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韓国映画「弁護人」

ソンガンホ。韓国映画を見ない人でも聞いたことある有名な俳優。が、日本人はこの人がかなり政治的な映画に出ていることを知らない。

この映画は1981年に軍事政権下の韓国で実際に起きた冤罪事件である釜林事件を題材にしている。ソンガンホの役は、若いころの盧武鉉大統領をモデルにしている。

日本人は知らない。ムンジェインが北朝鮮の引き上げ家族で貧しく、若いころは学生運動で投獄されていたことを。そして、盧武鉉と同じ事務所の弁護士であったことを。

前半は単調だが、後半がおもしろい。そして、これが韓国の大統領だったのかと思うと日本について考えてしまう。コロナ対策のスピードと態度があまりに違う。

明治維新以降、一部の関係者で政治経済が回されてきた。国鉄民営化、郵政民営化、移民解禁……壊され画一したつまらない街並とどこでも同じ飲食店。

そろそろ日本人も現実を見ないと。

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