古賀コン５とその前後の話など

　という訳で、古賀コン５が終わりましたね。お疲れさまです。みんな面白かったですね。すごいなあって思いました。
　で、その古賀コン５の周辺の話が出来ればなあと思って来たんですけども、はい。ちょっと時間空きましたけども。でも、あれなんです。ちょっとまだパンパンの状態で、はい。ようやく時間がとれたというか、本当だったら私だって、ある方みたいに、古賀コン５の結果発表が終わったらすぐにこういうの書いて投げたかったんですけども、とてもじゃないけど、ちょっとその時はパンパンで。はい。パンパンパンの状態で。はい。
　それまでの私は、
「いくらパンパンでも、まあ、何かしら書く事は、まあ出来るだろう」
　なんて舐めた事、舐め腐った事を思ってましたけども、今後は改めます。「書けない。パンパンすぎて。出来ない。全然出来ない。うわあー、出来ない」
「ほんの少しだけ余裕が欲しい。それが無いと、余裕が無いと出来ない」
「出来ない出来ない出来ない出来ない出来ない出来ないうわあああー」
　ってなってました。今回。表面的じゃないよ。内部で。ナインスゲートの冒頭の植物状態のコレクターみたいな感じだったんで。私。あの時、表面は、何というか、眼に光が無い、表情も無い。ただの屍のようだ。みたいな感じだったんですけども、内部で、うああああああってなってて。嵐が来てて。嵐の海の小舟みたいになってて。はい。その内部が表層まで上がってきてたら包丁を振り回してる様な感じ。危なかったんです。ぐらっぐらの状態で。揺れる揺れる。手すりも背も預けらない状態で、足場がぐらぐらしている感じ。
　Ｔｗｉｔｔｅｒじゃねえや、Ｘとかでもね、参加できなかった―みたいなのってあるじゃないですか。古賀コンだけじゃなくて、他の時とかにもさ。ああいうの本当にあるね。あるある。だから今後はそういうのを見ても、慈しむ気持ちになると思います。はい。

　という訳で、古賀コン５の話なんですけども、開催をいつだったかな。一週間くらい前でしたっけね？　なんかＸで見たんです。開催するよーみたいなの。でも、その時がもうＭＡＸに体調、メンタルが悪くて。パンパンすぎて。表情筋は既に死んでました。少なくとも。先に逝ってました。

　で、テーマがほら、第一座右の銘だって言うから。何だそれってなって。で、もう今回は不参加だなって思ってたんです。あの時。あの時の死んだ私。死んでた私。古賀コンには三回目から参加してて、毎回賑やかしも含めて、話を投げつける場所だったのになー。今はどう考えても出来ないと思うんだよなー。頭が働かない。何も考えられない。何をする気も起きない。辛い。

　本も読めない。みたいな感じだったので、まあ、それなりに追い詰められていたのだと思います。窮鼠。猫を噛まないタイプの窮鼠。新しい本が読めない状態でした。頭に入ってこないんです。ジェフリー・ディーヴァーのソウル・コレクター読みたいのに読めないよーっていう感じで。でも一回読んだことある本は読めました。話の流れがわかってた。なんとなく。だからじゃないかなと思います。

　そんな中で、浅田次郎さんの五郎治殿御始末を読むんです。kindleで。昔一回読んだことあるんです。その中に入ってる柘榴坂の仇討は映画も観たし。ただまあ、それ以外は何も覚えてない状態というか。昔読んだ時だってあんまりわからなかったと思うんですけども、とにかく読むんです。電車を待ってる時とか、ホームとか。バス待ってる時とか。

　そしたら泣いちゃって。うん。泣いちゃって。全部泣いちゃって。椿寺までも箱館証文も西を向く侍も遠い筒音も柘榴坂の仇討も五郎治殿御始末も泣いちゃって。泣いちゃったんです。柘榴坂の時なんてすごい泣いちゃって。全部泣いちゃったんです。話自体は何一つ覚えてませんでした。ただ、遠い筒音のちょっとした部分を覚えていただけでした。とにかくすごい泣いちゃって。で、まあ、涙活ですよねきっと。

　それでちょっと、なんか書きたい気持ちが湧いて。で、とにかく書きたくても、なんか書けなかった事を破滅派さんとnoteにそれぞれ一個ずつ書いたんです。時間かかりました。破滅派さんに一時間タイムスリップした事を書いて、noteに不義理の事を書いて。

　そしたらまあ、汚い話って言うか、あれですけども、便秘で出てなかったのが出て、ちょっと気持ちに余裕が出たみたいな、なんか少し楽になったんですね。ちょっと隙間が出来たって言うか。池袋駅東口で言えば南池袋一丁目の交差点までなんとか行ったっていう感じ。池袋駅東口はいつも大体人が溢れかえっていて、私は毎回うわあああってなりそうになります。人がいすぎて自由に歩けないんです。前の人のペースに合わせないといけません。パンダとか月の石とか見に行ってる感じじゃないですかね。でも、南池袋一丁目迄行くともう大丈夫です。そっからは空きます。なんとかなります。で、ある朝、ふとその南池袋一丁目にある東通って言う通りを見たんですね。そこに人が凄く吸い込まれて行くように入っていくのを見て。うああ、あの通り掃除機みたーいって思ったんです。で、その先に何があるんだろうなって。思ってグーグルマップで調べたら、雑司ヶ谷霊園があるって出てきて。

