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アベノマスク;パンデミック序.A

話しがいよいよ核心に迫ってきた。

緊急事態宣言[東京 3日 ロイター] - 菅義偉官房長官は3日、閣議後の会見で、国内で新型コロナウイルスの爆発的感染がいつ起こるか分からない状況になっていると警戒感を示したが、現在ぎりぎり持ちこたえており、緊急事態宣言を出す状況ではない、との見方を維持した。宣言を出すかどうかに関しては、基本的対処方針での条件を挙げ、その上で総合的に判断すると述べた。菅官房長官は「わが国では諸外国のような爆発的患者拡大の状況にはなく、ぎりぎり持ちこたえているが、気を緩めればいつ急拡大するか分からない」との認識を示した。

これをいつ出すか、という時期が待たれるが、一向にその気配がない。メディアニュースも寡黙になっている。多分、当局のかんこう令によって締められていると察するが、不気味な静けさだ。

アベノマスク試算

政府が全戸に二枚ずつ配布する再利用可能な布マスクは再来週から約5000万世帯に郵送される。菅義偉官房長官は二日の記者会見で予算額は一枚当たり200円程度と明らかにした。送料などを合わせれば経費はマスク代の計200億円を上回る計算だ。歓迎の声がある一方、家族の人数に足りないとの不満や費用対効果への疑問も出ている。

まこの程度の計算だったら電卓もいらない。小児用はどうするの、という問いもないようで、いずれ郵送されるだろう。えっ、しない、ウソ、ホント、医療現場用「3M/N95」の在庫が足りないので手配中だとか。

いやいや永田町大混乱と煽っている人もいて、こんな時こそメディア記者は速報を入れてもらいと願うが、その肝心のメディア発信テレビ局内部で、コロナ感染がはじまった、という報告もあるので、ホント気が抜けない。

外信とかさまざまなメディアニュースを読んでみても、依然日本の対応は弛緩状態で「おれは若いからだいじょうぶ」と豪語して外を出歩く若者がコロナに罹ってくると風聞のたより。くれぐれも若者だってコロナに罹ると死ぬ、ということを忘れてはならないと申し添えておく。

このネットでも、海外から便りがあって重宝しているが、ドイツからの話しは現地ならではの情報で役にたった。

ドイツでは「ロバート・コッホ・研究所」というのがあって、コロナ情報は、そこから出ているということだった。その前に、欧州各国では「マスク」をする習慣がないので、当初は、ほとんどマスクをしなかった。それはアメリカも同じで、早い段階ではマスクはまったくしていなかった。その結果は見ての通り、あっという間にウイルスが拡散感染してしまい、いまなおそれが広がっている。

ではその肝心の「マイク」がコロナに有効か、という話しになるが、ヨーロッパにおいても、今では効果あり、という判断で統一されたようだ。その延長の話しが「ロバート・コッホ・研究所」であり、初めは効果なし、という見解をしていた。そしてパンデミック以降の世界的流行で、その諸説が覆され、有効だ、という判定に、戸惑ったという記事を読んで、たしかにそれは外信でも出さない些細なニュースで、これは有難い情報だと納得した。

そこで問題は「アベノマスク」だ。朝日新聞記事ではこう書いてあ。

「アベノマスク」――。新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で、安倍晋三首相が1日に布マスクを全世帯に2枚ずつ配る方針を表明すると、日本のツイッターでは、アベノミクスをもじったそんな言葉がトレンドランキングの1位になった。SNSなどで厳しい反応が相次ぐなか、「アベノマスク」は海外メディアでも取り上げられた。米ブルームバーグ通信(電子版)は2日、「アベノミクスからアベノマスクへ マスク配布策が冷笑を買う」という見出しの記事を配信。「Abenomask」の意味を、「Abe’s Mask(安倍首相のマスク)」と説明し、「アベノマスク」が日本のツイッターでトレンド1位になったことを紹介した。

米フォックスニュースも、「エープリルフールの冗談ではないかと受け止められている」と報道。ツイッター上に上がっている安倍首相の加工画像を交えながら、「安倍首相が一連のパンデミック対応で、批判にさらされている」と伝えた。安倍首相は1日、全世帯に布マスク2枚を配布する方針を表明。市販マスクの品薄解消のための、1カ月以上前からの「腹案」だったが、予算規模や確実に行き渡るかなど不明な点が多く、施策に対する疑問の声が上がっている。ーー

という記事一部を抜粋してみたが、これを読んで、日本民も世界メディアも、そうだそうだ、と付和雷同バイアスで嘲笑した、あのクルーズ船の不始末と同じ構図でよってたかって笑いものにする、というのは普遍性がある。

「トレンドランキング1位」になった、とはどこでそれを発表したか、ついでに調べてみよう。もしなかったら創作ガセ、ということだ。Twitterは創作しやすい。

そうした諸般の記事を何編書いても読んでも、依然医療現場用「3M/N95」の現物、また一般用不織マスクが店頭にない。なぜだろう。

その対策として「アベノマスク」会見があったと断言はしないが、アメリカトランプ大統領が「3M/N95」の3Mを叱責した意味が、そうした一連のルートで繋がっていたとするなら、笑わせた「アベノマスク」は、超一流の歌舞伎役者であり、それを桟敷席で面白おかしくタダで歓談していた聴衆は、社会の構成員として充分、身の程をまっとうしたことになる。

