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シンガポール駐在 反省点その壱

通算16年シンガポール🇸🇬に駐在した経験がある。1回目は5年、2回目は11年とそれぞれ異なる会社での駐在だった。そもそも入社が駐在前提だったので両社共に入社後簡単な研修を受けた後、直ぐに赴任した形だった。その経験談を述べたい。述べることは全て当たり前の事なのだが。。

大多数の駐在員はいずれ日本へ帰国する。帰任後を十分考えて日々過ごすべきだと本当に思う。私の場合、1回目の時は28歳〜33歳赴任。2回目34歳〜45歳。当然だが1回目の時は自分が2回シンガポールで駐在するとは考えてもいなかった。28歳・独身で2週間の引き継ぎで日本人俺一人、現地スタッフ一人の合計2名のオフィスで運営を任された。海外駐在が一つの目標だったので希望を持って日々淡々と努力して活動していけば夢は叶えられないかもしれないが、近いところまでは行けるとその時確信した。

夢が実現となり、駐在生活も充実したものであったが、今思えば3年後5年後を見据えて活動すれば更に充実したものになったに違いない。していたつもりだったが、結果的にそのような気持ちがなかった。最初の1年は平日はオフィス⇆家の往復で終わり、週末は家でゆっくり休むといったもので週末に遊んだ覚えはほとんどない。2年目から余裕が出て週末に意識的に運動をする事が出来た。1回目の赴任時にはシンガポール駐在員で大多数が行なっているゴルフは数回やった程度で、ほとんどしなかった。もっぱら中高時代やっていた卓球やウィンドサーフィンを楽しんでいた。また日本では知り合う事ができない人達と出会う事ができた事で、自分のステータスが上がった気がした(本当に気だけなのだが)。

30歳前に赴任して勘違いした自分が今考えると居たが、良くも悪くもその経験があるから今があると自分に言い聞かせている。現在の中国語学習のモチベーション維持も駐在時に語学を学習する環境がすごく良かったのにきちんと学習しなかった悔しさがあるからだ。

その壱で言いたいことはどの年代でもどの状況でも将来を見据えて行動する事が大事だと思う。それはシンガポール駐在の経験で感じた事の一つ。


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