いつまでも今宵が過ぎないように

言葉にするのも怖いくらい悲しくて、毎晩過呼吸になるまで泣いて、辛くて逃げて、意識を失うように寝て、ご飯も食べられなくて、また泣いて、ただ毎日定時になるまでぼんやりと過ごしていたら、もう10月も最後の週に差し掛かります。最後だから、もう次はないんだから、ちゃんと後悔のないように過ごしたい気持ちはあるけど、どうしても正面から向き合うことが辛くて、好きな人たちが死ぬほど悩んで出した優しい結論を悲しいとしか捉えられない幼くて、自分勝手な自分が、悔しい。ちゃんとわたしも愛したいのに。綺麗姿のまま、ちゃんと自分たちの手で、解散と、明確なピリオドを打ってくれる愛情も伝わってるし、たくさんの感謝を伝えてくれているのもわかってるし、もうおしまいだけど、少しでも寂しくないように、少しでも楽しめるように、残りの時間を精一杯作ってくれているのに、わたしは自分のことばかりで、優しさに触れるたびに、離れていかないでほしい気持ちでいっぱいになる。だいすきなのに、こんなに素敵なステージなのに、最高をまだまだ更新できるのに、いなくなっちゃうなんて、ずるいよ、わたしが嫌いになった次の日にいなくなってよ。コンサートが5年に1回でも、リリースがドラマのタイアップの時だけでもいいから、このままずっと、一緒にいてほしいよ。やっぱり解散やめた!って言ってよ、どうやって、11/1を迎えたらいいんだろうって、ずっと考えているのに、どうしていいかわからなくて、上手にさよならしたいのに、もっとこうすればよかった、って思いたくないのに、悲しくて、上手く言葉にして吐き出すこともできない、タイムリミットはこんないまも近付いているのに。