　で、雑司ヶ谷霊園って大きいんですね。とても。新宿の新宿御苑みたいな感じ。新宿と言えば新宿御苑が大好きな私。池袋、じゃないかもしれないけど、池袋はそれくらいの大きさ、規模で、雑司ヶ谷霊園があるのかあ。一回行ってみたいなあ。って思って。で、そっからまたパンパンになりながら生活して、で、雑司ヶ谷霊園行ったんです。縁もゆかりも無いんですけども、でも、行ったんです。雑司ヶ谷霊園。二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎みたいな気持ちで行ったんです。二時間だけのバカンスみたいな気持ちで。死者を舐め腐ってるとかじゃないですよ。うちも父が死んでますし、でも、その時に葬儀の雰囲気とか、手順とか、火葬場の雰囲気とか、葬儀やったら初七日もやるとか、御墓とか、そういうのっていいなって思って。ええ。
　池袋駅東口と雑司ヶ谷霊園どっちが好きって聞かれたら、雑司ヶ谷霊園って言います。９０対１０で雑司ヶ谷霊園って言います。１０は池袋駅東口にも御世話になってますからね。だからまあ、０は悪いのでね。
　で、雑司ヶ谷霊園を歩いて、ちょっと父を偲びながら、まあ歩いてみて、そしたらまあ、素敵、って言ったら駄目か。なんかいいんですよ。雰囲気が。静かだし。人もあんまりいないし。荘厳としてるって言うのかな。で、斎場も見て。

　どこに永井荷風の墓があるのか、夏目漱石の墓があるのかとかは知らないです。ただ、とにかく墓石って言っても色々な形があるんだなあって思ったりして。そしたらまあ、また少し余裕が出来たというか。気持ちにゆとりが生まれて。

　そんで家に帰って、お酒飲んでぐっすり寝て。で、起きて、朝方、一時間、二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎をリピッて聞きながら、破滅派さんにアーネストを古賀コンのタグをつけて投げましたよね。はい。良かったです。書けて、あと古賀コンに参加出来て。

　ええ。良かったです。

　今回もありがとうございました。皆様お疲れさまでございました。また次の機会もよろしくお願いいたします。

　ちょっと待って。

　それにしては暗くない？　アーネストって。

　いや、書いたらあんな感じになったんだもん。知らないよ。
　ちなみに今回破滅派さんに投げたのは、こないだの合評会に行けなかったからです。だからまあ、申し訳ないなって言うのがあって、で、破滅派さんのコンテンツを一つですが増やさせていただければなあって思って。
　でもまあ、思った以上に暗くなったのはやっぱり破滅派さんのフィルターじゃないかと思います。私が勝手に設定してるだけなんですけども。破滅派さんはそういうのOKというか、私の中で。ああいうのでもOK。noteはちょっと違うかも知れないなあ。今思うと。だから、まあ、そういうわけです。はい。

　あと、アーネストを書いた後もまだ不調でした。まだまだ不調でした。合評会の時の話のキャプション画像から不調でしたから、アーネストだって不調だったのわかるじゃないですか。灰色の画面に、ホーストダンスって書いただけなんだから。それでもギリでした。他に考えられませんでした。タイトルも、キャプション画像も。ホーストダンスって書いた理由は、
「アーネストってだけでヘミングウェイの事ってわかられるかもしれない」
って思ったからです。アーネスト・ホーストは皆さんご存じ、格闘家の方です。キックボクサーですかね。格闘技に詳しくないのでよく知りません。

　体調がよくなったのは、メガネの話を書いてnoteに投げた後くらいです。不思議なんです。これを書いたら不思議なほど元気になってきて。テンションが上がってきたんです。アンタッチャブルの漫才に、みちまよの人に親切が出来るかどうかって言うのがありますけども、その中でザキヤマさんが言います。
「なんだか知らないけど、急にテンション上がってきたあ！」
　的な事を、ああいう感じで。テンションが上がってきまして。
　その結果、アフタヌーン書けました。アーネストの頃はまだまだ表情筋が逝ってましたけども、アフタヌーンの頃はもう、にやにやしながら書いてました。はい。

　という訳で、今回もなんとか無事に、アーネストと、賑やかし二つと、書けましたねえ。良かったですー。ホントに。

　あと、前回の古賀コンの時、ユイニコールの名前間違いの件を次のネタにしますーって書いたんですが、それを忘れたんで、それに関しては次の機会に書ければなと思います。
　お疲れさまでした。今回こちらからは以上です