【note86枚目】東洋ショー劇場へ行ってきた 2
行くなら今日しかねえ!!!!!
と、仕事中にもこもこ、むくむくっとやっぱり行きてえ!どうしても気になる!今日を逃したらもう会えないかもしれない!!!ウワァアアアアアアア!!!という一種のトランス状態に陥って勇み足ではるばる来たわよ東洋ショー劇場。
前は市バスでどんぶらことやってきたけども、JRで来ると出口すぐに案内板があってわかりやすい。ナビアプリを使いながらさまよった前回とはひと味もふた味も違うぜ私。案内板に沿って歩くとなんとも飲んべえ心をくすぐられるお店が軒を連ねていて、誘惑をかわしながらなんとか到着。駅降りてから心情がうるさすぎましたな。すまんやで
この日最後の回という事もあってか、大盛況でした。前は平日の1回目だったもんなぁ。女性客もちらほらといらっしゃって、前よりはいくらか心細くない。まぁ……私は1人で来てるんですけど。勝手に勇気をもらっていました。
1番目 松本ななさん
「好きです」を伝えたい女の子の表現があまりに素晴らしすぎた。誰かを好き!!っていうウキウキや、でも勇気が出ない…ああ、また言えなかった…というもどかしさに胸がキュっとする素敵な演目。あの手紙はたぶん、消しては書き、また消して。何重にも想いを重ねたお手紙なんだと思う。ずっと結んでいた髪を解いて、瞳を隔てていたメガネをはずして踏み出す大きな一歩を見届けた時、ホッとしてうるっときました。全体的にキュートでハッピーなんだけど、思い悩むウェットな表情や突然くるポージングにハッッッ!!??とさせられました。
2番目 木葉ちひろさん
7月結に入ってからツイッターをよく拝見していて、今回用意した演目についての呟きを読めば読むほど、どんな演目なのか、私は彼女の演目を見た時にどう思うだろうか…という興味が尽きなかった。どうしても行きたくなったのは彼女がいたからだった。目深に覆った漆黒は思い悩み、雨に打たれ、苦しむ。光を求めて手探りにでも前へ進もうとする1曲目。2曲目では雨が止み、陽の光をたっぷり浴びる空に反射する虹を表したような色鮮やかなお召し物で飛び跳ねる姿がとても美しかった。3曲目は白。光そのものであるような眩しくて、神々しい舞………だけど、座席にいても伝わる盆での躍動は、飛び跳ねるよりももっと静か。だけど力強い「鼓動」を感じて、涙が溢れた。自身を覆っていたもの、遮るもの、全てを取り払って表現するその「鼓動」を見て、感じた時に気づいたら泣いていた。つぅ……って流れるどころじゃない。号泣。今日来て良かった、頑張って仕事して良かった、いやいや、生きてて良かったとさえ感じられた演目でした。ここまで書いてて改めて、早替え早替えの連続で大変じゃなかろうか??と思う。めちゃくちゃに泣いた後のオープンショーで、めちゃくちゃ聞き覚えのあるイントロが流れてきて動揺した(笑)ちゃんと公式の振り付けで楽しんだけど、そんなオタクは私しかいなかった。あと初めてお心付けを渡せた。もっとちゃんとした封筒を常日頃から用意しておこうと心に誓った。
3番目 中条彩乃さん
存在感と魅せ方が段違いに良すぎる。ステージに出てきた瞬間自分色に染め上げてしまう人はこういう人の事なんだろうなと思った。ゲロマブな夏のチャンネー(死語からの死語)だった。中条さんがビールのポスターやってたらめちゃくちゃ生中頼むと思う。演目の小道具はタオルだったけど、私にはビールが並々注がれたジョッキが見えた。とてつもなく眩しくてエネルギッシュな、夏!夏!夏!!という清涼感とほんの少しのエロさを感じる演目。敢えて着替え姿を背中で見せるところがエロすぎた。めちゃくちゃグッときた。何より「音に乗る、作り上げた空気を纏う」という表現者の姿はこういう事なのかもしれないと圧倒されたステージでした。
デジは木葉ちひろさんのところへ。「あなたに会いにきました」と伝えられて良かった。キモオタ頑張った。中条彩乃さんはめっちゃチャキチャキしてる粋なお姉ちゃんって感じでした。好きになっちゃうな。松本ななさんはパンダさん🐼ころころしてる愛らしさでやっぱり好きになっちゃうな………。3人揃ってのオープンショーでは曲が鳴り響くなかなぜかけん玉。なんでなん…??あとここでもMVの振り付けやってるのは私しかいなかった模様。誰チョイス?盛り上がるに決まってるやんずっこいわ
4番目 小宮山せりなさん
舞台セットに何やら時間がかかっていて、いざ始まったらステージ上には謎の輪っか。あれは一体……?など考えるのも束の間、ゴージャスな着付けに身を包んだせりなさんがステージところ狭しと舞い踊る。重そうな衣装でなぜそんな軽やかにダンス出来るのか…。使っている音楽も相まってとにかくダイナミック。せりなさん自体が美しい夕陽となって客席を輝かせているような、でも客席のみんな美しい夕陽から目が離せない。衣装の至る所から現れる小道具を活かした舞がとにかく見事。たくさん着込まれた衣装を時にはお客を巻き込んで少しずつ解いていく演出が素晴らしくて、気づいたら最後の1枚に。なんというか…神に捧げる奉納舞台のような雄大さと美しさでした。そして輪っかを駆使して魅せるダンスがすごかった。ポールダンスを輪っかにしたようなイメージ。夕陽が沈み、月が登ったような宙を舞うせりなさんの美しさったら言葉を失う。力強い、なのに美しい。
5番目 星崎琴音さん
出てきた瞬間、西洋画として描かれた美人なのか?と思うほどの美貌に目を奪われました。クールな美貌とアンバランスのフリフリな衣装とのコントラストに動揺した。そういう揺さぶりも演出なんだろうか?と思ったけどたぶん違う。曲調が静かになって、衣装がシンプルになった時に心が跳ね上がった。この人は絶対こっちの方がいい。正直なところ、先に出た人たちとは柔らかさに欠けている気がして、フリフリな時は「うーん…」としっくりこなかった。クールでウェットな曲調に変わった途端に掴まれる感覚があって、もっと見たいと思った。不思議だね…。
はい!!!ここまで書きながらビール2本開けました。美しい身体を見て私も頑張ろうと思ったしりから何やっとるんだ。でも飲みたかってん!
当たり前なんですけども、前に観に行ったとはまっっっつつつたくの別物で、回によっても全く別物なのだろうなって思うとストリップはまさしく一期一会。その一瞬はもう訪れない貴重で永遠の一瞬なんだなと改めて感じました。当たり前の事を新鮮に感じる。思い切って仕事終わりに行ってよかった!
と、同時に。仕事終わりで全然間に合うならこれからも行けるやん?という手応えを感じた今日でした。言うよりも生むがやすしきよし。