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人間の聴こえる高周波域

「脳幹」の調整・自己治癒力強化

スーパーオーディオCD(SACD)による高周波音効果
「ハイパーソニック・エフェクト」 について

耳には聞こえない20kHzを大きく越え、100kHz以上に及ぶ複雑に変化する超高周波を含む音にさらされると、人間の脳の中にあって、美しさや感動を司る“基幹脳”が活性化します。
高周波音は、脊髄から脳にかけての神経系を効果的に刺激して、その結果、健康を支えている生体機能に、良い影響を及ぼすとされています。
高周波による治療は、全身の感覚を大脳に送る中継点の視床と、自律神経を中枢で司る脳幹を正常な状態にすることです。
自律神経とホルモンの分泌を正常にし、様々の疾患を同時に治療していく療法です。
ほとんどの病気の症状は自律神経とホルモンの分泌の異常から起こります。
血液の循環を悪くし、体温を下げ、白血球が正しく稼動せず免疫力を失い、一番弱いところに症状として現れます。 
病気の治療で薬や手術の副作用に苦しみ、生活の悪習慣もあり身体を元に戻す力を失っている場合が多いのです。
モーツアルトの音楽は、3,500Hz以上の高周波を豊富に含んでいると言われ、これが健康効果の原因と考えられます。
植物の成長にも、モーツアルトの曲が効果的であると言われています。
例えば、トマトにモーツアルトの音楽を聞かせると、発育が早く、甘くなる効果が報告されているそうです。
通常の糖度は、4.8%だったのに対して、音楽を聞かせたことによって、2倍以上の、9.3%に糖度がアップしたといわれています。
これは、トマトが元気に育つとエネルギーが豊富になり、糖度が高くなったからと考えられています。
同様に味噌や醤油などの発酵食品にも良い効果が見られます。
認知症や高血圧・低血圧など、それぞれの病気の効果に合ったモーツアルトの音楽療法のSACDが発売されており、音楽療法の決定版と言われています。
通常のCDは、高周波成分がカットされ20~20kHzしか収録できていません。

超高周波を含む音は、自律神経系や免疫力、内分泌系の活動が改善されるなど、良い影響があります。
このことは、大橋氏(「AKIRA」の音楽を手掛ける芸能山城組の組頭(主催)である山城祥二、国際科学振興財団主席研究員/文明科学研究所所長であり、脳科学者)を中心とする研究プロジェクトが発見しました。

デジタルコンテンツと現代病、高周波成分を切り捨てたデジタルコンテンツ

CDやテープのような電気音には、高周波や低周波は含まれていません。
商業ベースの制約があり、人間の耳に聞こえる範囲内だけに収まるように周波数がカットされているのです。
CDへの移行時にアナログレコードの方が良い音だと言われたのは、このカットされた高周波成分に原因があります。
カットされた高周波成分は非可聴なのでもちろん人間の耳には聞こえません。
しかし、脳波を取って調べてみると高周波成分を含む音楽の方にアルファ波が増加するなど有意な差が認められます。
人が心地よい音楽を聴いてリラックスするためには、20kHz以上のカットされた音域が重要な役割を果たしていることが判明しています。
ハイパーソニック・エフェクトは高周波成分単独では発現せず、可聴域音と共存する時にのみ発現するのです。
その効果の発現と消退には時間的な遅延を伴います。
ハイパーソニック・エフェクトを発現させる超高周波空気振動は、耳からではなく体表面から受容されることを厳密に実証し、その論文は世界最大規模の脳科学研究論文誌Brain Research 2006 年に掲載されました。
高周波成分の受容が耳を介した気導聴覚系ではなく、体表面に存在する何らかの未知の振動受容メカニズムによって行われるという事実を実証的に示しているのです。
CDの後継フォーマットとして規定されたSACDは、100kHz以上の高音域も記録可能ですがほとんど普及していません。
都市部では環境音に含まれる高周波成分が著しく欠如していることが知られています。
現在の人々は高周波成分から隔離された環境、本来必要な高周波成分が本来必要な高周波成分がカットされた音楽に囲まれて生活しているのです。
高周波、低周波音を含む音は、オルゴール(50・72弁以上)・バイオリン・フルート・風鈴・森の中・鳥のさえずりや虫の鳴き声・波・小川のせせらぎなど、自然界が発する音の中にふんだんに含まれています。
自然の豊かな場所では30kHz以上の超高周波成分を含んでいます。
この音は、脳波のアルファ波を増加させ、リラックスさせる効果があると言われています。
ピアノの一番右端の鍵盤の「カチン」という音は最高音で約10,100Hzです。 
ヴァイオリンで最高音は90,000Hzです。
現代は不自然な環境下において、人類が進化の途上でおそらく遭遇したことがないほど高域遮断されたデジタルコンテンツの洪水を毎日浴びているのです。
デジタル時代の著しく抑制された音響環境は、人体に何らかの悪影響を与えていると思われます。

