見出し画像

気が付かない、夢   (8.24.2003)


難病のお子さんの夢を支える団体がある。 難病のお子さんが本を出したという
ニュースもある。
難病のお子さんが
健気にがんばっている姿は
多くの人に感動を与える。
難病でなくても
表現する力を持っていない
子どもたちがいる。
知的障害とは残酷。
夢を持つことも、難しいことだから。
幼くして亡くなってしまうかもしれない
子どもも、夢を語ることはできない。
親にとっても、
この子にこの世の楽しみを
感じさせてあげることが難しいということが、
とても辛いこと。
何も望んでいないわけじゃない、
夢を持っていないわけじゃない、はず。
ただ何を子どもが望んでいるのか、
気が付きにくい、夢がある。
親の自己満足。
間違った推測の夢の実現。
もしかしたらそうなることもあるかもしれない。
団体のお世話にならずとも、
家族が、幼くても知的障害が重くても、
気が付かない、夢を形にして、
夢を実現して行ってはどうだろうか。
家族が子どもといっしょに楽しめたら、
それがすべての子どもの夢の実現だと、
私は信じている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?