでみるのも良いのかも知れません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?