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すべては神のタクト

「もー一寸、ましなのなーい」は、自虐を込めて、変り映えしない、いつもの文と、その前に閲覧したニュースと、そこに書いてある記事の一字一句をよみながら、なんでそこに句読点が入るのか、もう少し簡潔に書けないか、と文句を言い云い、そうやっているのはやはり精神衛生上よくないしストレスもたまる。

それで足元のミーシャ(猫)がパソコンの席を立とうとすると「いかないで~」という目で私を見る。そういわれても困るので、コーヒーポットを取りに行くが、その間、1.2分だが、下の席につくと、当たり前のような顔で、再び寝ている(いや寝ているふりをしていると思う。そうでなくても夜はきちんと寝ているわけだし)。

その「いかないで~」はそれが猫であっても人間であっても、中々文学的また情緒的響きがあって、いい文句だなあとおもう。その反対語に「後ろ髪引かれる」という言い回しがある。

両者別人であって、また場所も時間も異なるが、その二つの要素は、複雑に絡み合い、ヌメヌメしていて払っても払っても糸引いてぬぐい切れないという性質がある。

一番の好例が好いた同志の男と女。ここ数日報道されるニュースのなかには、それと思われる殺人事件がある。一言でいえば愛憎事件であり、どうにもこうにも堪忍袋を抑え切れなくて、犯行に及んでしまうという事件だ。その例は、誰だって経験あるので詳細を説明するまでもないだろう。

そこに行く一歩手前が「後ろ髪引かれる」精神構造葛藤で、この別れ話の後はない、という悔恨の念が沸いて起きて、ひくに引けない、いくも地獄戻るも地獄、蛇ににらまれたカエル同然、フリーズしてすべての思考は止まる。

そうなったら、そこから抜け出す算段が必要だが、かりにもそのバイアスに嵌ってしまったら、ほとんど無理と云わざるをえない。

だから、その一線を越えるには、とてつもない思考と通常思われている概念をとことん疑い、その考え(これまで培った人間の歴史的既成概念)のアリの一穴ほどのほころびを探し当て、そこから突破口を見つけ出す思考が不可欠だ。たから、それはほとんど99.9パーセント不可能に近い。

その数ミリの穴を見つけた少年がいた。ウィリアム・マイリス君、カーネギーメロン大学に入学した天才少年は若干11歳。

宇宙は神の創造物ウィリアム君11歳
11歳の天才少年がホーキング博士に異を唱える 「宇宙を創造したのは神」
2019年10月29日 10時13分 大紀元
アインシュタインやホーキング博士といった稀代の物理学者が唱えた宇宙理論。宇宙の始まりについて当たり前だとされてきたこれらの理論を否定する天才少年が現れました。アメリカの超名門大学に通う11歳のウィリアム・マイリス君は「神が宇宙を創造した」ことを証明できると話しています。

アメリカ・ペンシルバニア州出身のウィリアム君は天文学者になることを夢見る少年です。でも、普通の少年ではありません。生後7か月で完璧な文章を話し、1歳過ぎで足し算を、2歳で掛け算を習得。9歳で高校を卒業し、若干11歳で超名門校カーネギーメロン大学に入学した天才少年なのです。

しかもウィリアム君は単なる天才少年ではありません。ギリシャ正教会の司教である父親の影響を受けた、信仰心の強いキリスト教徒でもあるのです。そんな彼が目指しているのは、神の存在を科学の力で証明すること。アインシュタインやホーキング博士の唱えた宇宙理論、特に「神は存在しない」とした考え方は間違いであり、全く賛同できないと語っています。

ホーキング博士は「神の存在を信じない」と公言していた無神論者。「『神が宇宙を創造した』という古い考えは科学の進歩により説明がつかなくなった」とも断言しました。

しかし、ウィリアム君は逆の考えを持っています。ホーキング博士が言うように「何もないという状態から宇宙が出来る」はずはなく、「外的要因」つまり「神」が宇宙を創り出したと結論付ける方が理にかなっている、と考えているのです。

「無神論者は『神は存在しない』って言うけど、そう考えるにはよっぽどの信念が必要になるんだ。だって、『何かが宇宙を創り出した』って考える方が、『宇宙は自らを創り出した』って考えるよりずっと理にかなってるからね」








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