免許合宿7日目「最悪の誕生日」

免許合宿7日目
日記作成者 半谷
下島さんとの関係 やや劣悪
帰りたい度 90
朝食 豆腐ハンバーグ 納豆 味噌汁(撮り忘れ)
昼食 チキン竜田バーガー ポテト オニオンリング(食べかけ)

夕食 デミハンバーグ マカロニグラタン ベイクドエッグ 味噌汁



なんで朝ハンバーグ昼バーガーで夜もハンバーグなんだよ。唯一楽しみにしてる飯くらい頼むからちゃんと考えてくれ。今日僕誕生日なんだよ。

今朝は下島さんに無理矢理連れていかれ朝食へ。食堂でスケジュールを確認する。今日の技能実習は2コマだけ。昨日も2コマだったのに。なんで2時間の授業のために残りの22時間を山奥の狭い部屋で不機嫌なサルと一緒に軟禁されなきゃいけないんだ。良い加減にしてくれ。こんなことなら通いにするんだった。合宿全然楽しくないし。

最悪の気分で1限目。教官は痩せ細ったお爺ちゃんだった。授業中はやたら「目」の大切さを説いてきた。「進む方向を目で見てさえいれば、そこに自然と進めるから」という教えを何度も何度も繰り返し聞かされた。僕も「ほんとだ。目で見ただけでハンドルが勝手に動きます〜」と話を合わせながら耐える。お爺ちゃんは満足そうに「そうそう。目って不思議だろ?」と言っていた。

2限目。1人称が「俺」の太ったオバチャン教官。教習中に上手くいかないところがあったのでその教官にどうすれば良いのか聞いたら「俺ぁ感覚的なドライバーだから上手く説明できねぇけど、こうガッと。ガッとやるんだよ」と言われた。感覚的なドライバーこの仕事向いてねえよ。

そして今日の授業は終了。昨日の下島さんは、確かnoteに「明日は半谷の誕生日、何をしてやろうか」みたいなことを書いてたくせに、別に何のアクションも起こさずただダラダラと過ごしていた。これだけ何もアクションが無いということは、もしかしたら1日の最後に何か準備してるのかとも考えたが、夕食中に「ああ、そういえば誕生日おめでとう」と言われたので別に本当に何もなかった。何やこいつ。最悪の誕生日だ。

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