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斤量恩恵無しでこその騎手巧拙

調べごとをしたので、記事というかメモです。
中央競馬の騎手は、デビュー当初は斤量恩恵を受けます。
ではその恩恵を受けている期間でも恩恵無しで勝った数こそが未来への試金石ではないかと思いつき、恩恵受けている期間に何勝恩恵無しで勝ったのかを調べてみました。

各騎手ごとに最後に減量マークがついていた日までを算出し、デビュー日からその日までの斤量恩恵が無かったレースの勝利数を求めてみました。
まずはすでに101勝以上していて、そのうち恩恵無しの勝利数が15以上あった騎手の一覧が下のようになりました。

現役JRA101勝以上騎手

これをみると長年競馬会にいる騎手、リーディング上位騎手などが見て取れるのではないでしょうか。なお武豊さんは斤量のルールがまだ確立していなかったので、これだけ勝っています。反則です(笑)
幸騎手は31勝。しかしハンデ戦6勝で、別定21勝、馬齢4勝ですので、優秀な数値ですね。関係者が幸騎手に依頼するのも分かる数値です。

ではまだ100勝以下の騎手ではどうだったか見ていきましょう。
なお恩恵勝利が5勝以上の騎手に限定しています。

現役JRA100勝以下騎手

これをみると、恩恵期間が短い2022年デビューの佐々木大輔、角田大河両騎手は今後、要注目ではないでしょうか。他は角田大和、永野猛蔵、原優介といったところでしょうか。ここからネクストスタージョッキーが誕生するような気がしています。

役に立つか立たないか分からないメモでした。
ありがとうございました。

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