弱いのにオンリーワンを目指したがる(2024/08/21)

この前、ポケモンSVの仲間大会に参加したんです。

その大会のルールはホウエン地方のポケモンの内、1匹だけ手持ちに入れて戦う1on1というルールでした。

面白そうだったので参加を決意し、早速考察をはじめます。

まず脅威となりえそうなのが、強力なパラメーターを持つボーマンダとメタグロスとラティアス&アティオス。

そして、命中率100%の催眠技【キノコのほうし】を扱えるキノガッサ。

滅びの歌を使えるチルット、チルタリス、ルリリ。この辺りだと考察し、

それらを満遍なく相手に出来そうなポケモンは何か?を考えた結果、私はヤルキモノを選択しました。は?なんで?

ボーマンダとメタグロスにはカウンターで一撃。

特性のやるきで眠らず、滅びの歌は地獄突きで対策し、搦手をしてくる相手にはアンコールで対策し、

強力な特殊アタッカーの攻撃も何とか一撃耐えて、返しのじたばたで倒す。我ながら完璧だと思いました。

配分は以下の通りです↓

ヤルキモノ。

特性やるき。

持ち物、進化の輝石。

テラスタイプ、ゴースト。

性格いじっぱり。

努力値配分は、AD252振り。余りS。

カウンター、じたばた、地獄突き、アンコール。

といった感じ。

結構自信がありました。勝てるんじゃないかと思っていました。

しかし、その淡い期待は即、打ち砕かれます。

相手のボーマンダがダブルウィングしてくると、返しのカウンターで倒せない。

相手の龍テラス発動ラティオスの龍星群を耐えられない。

補助技をアンコールして、コチラが一方的に攻撃できる状況になっても決定力不足で逆転されることがあった。

キノガッサが全然いない。チルタリスを含む滅び勢ともマッチングしないという、から回ってしまった事前考察。

結果、100人くらい参加者がいた大会で半分より下の順位で終えるという不甲斐ない結果になりました。

思い返してみると、私はいつもこんな感じなんですよね。

実力がないのに奇をてらいたがるんです。

なんだよ。ヤルキモノってさ?大人しく素のパラメータが高いポケモン使ってれば良いじゃん。なんでムズいことをしようとするの?

それらはきっと、心の何処かで言い訳したいからなんじゃないかと思っています。

わざと少しスペックの低いものを使って、負けたら「まぁ、コイツのスペックちょっと低いし…」って自分を慰めなければ正気でいられない。

そして少し良い成績だったときは「自分が考えた奇襲で勝った」と過剰に誇示する。

今回の仲間大会の結果は、そんな自分の勝負師としての未熟さが招いた当然の帰結だったのだろうと思っています。

今後も恐らく、私はこの過ちを繰り返し続けてしまうのだろうなと何となく予感しつつ、少しでもこの悪癖と向き合う強さを蓄えられれば良いなと思いながら精進していこうと思いました。

いやいやいやいやいやいやいやいや…おかしいよ。おかしい。しみったれすぎ。おかしいよオマエ。本当におかしい。

なんだお前?全国大会目指してんのか?目指してねぇよな?趣味だよね?それ?じゃあ伸び伸びやれば良いじゃん。

別に良いじゃん。奇をてらったって。俺つえームーブ目指したって良いじゃん。お前はソレが原動力なんだろ?ソレでしか頑張れないんだろ?ソレが一番楽しいんだろ?だったらソコ楽しめよ。

なに自分を否定してんの?誰を気取ってんだ?お前なりの全力でプレイングしたし、反則も迷惑行為もしてないじゃん。何を落ち込む必要がある?いつまでも染みったれてんじゃないよ。それが一番ダサいよ。お前は武道家じゃないし、プロゲーマーでもないの。ただの夢見がちなオジサンなのよ。変に高い意識を持つな。

ただの夢見がちなオジサンは、取り敢えず無謀な夢を描きながらハッピーにパッパラパーに色々取り組んどけ。無駄に凹むんじゃない。分かった?…よし、落ち着いたな。

一々簡単に落ち込んでたら心が持たねぇぞ?全くよ…お前が反省すべき点はただ1つ。♀のヤルキモノにカルアミルクっていう面白くないし、弄りづらい意味不明なニックネームをつけたことくらいだから。

なんだよ?カルアミルクってよ?ゾワゾワするんだよマジで。お前は二度と名付けるな。

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