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【note162枚目】東洋ショー劇場へ行ってきた27

 けっこう時間が経ったけど、8頭東洋に行った話。感想noteを書くタイミングをこのくらいのスト客生活で悩むようになる。まわりが見えてくるようになったから余計にかな?

4番目 黒城レイさん
 初乗り、しかもロングでのご出演だった様子。場内に入って、座席についてぱっと姿を見上げた時に「あれ?(中条)彩乃さん乗る週やったっけ?」と錯覚してしまうくらいご自身の雰囲気がよく似ていて、しかもちょうどオリジナルは彩乃さんの演目をパフォーマンスされているところだったからびっくりした。きっと関西でも人気が出るんだろうなあ。

5番目 白鳥すわんさん
 私は聞いていたのですよ。何やら寿司がすごいらしいと。寿司…?寿司がすごいってなんだ…?

 すわん寿司強烈だった……ウワァ……すごーい!美しい!と、いやよく考えると何これ!?が絶妙な味わい。トンチキを最大限の美へ変換する芸当、あまりにずるい。おもしろすぎる。あとやっぱりバレエが経歴にある踊り子さんの身体は筋肉のハリと弾力が違う感じがする。あとすわんさんのみならず、しっかりバレエをやり込んできた経歴がある踊り子さん特有の、そのポーズ切る時の脚の位置そんなところになるんや……そのポーズからそのポーズに移れるんや(しかもさらに高く上がる脚)って何回見ても驚いちゃって、結果バカの感想になる。どうしてその1曲目のパフォーマンスからおもろい寿司になってしまうのか。構成までうまい。楽しい演目、本当にごちそうさまでした。ステ写の🦐すわんさん可愛すぎて即購入した。

 こんなに通ってるのにいまだに羽織持ってくるのを忘れる。冷房の導線を読んでの座席選び、結構むずい。

1番目 涼宮ましろさん
 川越ゆいさんからの演目をパフォーマンスされていたけど、ほぼオリジナルなのでは…?と感じるくらい自分のものにされているように堂々と、しかも水かけタイムもあってかなり愉快な演目で見ていてとても楽しかった。所属の劇場が違っても踊り子さん同士の交流が見えるところ、めっちゃ好き。

2番目 伊藤紅蘭さん
 新作の『喪黒福蘭』この演目にも驚いた。燦燦と輝く眩しい笑顔がトレードマークな彼女が、うっすら妖しい笑みを浮かべながらダークなテイストの演目を演じ切る。

 ぬるっと心の隙間を埋められる。油断しているとするっと絡めとられてしまう。立ち上がりのスーツを基調とした衣装から暗転したり、捌けたりすることなくステージが進んでいくから少しずつ「見えて」くる。見え始めてきたところからふとさっきまでの緊張が緩和されて、最後にキュッと締めて絡めとられる。そんな印象だった。

3番目 赤西涼さん
 たしか小倉でも見た夏祭りの演目。出し物でお客さんを巻き込んで、結果が振るわなくても参加賞を手渡しているところに優しさを感じる。しかも、お客さんが出し物にいそしんでいる間も「がんばれ♡がんばれ♡」ってポーズを切りながら応援してる様子がめちゃくちゃチャーミング。季節演目っていいよね…。

 ちょうど赤西涼さんの出番の時に、後ろに座っていた中国人かな?の男女が耳に入る音量で会話し始めて困った。ああいう場合はどうするのがいいのか今でも悩んでいる。演目中はスタッフさんを呼ぶのもちょっと難しいし。
 客層の裾野が広がったり、グローバルにストリップを目にされるのは業界的に良いことなのかもしれないけど、普通の客としては、郷に入って郷に従うどころか倣おうともしない物体の存在は、人種国籍問わず迷惑だなあと思っているのです。どうすればいいんでしょうね。