人の行動を変えるには

損得を絡めるほうが良いらしいです。
当然、人によって行動指針は違うのでしょうが、現代日本は特に多いのでは?というのは体感とあいます。(私の周りだけ・・・?)
今いる会社での役割より年収の高さを求めて転職するとか、地域の活動より家での時間を大事にするとかはそうですよね。

行動心理学など、その辺の知識は持ち合わせていないので感覚的な話になってしまうのですが、特に日本はリベラルな方向に世界は落下していっていると感じてまして、これは止められないことなのかなと思います。
その結果、正解がない世界になっていき、個人で主義主張を考えていかないといけない世界になっていった結果、個人の損得に人の意思決定する際の比重が高まってきているのかなと。
日本は世界に比べて封建的な社会だなとは思うのですが、20年後や30年後は大きく社会的な雰囲気は変わっているだろうと思います。

なので、「正しいことはこれだ!正しくないことをしている人は悪だ!」って強硬的に言っても、それに賛同する人には届くけど、賛同しない人には届きにくくなっているように思います。
そのため、結果的には世の中の意見は変わらない。グレタさんは、深層心理的に環境問題に関心がある人には意見が届き、話題になりましたが、そもそも関心がない人には冷めた目で見られていたと思います。
(個人的には、誰にでも出来ることではないし、一定の人の関心を呼び起こしたので、普通にグレタさんはすごいと思ってます。彼女を批判したい意図ではないです。むしろ、こういう役割の方は居てくださったほうが良いと思います。)

では、どうしたらよいか?と私が考えているかですが、あの手この手と角度を変えて「冷静に見たらこっちのほうがいいんじゃないですかねー?」「そっちの意見もわかるけど、こっちの意見もあるよねー」「こっちのほうがお得と思うよ?」って言い続ける。
どっちが正解って時代ではなくなっているので、いろんな角度で言うことと回数が大事なのだと思います。


ただし、市民の不安を(嘘も使いながら)煽って先導するタイプがありますが、これがやっかいで、ネットのフィルターバブル・エコーチェンバー効果が手伝って、どんなに言っても意見が届かないんですよね・・・
ここは、インフラ側に頑張っていただくしかないと思います。
世界中で、GAFAMに対する社会的責任について問われていますが、これは問われるようにならないといけないと思います。
従来の「インフラ提供者がコンテンツの中身は責任持てません!」と言っていい時代ではないです。それだけ力を持っているので。
正直、小さい国より世界を動かす力をもってしまっていますし。

なので結論、冷静に事実を整理しつつ、いろんな角度で正しいと思うことを発信し続けるのが大事、というシンプルな話です。

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