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プロダクトの制約事項を伝えること

不具合があったとしても、小さく、早くリリースすることは賛成です。
しかし、その不具合は認知されている不具合でしょうか?

  • 開発チームが、その不具合を認知しているか

  • カスタマーサポートなどビジネスチームが、その不具合を認知しているか

  • 制約事項としてユーザーに知らせているか

どこまで認知しているべきかは、難しい問題です。私は、ユーザーのプロダクトを使っていて、遭遇する全ての不具合をユーザーに知らせるべきだと考えています。(すごい極論ですが。。。)少なくとも、カスタマーサポートなどビジネスチームには共有すべき情報だと考えています。

というのも、ユーザーはそのプロダクト、その機能が使えると思って、使用します。ユーザーにとって意図してない事象が発生したら、ユーザーは不満に感じます。しかし、それら事象が制約事項として周知されていたら、その不満は多少軽減されるのではないでしょうか。ユーザーの期待値をコントロール手段として、制約を明記することは有効な手段だと考えています。

ユーザー利用に影響がある不具合を全て修正してからリリースすべきではありますが、リリースを優先するケースはあります。

  • 競合他社よりも早く新機能をリリースすることで、優位性を獲得できる

  • ユーザーからのフィードバックに迅速に応える

  • ビジネス上の重要なデッドライン
    (大規模なマーケティングキャンペーンを予定している)

ソフトウェアテストで見つけた事象をビジネスチームに伝えて、ワークアラウンドの作成、ユーザーに対する期待値コントロールに使ってほしいと思います。

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