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統計地政学

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私が学んだ地政学の知識をまとめたマガジンです。地政学は野蛮な学問であるため、まとめたnoteの殆どにゾーニング程度の金額を設定しますが、ご容赦願います。 11/8 需要がありそ… もっと読む
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記事一覧

コラム:情報の不可能性と宗教の意義

 月日が経つのは早いもので、もう3月です。本コラムは、下記コラムの直接的な続編になります…

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コラム:物資と情報、それぞれの不可能性

 年も開けたので、地政学についての記述を再開していきたいと思います。  去年はあまりにも…

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4-1.国家の運命予測(1)

 いよいよ実際に国家の運命予測をする段階に移ります。第一章で論じた内容を使うことになるの…

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コラム:EUの地政学的混乱 番外編:ギリシャの日和見主義戦略

1.EUの誕生 ヨーロッパはユーラシア大陸を巨大な島としてみた時、ヨーロッパ半島として扱わ…

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コラム:社会の進歩と革命無き世界の二極化

 現在の人間社会は史上もっとも豊かな状態にあると言えます。しかし、それでも貧困の問題は解…

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コラム:安倍政権の地政学的評価と朝鮮半島の価値の変動

 2020年8月28日に、安倍総理が辞任することを表明しました。第二次安倍政権は歴代最長…

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3-5.フィザルムソルバーと物資輸送路

 いよいよ物資の流通について記述します。しかし、物資の流通は放っておくと変動するものです。物資の流通を評価するにあたっては様々な方法が存在しますが、ここでは粘菌コンピュータのアルゴリズムを紹介しましょう。

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コラム:汎アジア鉄道網と中国の日本侵略

 中国が一帯一路構想を大戦略として進めていることは、既に別のコラムでも述べました。今回の…

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コラム:地政学大国ロシアの大戦略

 地政学を国家運営に取り込んでいることで知られている国家はなんといってもロシアです。プー…

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コラム:ユーラシア大陸の未来と中東の重要性

 今回のコラムでは、ユーラシア大陸の未来に大きくかかわる地域である中東について書いていこ…

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コラム:アメリカの騒乱と自由と平等の対立

 現在アメリカは国内分裂の岐路に立たされている、と言っても良いでしょう。BLM運動の盛り上…

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コラム:サービス業の発展とモルガンのイカサマ

 現在の社会の発展を支えているのは基本的には第三次産業、即ちサービス業やコンテンツ産業で…

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3-4.シーパワーの戦略(2)

 今回は前回の続きとして、シーパワーの戦略及び国外の物流路の展開、およびシーパワーに取っ…

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コラム:アフリカの角と一帯一路

 新型コロナのパンデミックにおいて最も株を下げた人物を一人挙げるとするなら、WHOのテドロス事務局長は上から数えて五番目くらいには入るのではないでしょうか。  エチオピアにおいて、彼はまさに英雄的な活躍をした人物です。医師の労働環境改善、予防接種率増加、それら全てを支える人的資源の増加。彼のお陰で救われたエチオピア人は膨大な数に上ります。子どもの死亡率を2005年から2011年の間に30%も削減させ、エイズの新規感染者を劇的に減少させる、等の結果を出しています。  しかし

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