その「何故」をメディアは、どうして取材しないのだろうか。笑って烏合の衆を自認しているなら、まだしも外に出てコロナ感染が怖くて、一歩も外に出たくなくてそうしているのだろうか。だったら自分でやるしかないな、と考えた。

幸いに、このnote会員の一人が、その記事を配信していたので、それを紹介しよう。かなり具体的な記事になっており、信頼度信憑性100%と理解しているので、ここに紹介する。

そんなことと並行して日本はいま瀬戸際にあり、国家の采配が待たれる。

[東京 3日 ロイター] - 菅義偉官房長官は3日、閣議後の会見で、国内で新型コロナウイルスの爆発的感染がいつ起こるか分からない状況になっていると警戒感を示したが、現在ぎりぎり持ちこたえており、緊急事態宣言を出す状況ではない、との見方を維持した。宣言を出すかどうかに関しては、基本的対処方針での条件を挙げ、その上で総合的に判断すると述べた。菅官房長官は「わが国では諸外国のような爆発的患者拡大の状況にはなく、ぎりぎり持ちこたえているが、気を緩めればいつ急拡大するか分からない」との認識を示した。4/4、マスクについては、3月は6億枚を超える規模で供給し、平年の需要を上回る供給量を確保し、今月は、更なる生産の増強及び輸入の強化により、7億枚を超える供給を行うこととしています。
特に感染拡大防止の観点から必要な場所への供給を確保すべく、これまで緊急性の高い医療機関への医療用マスクの1500万枚の配布する。

これまで(1)緊急性の高い医療機関への医療用マスクの1500万枚の配布
(2)介護施設等への布製マスクの2000万枚の配布
(3)小中学校に対して4月中を目途に1100万枚の布製マスクの配布に加えて、
(4)全国で5千万余りの世帯すべてを対象に、一住所当たり2枚ずつ繰り返し使える布製マスク配布することを決定しました。


世界のマスクク市場が「無法化」、米の買い占めに各国が懸念も
ワールド2020年4月4日 / 03:48 /  Reuters Staff
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-masks-idJPKBN21L2W4
[パリ/ベルリン 3日 ロイター] - 新型コロナウイルスに対応する医療従事者を守るためのマスクを確保する動きが世界中で加速しており、マスク市場は「ワイルド・ウエスト」(無法で粗野な米国開拓時代)と化している。米国が既に契約を結んだ他国よりも高い価格を払って買い占めるケースも見られている。 フランスとドイツの高官によると、米国はマスクの世界最大生産国である中国に市場価格を大幅に上回る値段を払っている。既に契約を結んだ欧州の国から契約を奪い取ることもあるという。
ドイツのメルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の幹部は、ロイターに対して「お金は問題でない。米国は必死だ。どんな値段でも払う」と話した。

新型ウイルスは昨年中国で初めて発生して以降、パンデミック(世界的大流行)と化した。欧州や南北アメリカ、その他の地域で各政府が必死に医療従事者や介護施設の従業員、国民の防護製品を確保しようとしている。
世界の感染件数は100万人を突破。米国では感染が急増しており、貴重な防具の在庫を巡る競争は激化している。

米国土安全保障省(DHS)の当局者は今週、米企業と米政府は国外から調達する防護具について、市場価格以上の値段を払っているとロイターに匿名で発言。米当局者は「あり余るまで買い続ける」とし、8月まで海外からの調達は続くかもしれないと述べた。

フランスでも3つの地方政府のトップが同じような見解を示した。仏東部グランテスト地域圏の幹部は、マスク確保のために絶えず闘っていると指摘。直前で引き渡しの取り決めが変わると話し、「米国人は飛行場の滑走路で現金を出し、われわれの提示額の3倍、4倍を支払う」と懸念を示した。



katsu_s ビジネスクリエイター  参考note

昨夜は英国・イタリア・サイパンやシンガポールもコンタクトして、これから纏めますが、何より母国日本でどうやって一般の人に渡せる事ができるのか?

しっかりとしたネットショップと組むか、各薬局に直接卸すか?
ここから考えないとなりません。
これは政府調達とは別ラインで考えます。さて3M/N95の取引きは我々にも命じられている業務なので一応はやっていますが、完全に危険な領域に入っています。出荷間際にフランスが買った3M/N95が米国が現金積んで強奪とか。



中国での「アビガン有効」を喜べない富士フイルム 橋本 宗明 日経ビジネス編集委員 日経バイオテク編集委員
2020年3月19日  中国政府が3月17日、新型コロナウイルスの治療に富士フイルムホールディングス(HD)のグループ会社が創出した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」が有効だと発表した。だが、富士フイルムHDはこの発表を素直に喜べない。中国で既に物質特許は切れており、現地企業へのライセンス契約も解消しているからだ。

事項に送る。

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