ハイパーソニック・エフェクト

近年、可聴域上限を超える高周波成分を豊富に含む非定常な音が、人間の脳幹、視床、視床下部を含む基幹脳ネットワークを活性化することが知られてきました。

それを反映するさまざまな生理、心理、行動反応をひきおこす現象(ハイパーソニック・エフェクト)が発見され、注目されています。(出所: LM-7  ねこがすき)

可聴域外の高周波が溢れる熱帯雨林(ジャングル)の音の効果(mohariza6.exblog.jp)

<こころとからだを癒す森の響き>

可聴域上限をこえる高周波成分を豊富に含み、非定常に変化する複雑性の熱帯雨林の響きは重要な働きがあります。

人間の<基幹脳>(視床、視床下部、脳幹を含む基幹的機能を担う深部構造)という大切な機能があります。

そこから発する神経ネットワークが、高周波成分により活性化をもたらすことが、私たちと京都大学医学部との共同研究によって見出されました。

そしてそれを反映した領域脳血流値の増大、脳波α波の増強、免疫活性の上昇、ストレス性ホルモンの減少、音のより快く美しい受容の誘起、音をより大きく聴く行動の誘導など多岐にわたる応答が見出され、<ハイパーソニック・エフェクト>と総称されています。

そのほとんど例をみない国際的関心の背景は、ハイパーソニック・エフェクトが、都市環境によって衰えさせられている基幹脳の活性を回復させるのです。

生活習慣病、発達障害、精神と行動の異常など、文明の病理から人間を防御する可能性が明らかになってきたことによります。(大橋 力、『音と文明―音の環境学ことはじめ』、岩波書店、2003)

人間は、耳には聞こえなくとも、この不可聴の高周波音を体のどこかでとらえているのです。

それが 脳の深いところにある脳幹や視床などを刺激し、可聴音と一緒に聴くことで、快感をもたらすようです。

電気音のような人工的な音源から生まれる高周波音は、かえって不快感をもたらすことがあります。

快感の源は・・・

自然の音や、アコースティックな楽器・・・中でも民族楽器には、高周波の倍音がたくさん含まれ、近代楽器にはあまり含まれていない、ということです。

具体的には、ジャングル(熱帯雨林)の音・・・小鳥の声、風や葉ずれの音、せせらぎ、虫の声・・・などのカクテル。

日本本土では熱帯雨林は体験できないにしても、広葉樹中心の自然林で森林浴をすれば、かなりこれに近い効果が得られると思います。

楽器では、尺八、ケーナ、二胡、琴、琵琶、そして十弦ギター、そしてインドのシタール、インドネシアのガムラン・・・など、

音色の純粋性を求める西洋近代楽器よりも、西洋では雑音扱いされるような音色をもつ楽器に、高周波の倍音がたくさん含まれています。

十弦ギター民族楽器ではありませんが、 弾かないけれども共鳴のために、4本余分に弦が張ってあるところなど、その無用の用は、いかにも民族楽器的です。

大橋力さんは、「人類は熱帯雨林の中で進化してきた。

人類の長い歴史が、ハイパー・ソニック・エフェクト(高周波音効果)の背景にある」 と主張しています。


視 床 と 脳 幹

高周波と低周波を豊富に含む音楽は、全身の感覚を大脳へ送る中継点の視床下部と自律神経などを司る脳幹(生命を維持する器官)を活性化させ血流を増大させ体温を上昇させるのです。

全身の感覚を大脳に送る中継点の視床と、自律神経を中枢で司る脳幹は、私たちが本来身体に備えている自然の治癒力を引き出して、正常な身体にするために最も重要な機能とされています。

人間の生命を管理しているところが「脳幹」で、ここが人体の自己治癒力の源となっています。

脳幹は生命を維持するためのエネルギーを24時間365日休むことなく、脊髄-末梢神経を通して全身に供給しています。

脳幹の働きが正常化すれば、自己治癒力が高まり、自分で病気を治すことも可能になるのです。

イ ル カ の 超 音 波

イルカによる癒し療法は、ドルフィン・アシステッド・セラピー(Dolphin Assisted Therapy)と呼ばれ、薬物や手術を用いないイルカ介在療法のことをいいます。
動物のもつ「癒し(Healing)」効果を期待する療法で、1970年代後半に米国で研究が始まりました。
ドルフィンセラピーは自閉症患者や鬱病患者に効果があることなどで、テレビなどでよく知られる存在となりました。
身体的機能障害などに対するリハビリテーション医療の一環としての位置付けができています。
ガンや交通事故の後遺症、慢性疲労症候群、など肉体的な病気に関しても、イルカ療法の試みがされています。
イルカの持つ超音波には、物を通り抜ける性質があり、壁の向こうの見えないものを超音波によって知ることができるといいます。
イルカはこの超音波で、人間の脈拍、血圧などを知ることができて、人間の緊張感や恐怖感を見分けると言われています。
イルカの超音波が、人間がリラックスした時に出るα波の増加を促しているといわれています。
自然の中の森や滝、川のせせらぎや波の音などからは超音波が出ています。
この人間の耳には聞こない自然の中に存在する超音波が、癒しの効果を高めています。

