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アメリカ11月大統領選挙の「呪術度」

新大統領がもし決まると何がいいのか???

といっても、このnote界隈では、ほとんど注目されないし、この暑いさ中、余計なニュースで騒がないでと、クレーマーネタになりそうな気分。

では前回選挙2016年ではなにがあったのか、思い出したくもないその選挙データを検索した。

2016年アメリカ合衆国大統領選挙は、2016年11月8日にアメリカ合衆国で実施された、大統領および副大統領を選出する選挙である。2期にわたって大統領を務めたバラク・オバマの立候補はアメリカ合衆国憲法修正第22条の規定によって認められないため、民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプが対決し、多くの世論調査を覆しドナルド・トランプが勝利した。得票数ではクリントンがトランプを上回っていたが、オハイオ州やフロリダ州、アイオワ州などのスイング・ステートのほか、民主党の地盤とされていたペンシルベニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州のラストベルトでトランプが勝利を重ねた結果選挙人獲得数ではトランプがクリントンを上回り、トランプの勝利が確定した。得票数で対立候補を下回った候補が選挙人獲得数により大統領に指名されるのは、ジョージ・W・ブッシュがアル・ゴアを破った2000年アメリカ合衆国大統領選挙以来16年ぶりとなる。選挙人投票ではトランプが獲得した選挙人のうち2人がトランプへの投票を拒否し、クリントンが獲得した選挙人のうち5人も造反した。そのため、史上最多となる計7人の誓約違反投票が確認された。 ウイキペディア~

今さらそれを書いて確認するまでもないが、それから世界各国はトランプTwitter発信の荒波大海に放り込まれた。

犠牲者はそれにとどまらず、アメリカ議会閣内重要人事が、サイコロ遊びのように、手玉らとられてバサバサと切られ、残った人事はたった一人、ペンス副大統領(1959年6月7日 -)だけになった。

こんなことがあっていいのか、という大方の予想は、まったく無味乾燥で、今なおトランプ風が吹き荒れているように見える。その理由が知っての通り「コロナウイルス禍」と、その対策の薬とワクチン開発で、国内人気を奪い取っているように見えるが、本当のところ、まったく判らない。さらに言及すれば仮想敵国中国のファーウエイとテックトックを釣り糸の餌にして、ガンガン責めまくる戦略は、まさにトランプ流であり、唯一、その対象の仮想者が誰であるかといったら、裸の王様ただひとり、というありきたりの定型小説を読まされているというプロットだ。

コロナ疾患は風みたいなものさ~、と笑い飛ばしていたが、さすがに罹患死者が世界一の数に達すると、その嘘では通用しないと、気がついたらしい。なにしろ、それは間違いです、箴言する人間は今では誰もいないので、暴言フェイクネタに歯止めがかからない。

やはりそれは危険な兆候でなんとかしないといけないと、対抗馬が現れた、というよりトランプがだめだから、他になんかない、程度の候補(という不埒な見方でアメリカメディアが記事を書く)という、まったくやる気のない選挙展開で、世界は大迷惑している。(※すこし真面目にやって頂きた筆者)

さらに、そこにハリス副大統領の筆頭候補(決定)があらわれて、これがまた物議ネタで、肝心の主バイデンより有能で、その任期を待たず大統領のポストが用意されているという、大方予想が、まるで決まったかのような論調で囁かれ、そのアメリカ流「井戸端会議」の桁外れの暴言に、世界は翻弄されている。これはまさしく、議会制云々ではなく、文明国以前のストーンサークル呪術儀式の再現であり、象牙サイコロもない時代に、どうやって占ったのか興味がある。

もしそうだとすると呪術大国中国は、その歴史「殷」墟時代からさかのぼって、遺跡発掘類を検証すると、あらゆる呪術形式亀甲が網羅されていて、特に日本が手本とした「讖緯説」教書などで国家骨格が形成(古代記述書)されている重要書類が今に伝えられているという歴史の深さを比較すると、アメリカ黒船の歴史では計り知れないものがある。唯一それ対抗するには物量の数値であり、現世界は、それによって統制されているといっても過言ではない。

異例の注目度 女性副大統領候補選び ~バイデン氏が選ぶのは誰?~

3か月後に迫ったアメリカ大統領選挙。2020.07.31 NHKニュース
今、大きな関心を集めているのが、野党・民主党の候補者指名を確定させているバイデン氏の副大統領候補に誰が選ばれるか。
これほどまでに副大統領候補選びが注目されたことはないとも言われている。
なぜなのか?そして、選ばれる可能性が高いのは誰か?

