見出し画像

Q.推しを過剰に浴びたらどうなるか。

A.一周回って真顔になる。

一念発起し3歳と横浜のアンパンマンミュージアムにいってきた。

一人2400円(休日価格) プラス 食事代・お土産代・交通費。
お高いという声もきくが、我が家には支払った以上の価値があった。
推しのライブ観てグッズ買って、って考えるとね、一万くらいお賽銭よね。(ハレの日脳)
1日いれば、最高6回も舞台がみれる。つまり一回400円で推しがファンサしてくれる。別にあるわいわいぱーくの出し物も含めればただ同然だね。

イベントスケジュール


3歳を過ぎても衰えぬ愛。図書館で紙芝居をねだり、スーパーで関連商品をねだり、ヨーカドーのゲームコーナーで乗り物をねだり。
トトロもピカチュウもヨッシーも好きだけど、やはり最初期から揺るがない推し、それがアンパンマンへの愛。
保育園の同志から夢の場所があると聞いて以来、都度都度「アンパンマンむーじむいきたい」と要望されること何度目か。ついに連れてきたったぜ、さぁ喜びに舞え!!!と思ったのだが。

真顔。めっちゃ真顔。
10:15からの舞台で、アンパンマン一行がでてきても真顔。心なし顎がしゃくれている。何故。

アン「みんなでおどろう!!」
子供「…」無言で元気玉を集めるポーズで硬直
アン「元気にジャンプ!!」
子供「…」無言で高速ジャンプ
アン「ずっとともだちだよ!バイバイ!!」
子供「アッ…バッ…ばば…あっ…」高速バイバイ

バイバイすら満足に言えなくなる始末。

そして親は推し(子)が推し(アンパンマン)を受け止めきれない状況を愉悦で観察。

最高に楽しい場所だったね。

その後はミュージアム内のエリアを堪能する中で、やっと満面の笑顔がでてきた。
みんなのおうちを覗いたり、アンパンマン号にのったり、ちょっとしたアスレチックを登ったり、ボールをなげたり。お面を作る工作コーナーなどもあり、張り切ってチャレンジしていた。

バイキンマンの家に押し入りたい


床にも色々あるが、踏まれないように注意が必要

確かにサラっと回れば1時間かからず全部楽しめる内容ではあったので、子供の心に刺さらなければ入場料がなーと思ってしまうだろう。刺さらなければ。刺さったらどうなるか?10-17時までひたすら回り続けることになる。1時間で回れるコンテンツを丸一日堪能する、それは愛。昼休憩に連れ出すのにとんでもなく苦労した。「また戻れるから!!」と必死で説得した。再入場制度、ありがとう。

総括するとアンパンマンミュージアムのいいところとイマイチなところはこんな感じだろうか。

◆いいところ
・アンパンマンがいる。
・イベント(舞台、ワークショップ、紙芝居など)が1日の中で頻繁に開催される。
・メロンパンナがいる。
・3歳くらいにちょうどいいアスレチック、ボール遊び場がある。
・アンパンマンがファンサをする。
・再入場できる。
・アンパンマンが、いる。

◆イマイチなところ
・(動く)ロールパンナがいない。
・混んでいるのでいっときも気を抜けない。子供トラブルや駆け出し→行方不明などを懸念し気を張り続けていたためとても疲れた。平日の混み具合は不明。
・箱物コンテンツは多くはない。ただ、うちの3歳は永遠に周り続けたので愛で満たせるレベル。
・(動く)ポッポちゃんがいない。

最後に、お土産物コーナーをご紹介して締めとしよう。入場料を払わないで入れるエリアのため、中同様かなり混み合っていた。アンパンマンのおもちゃで試し遊びができるので、子供が粘るというのもあるだろう。ミュージアムオリジナルグッズや他でも買えるアンパンマン関連商品が隔てなくずらっと並んでいる様は壮観だった。
私は腹を括って子供に言った。「なんでも好きなの二つだけ、選んでおいで!お土産に買うよ!!」
7000円のおもちゃでも3000円のボールでも、今日は異論を唱えず買う所存だった。

「ママ、これ!!!」
3歳が約40分かけて選んだものは!!!


でけでけ…


でん!!

これがいいの!!

スーパーで普通に買ってるやつやんけ!!!

「これでいいの?」と聞くのをグッと我慢して、もう少しおまけを追加して買って帰りましたとさ。

ここまでお読みいただきありがとうございました。