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2023年ゲーム記録

2023年はゲームに狂っていたのでまとめてみようと思います。
年内の作業をさぼったのでこの記事は1月に出ます。
特記しなければハードはswitchです。備忘録なので丁寧な説明ではないです。リンクは貼ります(アフィではないです)。


7 Days to End with You

記憶喪失のプレイヤーを綺麗なお姉さんがお世話してくれるが、言語が分からず何を言っているのか分からない、生活用品の文字も読めない。
お姉さんの表情や生活用品から単語の意味を推測し、自分なりの解釈でストーリーを進めるゲームです。
インディーズらしいドットの雰囲気がとてもよかったです。座っているお姉さんを見てるとうつらうつらし始めたり、小ネタが細かい。お姉さんがずっと綺麗だし可愛いし触ると照れる。かわいい〜〜〜〜〜〜〜
単語は英語に基づくものもあるように思いますが、単純に○=Aなどとアルファベット記号の置き換えで出来ているわけではないので、英語ありきで進めると混乱します。とりあえず意味を入れてみるといいです。意味が繋がったときのエウレカ感がたまらない。
サブカルに若干触れてる方だと、とある部屋でなんとなくわかるものがあるかも。気づいたとき呻き声でた。

ポケットモンスター スカーレット ゼロの秘宝

ポケモンSVのDLCです。説明不要。
後編シナリオクリア済みです。スグリくんが幸せになる世界線は11日の追加コンテンツにありますか。
フランス版ではスグリくんは14歳設定という話を聞いて腑に落ちました。14歳にしては考えが幼いという意見もあるみたいですが、中学生の頃って自他の境界も曖昧だし根拠の無い全能感、自分は特別だという自信がないですか?
これが叩きのめされて収まるところに収まるのが大半の人の人生だと思っています。
ただ、原動力が何だろうが努力でトップまで登れるスグリくんはすごい。プレイヤーはストーリーにおいて天才なので敵いようがないのが残酷ですが、スグリくんは間違いなく努力ができる秀才なので、努力できる自分を大切にしてほしい。
ポケモンの悪役じゃないキャラの中ではトップレベルに救いが少ないので、何とか報われてほしいな……
→(追記)
追加コンテンツありがとうございました、スグリくんが元気になってよかった〜〜〜〜まじで〜〜〜〜
部室の特殊会話でネモちゃんが努力するのもすごいって伝えてくれてほんとによかった

イハナシの魔女

両親を亡くした上に育ての叔母に捨てられた主人公 西銘光と、異国情緒溢れる謎の美少女リルゥを中心に、沖縄の離島を舞台として繰り広げられるラブコメファンタジーノベルゲー。魔法ありの少し不思議世界です。
登場キャラは褐色美少女にアイドル中学生、だいぶ抜けてるお姉さん、金髪縦ロール、中二病不良男子、要素もりもり!絵柄もとってもかわいい!!
人によって感情移入するキャラがそれぞれ違うと思います。私は明ちゃんの苦悩と決断、妃里子ちゃんの強さに泣きました。
一方通行分岐なしなのでプレイのハードルは低いと思います。

LiEat

詐欺師の主人公と嘘を食べるドラゴンの女の子(人型)のRPG。
△○□×さん制作のフリーゲーム移植版です。
フリーゲーム最盛期の当時にやってたゲームがswitchで配信されることあるんだ!??とめちゃくちゃ驚きました。
switch版は全3話収録されているので一つ買えば全部できるぞ!
ちょこちょこバトルがありますが、ストーリーが早く見たい!バトルは煩わしい!という方は各話最強アイテムが落ちてるのでサクッとググって手に入れましょう。ほぼ無敵です。
私はブレットが好きです。トラウマ持ち排他的長髪青年。

シロナガス島への帰還

絶海の孤島を舞台に起こる事件を解決するミステリーアドベンチャー。
探偵と社会不適合少女のバディものです。みんなそういうの好きですよね。私も不朽の名作TRICKに脳を焼かれているのでバディものが大好きです。
ちょこちょこ選択肢が出てくるので、前述のイハナシの魔女よりは操作性があります。ただ、失敗してもトライ前に戻してくれるので安心。でもセーブはこまめに取っておくと心が楽です。
注意点として、内臓系のグロが極端に苦手な人はしんどいかもしれないです。あと、追加ストーリーは作者さんの強めの性癖が出てるので苦手な人は苦手かも。