8月上旬までに、副大統領候補を決定したい考えを示しているバイデン前副大統領。
「女性を副大統領候補に選ぶ」と表明している。
アメリカでは、これまで女性が副大統領を務めたことはなく、その判断に注目が集まっている。

アメリカ通商代表部の元幹部で、民主党系のシンクタンクに所属するグレン・フクシマさんも「アメリカの歴史の中でも、副大統領候補に誰が選ばれるかが、これほど注目された例はない」と指摘する。その理由を聞いてみた。

フクシマさんは、理由を4つ挙げた。

1.バイデン氏の弱みを補う人を求めている?
前回、2016年の大統領選挙では、得票総数は民主党のクリントン氏が多かったものの、各州に割り当てられている選挙人ではトランプ大統領が上回り勝利した。このため、接戦州や支持層ごとの情勢を見ていくことが重要となる。
そうしたことから、フクシマさんは、バイデン氏の弱みを補える人が重要になると話す。

「バイデン氏は若者、女性、ヒスパニックなどからの支持がそれほど強くない。また、南部サウスカロライナ州の予備選挙では、黒人から支持を集めたが、これは高齢者が中心だった。オバマ前大統領のとき、副大統領としての職務を忠実に果たしたことから50歳以上の黒人はバイデン氏のことを相当評価している。しかし、若者の黒人にはそこまで支持が広がっていない。若者と女性、それからヒスパニックといった有権者の票がとれる、そういった副大統領候補が求められている」

2.副大統領としてサポート力のある人が必要?
アメリカ国内では、歯止めがかからない新型コロナウイルスの感染による影響や、景気の悪化、黒人男性が白人警察官に押さえつけられて死亡した人種差別の問題など、課題が多い。
こうした問題に、副大統領としてすぐに対応できる能力があるかどうかも重要なポイントだと指摘する。

3.任期途中で大統領を引き継ぐ可能性も?
バイデン氏が高齢であることも、副大統領候補に注目が集まる要因となっている。
当選すれば、バイデン氏は就任時には78歳。アメリカ史上、最高齢の大統領になる。
そして就任後、もしも、バイデン氏が職務を遂行できなくなった場合、大統領の継承順位1位の副大統領が、大統領の業務を引き継ぐことになる。
副大統領候補は、いざというときに大統領としての務めを果たせる人物でなければならないという。

4.次回の大統領選挙で民主党の有力候補に?
さらに、バイデン氏は、高齢のため当選しても1期4年で退任し、次の2024年の大統領選挙には立候補しないのではないかとの観測が絶えない。
そうすると、副大統領候補が、次の選挙で民主党の最有力の候補になる可能性が高くなると指摘。
いずれにしても、将来的に大統領になるための素質が強く求められるというのだ。

そのうえで、最も重要な要素についてフクシマさんはこう話す。

「バイデン氏自身は、最終的には『シンパティコ(simpatico)』、つまり気の合う人を選ぶと言っている。4年間の任期中、自信を持って一緒に仕事をできる人を選ぶと言っていて、それが最も重要になる」

有力な候補は誰か?

副大統領候補に名前が挙がっている人たちは誰なのか。

カマラ・ハリス

▼西部カリフォルニア州の上院議員(1期目) 55歳
▼カリフォルニア州の司法長官を務めた元検察官
▼ジャマイカとインドからの両親のもとに生まれた移民2世        みずからを「革新的な検察官」と呼び、司法長官時代には、警察改革などを進めたほか、上院議員になってからはトランプ政権の移民政策やロシア疑惑を鋭く追及してきた。弁舌の鋭さには定評がある。
大統領選挙に立候補し、バイデン氏の人種問題への対応を厳しく批判して、一時は支持率を大きく上げたが、2019年12月に選挙戦から撤退した。

(★8月11日ハリス氏に決定した)

「最も有望」?ハリス氏
このなかで、ハリス氏が最も有望だと見られていると分析する。

「東海岸出身で白人のバイデン氏に対し、ハリス氏は西海岸出身の非白人であり、年齢も55歳と20歳以上若い。母親はインド出身、父親はジャマイカ出身で、多様な背景を持つ人だ。黒人に対する人種差別の問題で改革が求められる中、有力候補と見られている」

一方で、「カリフォルニア州の司法長官だった当時、犯罪に対してかなり厳しい政策をとっていた」として、警察改革に消極的だと見られてしまう可能性があること、早い段階で民主党の予備選挙から撤退したことを懸念として挙げている。

ともに“走り抜く”パートナーは?
バイデン氏は、副大統領審査委員会を立ち上げて、書類審査や面接を行ったり、これまでの実績やスキャンダルが無いかなど、時間をかけて入念に調べたりしているとフクシマさんは話す。

アメリカでは副大統領候補のことを「running mate」と呼ぶ。
長くて厳しい選挙戦をともに“走り抜く”パートナーとなる。
バイデン氏が当選すれば、次の4年間のみならず、次回、2024年の大統領選挙にも影響を与え、女性の進出を阻んできた「ガラスの天井」を打ち破る可能性もあるかもしれない。
バイデン氏がともに走るパートナーに誰を選ぶのか、世界中から関心が寄せられている。



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