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無類のペット好きがセレモニーを選んだ理由。

「好きなら、切らして(※)はいけないよ。」

数年前、まだお元気でいらしたムツゴロウさんから直接頂いた言葉です。
※…ペットを迎えて看取る前に新しいペットを迎えること

看取る前に新しい犬を迎えてコミュニケーションをペット同士でとってもらうんですって。「このおうちはこうなってて、こんなルールみたいなものがあって…」なんてお話したりするのかな。
このコミュニケーションは人間にはできるものではないものだそう。

最強の終生飼育としてセレモニーという場を選んだ

今ともに暮らしている柴(9月で16さい)とドーベルマン(8がつで12さい)が亡くなったらどこに何をお願いすればいいのか?
ということを調べる機会が増えました。

車両に火葬炉を搭載した業者にきてもらうのがいいのか
セレモニー場に持ち込んで火葬をしてもらうのがいいのか
たくさんの業者のWebサイトを見れば見るほど
こんなの自分たちがして欲しくないとおもうポイントが増えていきました。

【例】
「燃料代に追加料金を請求してきた」
「お骨が全て帰ってこなかった」
「小型犬なのに骨壷が中型犬サイズの大きいもので返された」
「骨壷とともに家族写真の撮影を要望された」
「遺骨の色が様々で焼きムラがあるようだった」
「火葬作業中に警察が来た」

長年毎日をともにしてきた家族の最後の最後にこんな切ない思いをする人がいるのかと思ったら、自分たちもこういうことは経験したくないと思い立ち上げようと決断をしました。

過去の経験を活かしたセレモニーがあってもいいのではと考える

愛玩動物飼養管理士という資格が存在します。
動物に関わる仕事をするときにこの資格を保有していると優遇されたり
動物取扱業を取得する際にも愛玩動物飼養管理士(2級でOK)があることを条件とされることがあります。
この資格、学んで保有しているだけで今世の中で様々に発信されている愛玩動物飼養管理に関わる情報がどれだけ氾濫しているかということがよくわかります。
その上で、ご自分に必要な情報はキャッチ。そうでないものはスルーするスキルを身につけることができます。これだけで本当十分。

セレモニーをする私たちにも必要なものだと思いますし、他の仕事をしていたとしてもこの資格で学びを深めたことは本当に有意義なものです。
基本を学んだ上で、これまで学び成功と失敗を重ねてきた経験を合わせて
・写真撮影
・お散歩会などのイベント
・人と犬が笑顔になれる時間

もコラボレーションさせてみようということになりました。
これにより生前からのお付き合いで「知っている人が自分のペットの最期の時にもいてくれる安心感」をお届けできるのではないかと考えました。

逆に知っている人が最期の場にいるというケースに遭遇することってなかなか経験できることではないとおもうんです。
つらい時にこそ、少しでも大丈夫を増やしてもらえるよう
ぜひ私たちとお友達になってもらえたら嬉しいです。









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