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9人の翻訳家 囚われたベストセラー

予期せぬ感染症の蔓延。会食はなし、仕事・打ち合わせは基本リモートの日々。
生活環境・価値観が大きく変わってしまったこの2年でしたね。
映画館にも行けず、夜は自宅呑みしながら、もっぱらアマゾンプライムな日々でしたが、サブスクだけでは中々良い映画には出会えませんね。(見た後に後悔すること、しばしば)
そんな中ですが、いつものように期待せず見た「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」が、とても面白かったので覚え書きしときます。

以前投稿した「ガーンジー島の読書会の秘密」に続いて読書絡みなのは偶然なんですが、こちらはスリリングなサスペンスもの。(スリラー映画となっていますね、、)
世界的ベストセラーの続編を完全隔離で9人の翻訳家に翻訳をさせるところから話は始まるのですが、小説の一部が出版を前に流出、謎の脅迫者の出現し物語は深刻な事態へ。犯人はこの9人の中にいるのか?
冒頭の火事のシーンなど、断片的に時間軸を行ったり来たりと、実に巧妙なストーリ展開に脱帽でした。最後は「ええ!」と言う結末ですよ、いやほんと。

007のオルガ・キュリレンコ、マトリックスにも出てたランベールウィルソン、ジョン・ウィックのリカルドスカマルチョなど魅力的なキャスティング。そんな中、物語の軸となる人物役アレックス・ロウザー。え、誰?って感じでしたが、ええ味出してます。
個人的にはリチャード・ギア主演の「真実の行方」を思い出しました。今回のストーリーとは全く関係性ないですが、見ていただければわかります。見事騙されます(笑 あ、言っちゃった。

先日、約2年ぶりに気のあった仲間たちと会食が実現。早く気軽に街に出て映画館へも足を運んでみたいです。

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