VA-11 Hall-A ヴァルハラ

サイバーパンクバーテンダーアクション。簡単に言えばお客さんの注文に応じてカクテルを提供するゲームなのですが、世界観がとても面白い。
現代よりも技術力は高いが公権力が腐敗した世界で、セックスワーカーのヒューマノイド、義手改造済みおっぱいハッカー、イケメン&超つよつよの女店長、喋る犬、ぷかぷか脳みそ等々、の話をカクテルを通じて聞いていき、主人公のジル自体の人生も進めていきます。
思考回路があるものにはそれぞれの立場によって様々な悩み・事情があって、かつ大事な暮らしがある、ということを受け止めることの大切さを感じます。ヒューマノイドだろうがなんだろうがそこは現実と変わらないですね。主人公のジル自体も複雑な思いを抱え、悩み迷走しながらも前に進んでいくストーリーが印象的です。
提供するカクテルによってエンディングカードが変わります。全エンディング回収を目指す人は最初から色々詰める必要があるとは思いますが、まずは何も考えずにプレイしてほしいです。
私は喋る犬が好きです。元気になります。

HADES

このゲームのことを話したくてこの記事を書いています。
本当に面白かった。8月中に80時間やったらしいです。お盆休みがないタイプの月並みに残業する社会人なので、基本休日を犠牲にし、頭痛とともにプレイをしていました。
舞台はギリシア神話、お父さんのハデスが支配する冥界から家出を試みる青年ザグレウスが主人公のローグライクゲームです。
(正確にはギリシア神話のオルペウス教が下敷きのようですが、このあたりを語る知識はないので気になる方はググったりしてください。)
ダンジョンに入る前に選択した基本武器に、ランダムに神々から授かる功徳(追加効果)を付与して進みます。死んだら家出失敗、冥界のお屋敷からやり直しです。
私はアクションものが苦手なのですが、親切なことに「ゴッドモード」というものがあります。これは死んだらダメージ耐性がひたすらプラスされていく代物です。功徳名がデウス・エクス・マキナなのがいい。ちょっと皮肉ですね。
アクション自体も基本武器と追加効果の組み合わせが無数にあり、かなり面白いですが、何よりストーリーが本当に面白かったです。
完全にネタバレになってしまうので伏せますが、ザグレウスが家出したい理由とか、ハデスが家出を阻む理由とか、ダンジョンを出るごとにどんどん解明されていく感じがたまらない。やめ時がわからない。サブストーリーも非常に豊富です。
こういうゲームってサブキャラクターのセリフは好感度ごとに2種(話かけるのが1回目、2回目でセリフが変わるやつ。牧場物語的な……)くらいだと思うんですが、ダンジョン出てくるごとに無数にセリフが変わるんですよね。キャラクター愛を掻き立ててくる。
そしてロマンス要素もあり、兄の死神タナトスと復讐の女神(元カノ)メガイラと頭だけのゴルゴンの使用人デューサの三人が対象。三股もできるよ。
私はタナトス一途で攻略しました。これはひいき目がだいぶ入りますが、タナトスとの話が他二人に比べ多いんですよね。くそ真面目でめちゃくちゃ忙しいけど弟の動向を気にかけてくれてるお兄ちゃん(言葉は厳しめ)、可愛すぎる。
アクション苦手だからという理由で敬遠していましたが、当時の私に今すぐやれと伝えたいです。

鳥類弁護士の事件簿

19世紀フランスを舞台に弁護士のジェイジェイ・ファルコン(猛禽類)とスパロウソン君(燕)が正義のために駆け回る法廷ストーリーです。
逆転裁判に近いゲームだろうな~と始めましたが、一話の終わりで少しテイストが違うことに気づきました。(逆裁は3までストーリーを見ました)
逆転裁判よりも、ままならない社会の中で人が人らしく生きることとは何かを突き詰めてきますね。これは舞台が革命の地フランスなのが大きいと思います。
謎解き自体はそこまで難しくはないです。エンディングが3つあり、どれも人の終着点の可能性としてありうるよね……というのが切ない。