イルカの鳴音は継続時間が数十~数百μs程度で広帯域のスペクトルをもつパルス鳴音と、継続時間が数百ms以上で狭帯域の連続鳴音に大別されます。
他にも、うなり声(growl)、ギリギリ声(rasp)、キーキー声(grate)、ニャーニャー声(mew)などありますが、これらはパルス鳴音の一種であると思われます。
パルス鳴音のなかでも周波数が高くパルス幅が短いものをクリックスと呼びます。
口笛のように聴こえるイルカの連続鳴音はホイッスルと名付けられています。 
エコーロケーションに使用されているのはクリックスです。
クリックスの周波数はネズミイルカやその近縁種のスナメリで130kHz前後、バンドウイルカで110kHz~130kHzです。
イルカのホイッスルは、クリックスに比べ長時間継続し、周波数変調されていることも多いのです。
バンドウイルカの場合1kHz~24kHzであり近縁種のホイッスルも同様の周波数範囲です。
大型のヒゲクジラの鳴音にはMoansと呼ばれるやはり周波数帯域幅の狭い連続音があり、その周波数は20Hz~数百Hzと低いのです。
ネズミイルカやスナメリなどのネズミイルカ科は低周波鳴音であるホイッスルを発しません。

5オクターブの音域を持つ72弁以上のオルゴールには3.75Hzの低周波から100,000Hzを超える高周波という驚異的な周波数が含まれています。
72弁以上のオルゴールの高周波と低周波を豊富に含む音楽は、全身の感覚を大脳へ送る中継点の視床下部と自律神経などを司る脳幹(生命を維持する器官)を活性化させ血流を増大させ体温を上昇させるのです。
全身の感覚を大脳に送る中継点の視床と、自律神経を中枢で司る脳幹は、私たちが本来身体に備えている自然の治癒力を引き出して、正常な身体にするために最も重要な機能とされています。
認知症は、オルゴール音楽による高周波療法が効果的とされている例があります。
90歳の男性が、認知症の障害が進み、不眠症で、睡眠薬が投与され、便秘の下剤を飲むほどになってしまいました。
1日2時間から4時間、オルゴールの音楽療法を始めたところ、身体中が温かくなることから始まり、1ヵ月後には、睡眠薬が要らなくなり、その後、便秘も解消しました。
また、認知症の主な症状といえる、ボケの症状も薄れていき、頭がはっきりしてきました。

それだけではなく、難しい熟語や、おつりの計算、昔会っていた友人を思い出したり、1人で散歩からも帰って来るなど、家族が驚くほどの変化があったそうです。
効果の程度には個人差があり、全ての人が同様とは考えられませんが、かなりの効果があると思われます。
オルゴール療法は、人間本来の心と身体に戻す方法です。
オルゴール療法は、薬を使うことなく心身の本来の状態を取り戻す健康法です。
全身の感覚を大脳に送る中継点の視床と、自律神経を中枢で司る脳幹を正常な状態にすることで、自律神経とホルモンの分泌を正常にし、様々の疾患を同時に治療していく療法です。
ほとんどの症状は自律神経とホルモンの分泌の異常から起こります。
血液の循環を悪くし、体温を下げ、白血球が正しく稼動せず免疫力を失い、一番弱いところに症状として現れます。 
薬や手術の副作用に苦しみ、生活の悪習慣もあり身体を元に戻す力を失っている場合が多いのです。
オルゴール療法は、脳が正常になれば、身体は良くなるという原理に基づいています。

症例
4 脳の萎縮 計算力・判断力に異常が・・・・(男性・80歳)
父親ですが、アルツハイマー病と診断されました。
アルツハイマー病はMRIで検査すると、はっきり分かるそうです。
(脳の萎縮が始まっています。記憶が段々薄くなり、計算も難しくなり、判断力に異常が現われる)と言われました。
事業も多く手がけ、成功したあの元気な父はどこへ行ってしまったのか。
アルツハイマー病だし、もう歳だから仕方がないのかと思いました。
広島から東京に呼んで1ヵ月間オルゴール療法に通わせました。
療法が始まると、父は洋服を脱ぎ出しランニングシャツ1枚。
それでも暑い厚いと言ってはホールの長いすに横になったり、歩き回ったりします。4週間、毎日通いました。
ある日、突然、父がいなくなって大騒ぎになりました。見知らぬ土地でどこへ行ったのか。
ところが夕方、本人から電話があり広島の自宅に戻っているというのです。
バスと地下鉄、新幹線とタクシーを乗り継いで1人で自宅に戻っていたのです。
その後、医師の診断中に簡単な計算をさせたところ、即座に正解が出せたことには驚きました。http://www.synchronature.com/Music/SACD.html
(記事引用)



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