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個性の発見は追うと逃げる仮想世界


華狩頌|栃木県立美術館 華狩頌(はなかりしょう) 棟方志功 画像

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やはりですね、皆さん書くことの意義また意味みたいなものを問い詰めている。また日々の生活をどう文字に変換して、相手に(好きな人でもいい男女は問わない)伝えるか、です。それは日本人がどうこうではなく、世界の人が同じ意識を持っている。だから手紙を書いたり詩を作ったり音楽を奏でたりする。

ある記事にこんな事が書かれていました。アメリカで活動する心理学者のアルバート・メラビアン氏が提唱した統計結果。人の印象というのは、話の内容7% 声量・トーン38% 容姿55%、という数値であると。

いやトランプの話しではありません。それを読んで思い当たるフシがあるでしょう。ここは、それとはいささか異なる文章主体の場ですから、「容姿」はないとしても、文体でその容姿を感じ取ることもあります。

ええ~、私の場合? 品行方正を勉めておりますが、もちろん品行方正で真面目人間です、と文で書いても、全部は信じられない。その盲点を突いたのが詐欺師ですが、昨今、詐欺師でなくハッカーに変わったようです。

このハッカーについては面白い話があって、いかにもITプロ熟達者のように聞こえますが、実はそのハッカーは、アナログリテラシーをよく精通していて、暗号解読よりも、盗むべき情報を引き出すのに、関係者をうまく騙してIDを訊きだす、ということのようです。まそれらは半々でしょうが、どんな素人が考えても、膨大なデータから、その一点を探し出すには、人間の生きている時間が足りない。最新スパコン富岳にしたって複雑な計算は時間がかかる。昔のスパコンで30日掛かった仕事を30分で処理する、という話しで、将来を計算して「解」を出すことはできない。だからいくら高性能でも浦島太郎再現は、いくら頑張ってもできないということです。

※出たとこついでにプログラム作成のソフト開発者の紹介記事をアップしておきます。

「株式会社スキルハックス」  プログラミング、動画編集、ブログ収益化
デザインなどを動画で学べる株式会社スキルハックスの講座とは?
2020-10-22 12:00:36 マガジンサミット
近年では、企業に所属せずフリーランスとして働く働き方や、休日などを利用した副業など、型に捉われない働き方をしている人も増えており、そういった影響からWEBアプリ開発やプログラミング、動画編集などに必要なスキルを学ぶ需要も高まっています。


「個性の発見は追うと逃げる仮想世界」という見出しにしましたが、別にその論文を書こうというのではありません。

昨今、自己アイデンティーティーとか自分探しとか、自分は女か男か、という問いも含めて、探求の度合いが社会ではなく、個人にすり替わっているようです。となれば当然、社会インフラも変容するはずですが、その部分については、ほとんど変わっていない。

判り易い例題として就活の時に自分の身分を相手に伝える場合です。いまの世相として非正規雇用だったりアルバイトだったりneatに甘んじるとか、社会的雇用形態に入らない場合、それだけで枠外扱いされる、という意見が多数訊かれます。そうなると一歩踏み外してしまうと、永遠に路線外の道を歩むという不本意な生活が強いられる。それが見えてしまうということです。

そうなると社会がどうこうではなく、自分は今の飯と明日の寝床をどうするか、ということなる。そんな話があちらこちらに聞こえて結果的に事件事故になってしまうという社会展開です。最近のニユースが荒んでいるのは、その世相反映ではないかと分析しておりますが。

これまで私の記事は、個人主体の傾向で書いてましたが、方向を変えて、既存の優れた記事をピックアップして紹介することに専念しようかと考えました。

先日紹介した、ヨシタケシンスケの描く「絵本世界」を記事引用して、そう思いました。それまでまったく「ヨシタケシンスケ」を知らなかった。それを読んでみれは彼は既に世界的知名度があって、とても高いレベルで評価されている。ちょっと前にバンクシーのチュウブで遊ぶ少女図を載せましたが、ほとんどそれと同じか、むしろ精錬的な意味で云えばより価値がある。

そなんことがどうして日本で知名度がないのか、という大いなる疑問です。ニュースを読めば俗悪ニユースばかりで、万に一つでも、ヨシタケシンスケの世界を覗かせる記事がない。絵本のセリフを読んでみれば、アントワーヌ・ド・サン=「テグジュペリ」に匹敵するストーリーになっている。

※テグジュペリ乗機の引き揚げ 海中から引き揚げられたサン=テグジュペリのブレスレット(1998年)『星の王子さま』は、自身で描いた素朴な挿絵も含め世界各国で長く愛読された作品だが、1943年4月にニューヨークの「レイナル&ヒッチコック社」から英訳版(『The Little Prince』)とフランス語原文版(『Le Petit Prince』)が、フランス本国では没後の1945年11月に、「ガリマール社」から出版された。ただし出版社自身は、実際に発売されたのは1946年になってからだと主張している。初刊は誤植が多く、挿絵も原画から忠実とは言えなかったが、1999年になりガリマールは誤りを認め、誤植や挿絵を修正した版を出版した。
その行方は永らく不明とされていたが、1998年9月7日、地中海のマルセイユ沖にあるリュウ島(フランス語版)近くの海域で、サン=テグジュペリの名と、妻コンスエロの名(括弧書き)、および連絡先(c/o)としてニューヨークの出版社レイナル&ヒッチコックの名と所在地(#作品にあるように、1943年に「星の王子さま」を初出版した版元)が刻まれた、ブレスレットとみられる銀製品がトロール船によって発見された。なお、本人の遺骨は未だ見つかっていない。同海域には沈船や墜落機の残骸が多数存在しているが、のちにサン=テグジュペリのものと確認されるF-5Bの残骸(車輪を含む左エンジンナセル)は、1950年代には地元のダイバーによりその存在を目視されていた。1982年、複数機種の残骸混在状態で写真撮影もされていたが、この海域は従前サン=テグジュペリの墜落現場候補とは思われておらず、詳しく調査されることはなかった。上記ブレスレットの発見を受けて、改めて広範囲な探索が行われた結果、2000年5月24日に上記残骸がサン=テグジュペリの搭乗機であることを確認。このことが2000年5月26日にマスメディアで報じられ、世界中に知られるところとなった。遺産相続者の反対などで引き揚げはその後も行われていなかったが、2003年になって、仏米間の政治的な状況の変化も絡んで正式な回収許可が下り、前記の左エンジンナセルが引き揚げられ、さらに、広い海域に散乱していた多くの破片が数ヶ月かかって拾い集められた。回収物は丹念に付着物を取り除き、洗浄して、左ターボチャージャーセット外板に刻まれたロッキード社の記帳番号により彼の乗機であることが確認され戦死が確定した。ウイキペディア


ヨシタケシンスケ 『わたしのわごむはわたさない』
ヨシタケシンスケの絵本。最新刊は『わたしのわごむはわたさない』
php.co 作者紹介 Message
この本は次男の行動がきっかけで生まれました。ある日、お弁当か何かについていたわごむを見つけ、「このわごむ、もらってもいい?」と聞いてきました。「どうぞ」と答えたところ、すっごく喜んだのです。



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