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玉の間段位戦におけるブラフについて


はじめに


この記事はツイートからの引用が多くなります
本当に印象に残ったため、使用させていただきましたが
ツイートからの引用について
問題があればどうかご連絡をよろしくお願いします

前提


この記事は、段位戦を強くなるためだけではなく、段位戦を、麻雀を面白く打ちたいな、と思う打ち手の記事です。
実際に強くなりたい場合は、下記の引用させていただいた方々の言うとおりの技術を磨く、というのが近道だと思います

それでも、麻雀は駆け引き、虚実、本手とブラフかを考えさせるというのが麻雀の対人戦の面白さの一つであると思っており、自分は楽しく強くなりながら段位戦を打ちたいと考えるため、このブラフを含めた打ち方を続けようと思います。誰のためでもなく、自分の楽しさのために、麻雀は楽しく!
段位戦に疲れ、麻雀の面白さってどんなものだったかな…?みたいな方に面白さの一つとしてこんなのがあったかなーと見ていただけたらと思います
また、使わなくても、こんな打ち方のやつもいるんだなー、と打ち方の引き出しに一つにしまっていただけたら幸いです

自分とは誰か、ブラフを使う経緯

あかぶちとは不調ランキングに2回ランクイン、一週間で6000pt失い、雀聖2→雀豪3への2段階降段しても麻雀が楽しい!と言い続ける麻雀好き
飲酒段位戦常習犯で、シラフはデバフ!がモットー
ブラフと出会いはむこうぶちを見て、麻雀を学び、友人とリアル麻雀を打ち、オリさせるという手法を学ぶ
段位戦でどう打てばブラフを活用できるかを実践し段位戦半荘2000戦を通して学び、雀聖クラスのみなさんとの段位戦想定友人戦で上手くいき、その際のコメントにより、活用できると判断した

なぜブラフが必要か


自分は攻める麻雀が好きだ。可能であれば、オリたくない。攻めたい。ただし手牌が悪く、ほぼ先手を取られて、満貫ツモ、跳満ツモで先制されるだろうとわかってしまう。そんな展開がくるのがわかる場合もある
そんな未来はいやだ、と足掻き、相手の手をプレッシャーで曲げさせる可能性があるもの、それがブラフだと思っています

ブラフの種類について


いくつかありますが、自分が主として使うのは3つとなります

① 国士ブラフ

言うまでもなく、役満、国士無双のブラフとなります
これは比較的容易でオリにも向かえる、万が一決まったときもリターンが大きい上にうまくすれば役満のプレッシャーを相手に与えることができます
注意点としては中盤からオリに向かう場合でもギリギリまで4枚目の牌だけは切らず、可能性だけは残すことがコツになります
役満の可能性に気づかせましょう

② 後々付け打法

これはブラフとは若干違いますが、本来和了ることができない局面を無理矢理に鳴きでどうにかする、という性質については似ているため、同じ部類としました
後々付け打法については、
下記のゆうせーさんの戦術本
156ページ、0対子からの役牌バックにて

ゆうせーさんの戦術本、お世話になっています

もしくは、むこうぶち1巻にて使われています

むこうぶち、主人公よりその他の打ち手の方が勉強になる

後々付けは成功率が低く厳しい戦略ですが、
なんとかアガらなければならない局面にて
門前ではスピードが間に合わなく、役牌が一枚ずつ数種類あるなら
(個人的には4種類以上)戦略の一つとしてありだと考えています

③ 鳴きブラフ

鳴いて圧力をかけるブラフ
仕掛けだけ見ると高くて早く見えるけども、実際にはとても遠い仕掛け
と言い換えてもいいかもしれません
今回はこれについて重点的に書いていこうと思います

鳴きブラフはなぜ王座ではなく玉の間限定か

鳴きブラフの使い方や効果を説明する前に、
どの段位戦なら使って楽しめるか、から書いていこうと思います
玉の間か雀聖しかいない場合の王座の間のみになります
それはなぜかというと簡単で
魂天はポイント配分がラス回避用の麻雀ではないからです
そのためこのラス回避用に基準を作ったブラフは通じません
使わないことをおすすめします

鳴きブラフのコツについて

① 高く見えるように鳴く

染めに見せかける場合が鳴きブラフの場合は多いです
以下の引用にもありますが、ドラ色ではない染めは相手の手が止まらない場合が多いので注意しましょう

また、自分が通常の染め手を作る場合については、ほら和了さんのnoteを参考にしています

② テンパイに見えるように鳴く

できるだけ3副露、最低でも2副露しましょう、
出来メンツを晒してでもです
こっちはブラフ、遅いと思われたら終わりです
もうテンパイなのでは?
あんなに手を短くして防御力を低くする
ならばテンパイに決まっている
そう思わせなければブラフは通じないことが多いです


③ ①②が不可能ならオリる

①②が完成する前にリーチやドラポンがきたなら、潔くオリましょう
幸い染めブラフにいきかけているのです
字牌はたくさん手のうちにあることでしょう
先に他家の危険牌になりそうな牌から切りつつ、
字牌でしっかりオリます
ただし、その際も以下のように染め手の捨て牌になるようなオリ方をします
(例、ほかの色の現物→1枚切れ字牌→染め色見せてる現物牌)
オリるとしても他家に圧力を!!


鳴きブラフを使う場面について

① 平場、もしくは3人以上が僅差

できれば東1のような平場、だれも放銃したくない局面でブラフは有効です
むしろブラフをしているのに向かってくる人をマークしてその人の現物と字牌を貯めながら安全にオリも考えることが出来ます

② ライバルのラス目のホンイツを完成させたくないとき

これは諸刃の刃で正直段位戦ではあまりしないのですが、ラス目がホンイツです。このとき友人戦が2戦目で上家と対面が堅い打ち手だとわかっていました。そのため、この仕掛けをすることで明らかに役牌バックと読ませることで、役牌を打たせず、ラス目のホンイツを3人がかりで阻止を狙いました
結果は無事流局。これは失点をしたくないトップ目、2着目を協力させることができる点数状況で、堅い打ち手とわかっているからできたことで段位戦では不可能に近いです
ただし、段位戦でも同色の染めに見せるブラフという形なら、応用もできるかと思います

鳴きブラフの利点について

① 相手がオリる

相手の染めが完成しているように見える(ブラフ)ときに
愚形残りの2シャンテン以下、失点せず相手をオリに向かわせる
それがブラフの第一の利点です

② 相手の手が安くなる

画像の上家の和了が例となります
門前で中を切れればもっと高い手が狙えます
それを自分がブラフを行うことで
切りづらい形にして片和了三色のみにできました
これが第二の利点となります

③ 失敗してもオリやすい

前述(鳴きブラフのコツ ③)
していることですが、ブラフが失敗した場合でも比較的オリやすい
ということが第3の利点となります

最後に

麻雀は楽しく!!!

何度も行っていることになりますが、
自分は麻雀は駆け引きを含め面白いと思っています
仮に自分がブラフを使う打ち手だと知られたとしても
本手をたまに和了れば
今回はどっちだ・・?という疑心暗鬼の心理戦が生まれます

そういった心理戦、対人ならではの戦略
それも麻雀の面白さの一つだと自分は考えています!

この打ち方は麻雀は面白いものだ、と考える麻雀好きの
記事となりました
読んでいただき、そしてツイートなどを使わせていただき
本当にありがとうございました!!!
みなさま、よい、楽しい麻雀生活を!


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