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コーチングとティーチングの違い


2020年12月からしきりに風の時代に突入したと言われていますよね。
「これからは心の時代だ」
「たくさんの仕事はAIに取って代わられる」
「システマチックな仕事はAIが得意」
「人間の心を扱う仕事は今のところのテクノロジーでは無理」
「細やかな心の機微のことは、人間にしかできない」
といった内容を耳にします。

そんな中、コーチングはまさに人の心を扱う仕事。
AIができる仕事ではないということで注目されています。

ただ、「コーチングって聞いたことあるけど
なんだかわからない」という方も多いです。
コーチングを説明する上で引き合いに出されるのが「ティーチング」です。

「コーチングとティーチング」
違いをまとめると、このような内容になります。

ティーチングとは、「教える・教わる」の関係性です。
プレイヤーであるお客様はコーチから
ティーチングを受ける=つまり
ノウハウやスキルを教えてもらいます。

教えてもらって身に付ける流れになりますが
これには限界があります。
#コーチの能力 =プレイヤーの限界

では、コーチングとは…「話しをする・応える」の関係性です。

ノウハウやスキルを学ぶのではなく、コーチとの対話から
「自分のしたいこと・自分の思い
忘れていたこと・気付いてなかったこと」
自分の様々な心の声を、言葉にして外に出します。

ポイントはコーチが教え込むのではなく
プレイヤーであるお客様の話をもとに
解決策を見つけようとします。

コーチ自身の能力とは関係なく
プレイヤー独自の「目標達成シナリオ」が作れます。

一から教わるのが、ティーチング。
自分から探究するのが、コーチング。
どっちもないと、人は成長しないですよね。
#場によって、使いわける


スポーツのコーチもまさにコーチングです。
コーチは必ずや選手より実績が高いとは言えません。
でも名コーチは存在します。
コーチのできることだけではなく
プレイヤー自身にスポットを当てるからです。

コーチングはどんな業界、どんな関係性であっても
活用できるスキルになります。
実際、私のお客さんで子供たちと接する仕事をしていて
「コーチングセッションを受けたい」だけではなく
「コーチングを学びたい」というお客様もいます。
そのため、コーチングの講義もしています。

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「コーチングを知って、皆がコーチになる。
そうすれば、皆が誰かの力になる」


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