シャワーホースを噛んでアンチを超えてゆけ〜GパンパンダのオールナイトニッポンPODCAST〜
現在PODCASTで聴くことができる『Gパンパンダのオールナイトニッポン』これが
がめちゃくちゃ面白いです。
期間限定で全4回で配信されており、次回10/30が最終回となります。
最終回を前にもっと多くの方に聞いて欲しいなぁと思ってついついまとめてしまいました。
第1回
公認会計士・税理士の資格を持つ星野さんとジャパンメンサに入っていてIQが高い一平さんの見た目もシュッとしている高学歴WインテリコンビのGパンパンダ。
一見すると鼻につく(本人たち談)プロフィールの彼らのラジオは自分たちの歴史の回顧からスタートします。
人の皮膚を噛むのが好きというエピソードを携えアメトークに乗り込み、見事にその日を境にたくさんのアンチDMを頂くようになってしまった一平さん。
あまりの出来事にショックを受けその日を忘れぬように暗証番号にもしたという星野さん。
大変アンチが増えてしまったGパンパンダ。
皮膚噛みを無しとしても、結局Wインテリでもアンチを増やしてしまうGパンパンダ。
冷徹なまでに客観視が出来ている二人は大きな賭けに出るのです。
彼らが選んだ番組テーマ
華々しくスタートするはずのGパンパンダのオールナイトニッポンPODCASTは
【アンチと向き合う】という何とも稀有なテーマを掲げて初回をスタートしました。
それ以後アンチからのメールを貰いつつ、励ましのメールも募集することとなります。
アンチが持っている『インテリでシュッとしていていけすかない』そんな印象を変えるべく彼らが取り始めた捨て身の方法が『恥部を曝け出す』という方法だったのです。
まずはそもそも『なぜ人の皮膚を噛むのが好きなのか？』と言うことを弁明する一平さんなのですが…聴けば聴くほど尋常じゃないそのフェチ的行動が明らかになっていきます。
ちなみに私はこのお話を聞いた後、ついついコンビニで焼き鳥の鶏皮の串を買ってしまって
妙な気持ちになりながら食してしまいました。
第2回
第1回の捨て身の曝け出しのおかげで一平さんのファンが増えるのですが、今度は『星野さんも恥部を見せるべきだ』というアンチからのメールが届き、星野さんも見事に独特な恥部を晒すことになります。
第3回
遂に第3回を持ってして、リスナーの変態度が追いついてくるという望んでいた(？)事態に大喜びする一平さん。
そんな一平さんのルーツを中学、高校、大学時代を共に過ごした星野さんが文化祭エピソードで振り返ります。
コーナー【IQ100テスト】
『早く人間になりたい』を合言葉に一般的な人=IQ100レベルの人ならこう答えるのが正解、という問題をリスナーに募り、それをIQ148の一平さんが答えていくコーナー。
普通の人間の考えが分からない一平さんの回答はほぼサイコパステストの趣きです。
一生懸命人間の道徳やモラルを暗記しようするも、なかなか上手くいかない一平さん。
特に第3回でそもそも日本語が聞き取れないと言って半泣きになりながら大騒ぎして問題文のメモを取る一平さんとその様子を逐一実況する星野さんが本当に面白すぎて、聞いてるこちらも涙流して笑ってしまいました。
IQが高すぎる故に普通の人より頭がめちゃくちゃ回転してテンパってしまうのかなぁと思いますが、その真相はきっと一平さんにしか分からない行動原理に基づいているのでしょう。
Wインテリコンビの本当の底知れなさ
思えば私も数年前、くだんのアメトークをちらっと見て『うわ〜』と思った記憶がなんとなくあったものの
劇場に通って何度もGパンパンダを生で見てそのネタの面白さと平場でのそのままの人柄に触れる内にそんなことはすっかり忘れていました。
そこに来てこのラジオを聞いて、あぁ確かにそんなこともあった！と思い出したレベルなのですがきっとお二人が言うようにその時の印象のままの人も数多くいるだろうなぁと思います。
ジャルジャルの福徳さんも、かつてのめちゃイケのバスケの件のイメージを払拭するのに『6年ぐらいは引きずった』とインタビューで答えていました。
今、YouTubeやTwitterでジャルジャルに触れてる人なら福徳さんが考えや台本も無くそんなことする人じゃない、と絶対に断言できると思いますがTVの演出が与える影響というのは本当に難しいものだと思います。
そこを逆手に取って包み隠さずアンチと向き合うというラジオテーマを決めたGパンパンダは真のクレバーであると同時に真のクレイジーでもあるなと思いました。
ラジオを通して、これまでコントを見ているだけでは知れなかった彼らの「人(ニン)」としての特異性に物凄く魅力があるということが分かりました。
その一歩間違えば引かせてしまうレベルのヤバ過ぎる程の特異性を見事におもしろに昇華できるのは、やはり彼らの頭の回転の早さと、的確な言語能力の賜物だなぁと思います。
いつでも何度でも聞けるPODCASTですのでぜひ初回から聞いてみてください。
そして4回と言わずぜひレギュラーにしてほしい。
それこそこの世からGパンパンダのアンチが居なくなるその日まで。
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