溶鉄のマルフーシャ

隣国と戦争を続けるディストピア世界での少女衛兵を描くゲームです。
少ない手取りから武器やバリケードの購入、仲間の雇用、武器のアップデートなどを行い、迫りくる敵から門を防衛します。
税金で控除されまくる手取りから、何を優先的に強化していくか考えるのが楽しい。ストーリーはほんとに救いようがない……

A Space for the Unbound 心に咲く花

※ゲーム内、水害描写があるのでトラウマがある方はご注意ください※
90年代後半のインドネシアが舞台のゲームです。
他人の心の中に入れる本を手に入れた高校生アトマと、超能力を持つ彼女ラヤが中心となってストーリーが進んでいきます。
自分の心の弱さに触れることはとても辛くて、思い通りにいかない世界は直視したくないけど、それでも進んでいかなきゃいけない人生というものの苦々しさと愛おしさが丁寧に描かれています。
インドネシアが舞台ということで、ごはんの描写が面白かったです。知らない料理名がバンバン出てくるミニゲームが「オフチョベットしたテフをマブリッドしてリットにします」といった感じで笑ってしまった。美味しそうなことはわかる。
いわゆるお使いゲームな部分があるので苦手な人はいるかも。

スイカゲーム

3,000点行きました?私は行きませんでした。時間泥棒すぎてアンインストールしてます。怖い。
→(追記)
SDカードを拡張してインストールしなおしてしまいました。もうおしまいです
スイカも作れたし3000点いきました!!


ゴーストトリック

DSで売られた当時、買いたくても買えなかったゲーム。switchに移植されて喜び勇んで買いました。
ゲーム性はなるほどDSタッチペンを想起させますが、switchでも楽しめました。ゲームの発想がめちゃくちゃ面白い。進んだときのアドレナリンがすごい。巧舟さんは天才。
途中詰まるところもありつつ何とかクリアしました。ミサイルが可愛すぎる。

デイヴ・ザ・ダイバー

ダイビングローグライクゲーム兼寿司経営ゲーム兼農場経営ゲームです。
海が好きなので単純にドット絵の海!色んな魚!かわいい!で始めたのですが、アクション要素もあり経営要素もあり、ストーリーも面白く、多角的な楽しみがありました。
個人的にはベルーガに乗れるのがうれしかったです。ベルーガめちゃくちゃ可愛いですよね。

Library Of Ruina

これはPCでやってます。夏からやってますがぜーんぜん終わりません!
友達がやっていたLIMBUS COMPANYのイサンにつられProject Moon作品に入り、リンバスを4章まで終えたあとLibrary Of Ruinaを始めたのですが、そもそものゲーム性がなかなか難しい、PCがポンコツ、単純に繁忙期等々に阻まれ、現在ようやく6章の都市の星を少し進めたところです。
(Lobotomy Corporationは圧倒的にPCスペックが足りずできませんでした)
前述のVA-11 Hall-Aと同様に、独自の世界観が貫かれています。
思考回路があるものが自分らしく生きることとは、というメッセージ性にも近しいものがあると思いますし、私は人がままならない人生に悩み進む様が描かれた作品が大好きなのでめちゃくちゃに面白いです。
ただ、VA-11 Hall-Aに比べグロさは段違いなので、内臓系ダメな人はダメかも。あと社会の陰湿さはこちらの方が強いです。

その他

ソシャゲはウマ娘を引き続きやっていました。
アグネスタキオンに狂っているので、水着衣装実装はエポックメイキングでしたし、映画化も決まってたまらないですね。
あと、ピクロスをちょこちょこやっていました。これも時間泥棒。

他にも積みゲーが多々あるのですが、年内にやれた範囲はここまででした。
天災・戦争等々あり、この記事も書くかどうか迷いはしたのですが、ひとまず安全圏にいる私ができることは自身の精神衛生を保ち、できる範囲の援助(といっても微力な寄付しかできず申し訳なさが募りますが)をすることだけだと思うので……
気が向いたら加筆修正を入れると思います。今年もたくさんゲームするぞ。


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