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noteがSpectrum Tokyo Festival 2023にブース出展するまでの全記録

2023年12月2日〜3日に開催された「Spectrum Tokyo Festival 2023」に、noteのデザインチームでブースを出展しました。

久しぶりのオフラインイベントということもあり、皆さんと直接話したり交流することができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。ブースに立ち寄ってくださった皆さん、ありがとうございました。また、イベントの運営スタッフの皆さんも、本当にお疲れ様でした。

この記事では、ブースの制作プロセスをできるだけリアルにお伝えしていきます。


メンバー紹介

今回のブース出展に、主に関わったメンバーです。また、ここに載せきれない多くの方の協力を得て、イベント当日を迎えることができました。

ブース設計

ブースに来てくださる方をイメージして、以下のようなユーザージャーニーを描きながら、ブース全体の流れを検討していきました。

1.モニターやロールアップバナーを介して、noteのブースが出店されていることを認知してもらう
2.デザインの領域ごとに8種類のカードを用意し、お互いの職種や仕事の話をするきっかけを作る
3.選んだカードの領域について立ち話をしつつ、その領域に詳しいnoteのデザイナーとのおしゃべりを提案する
4.その背中を押すために、おしゃべりした方のみがもらえる限定グッズを隣に並べておく
5.予定や都合などで当日のおしゃべりが難しい方には、後日のおしゃべりを調整するGoogleフォームを用意しておく
6.ブースに来てくれた方全員に、液晶クロスとステッカーのノベルティをセットでプレゼントする

ジャーニーに合わせて、ブースの配置も決めていきました。

・ブースの入り口となる左右端に、遠くからでも視認できるモニターとロールアップバナーを配置
・その一つ内側に、ブースの前で立ち止まってもらえるような限定グッズやデザインカードを配置
・一番内側に、全員がもらえるノベルティとおしゃべりを促すボードを配置

最終的に、2日間合わせてデザインカードを450枚以上お渡しすることができ、40名以上の方とおしゃべりすることができました。

デザインカード

カードの裏側にはQRコードを載せていて、各テーマごとのマガジンへ遷移できるように作っています。マガジン内の記事はnoteのデザインチームみんなでテーマの担当を決め、それぞれがおすすめの記事をピックアップしています。

マガジンはデザインカードがなくても見れるので、興味のあるテーマを探してみてください。今後も各マガジンに、おすすめ記事を追加していきます。

制作日誌

ここからはブースのキックオフミーティングからイベント当日まで、具体的にどんなスケジュールで動いていたかを、時系列に沿って具体的に紹介していきます。始まりはイベントから約2ヶ月前に遡ります。

10/4(残り59日)

  • Designshipでの各社のブースを参考にイメージを膨らませる

  • ブース出展で達成したい目標やゴールを考えるが、まとまらずに終了

10/16(残り47日)

  • 昨年のブースで行っていた「デザイナーお悩み相談室」をベースに、深めの話ができるブースを目指すことに決定

10/20(残り43日)

  • ブースのイメージをより細かく検討

  • 作成するグッズを確定

    • デザインに関するテーマごとにカード

    • ステッカー

    • 液晶クロス

    • おしゃべりしてくれた方に、ブロックメモ&ペン

  • 発注が完了するまでは、週1で定例MTGを行うことに

10/25(残り38日)

  • カードを何種類作成するか検討

    • たくさんワードを出してみる

    • テーマの種類を8つに決定

11/2(残り30日)

  • ブロックメモ&ペンの在庫を確保

  • 液晶クロスとステッカーは追加で発注が必要なことに気づく

11/8(残り24日)

  • ブースの配置をFigJam上で検討

  • ロールアップバナーを追加発注することに

11/15(残り17日)

  • この日から定例MTGが1時間に拡大

  • カードの印刷枚数を決定

    • 今後のイベントでも使えそうなので多めに発注

  • カードのデザインの方向性を確認

    • A案で決定

  • 当日のシフトを検討開始

11/20(残り12日)

  • おしゃべりボードのデザインを検討

11/22(残り10日)

  • ボードに合わせて、モニターに表示する内容を調整

11/28(残り4日)

  • オフィスでお試し設営

  • カードの視認性を高めるべく、2段で並べるための台があると良さそうだと気づく

11/29(残り3日)

  • カードを入れておく箱を3Dプリンターで生成

  • 透明な台を100均で調達

11/30(残り2日)

  • カードが到着

  • カードに紐づいた各マガジンに記事を追加するもくもく会を実施

12/1(残り1日)

  • 会場で設営しながら、配置などを最終調整

12/2(本番1日目)

  • モニターの表示内容やブースのオペレーションなどを適宜調整

12/3(本番2日目)

  • SNS交換に便利なNFCタグを調達

ブース出展を終えて

Spectrum Tokyo Festival 2023が終わり、みんなの記憶が残っているうちにイベント全体のKPTを実施しました。KPTの中からいくつか抜粋してみます。

Keep
・おしゃべりをしてみたいという人が多くて嬉しかった
・カードが好評で、撮影したりQRを読み込んでくれる人が多かった
・1ヶ月前から定例MTGを入れることで、ちゃんと焦ることができた
Problem
・イベントの準備と通常業務でバタバタしていた
・事前に作っておいたシフトが崩壊し、セッションをあまり聞けなかった
・「noteさん採用してるんですか?」って聞かれた。まだまだイメージが浸透していない
Try
・イベント直前にブースの予告記事を公開する
・モニターが空いてたのでFigma公開とかしても良さそう
・スタッフ用のロンT or フリースを作る

また、KPTとは別の時間を確保して、おしゃべりや懇親会で聞いたことや話したことを共有するMTGも行いました。他社のデザイナーの仕事の進め方だったり、おしゃべりしているときに気づいたことなど、わいわいと楽しい雰囲気で振り返ることができました。

noteではプロダクトデザイナーを募集しています

ここまで読んでみて少しでもnoteに興味を持っていただけた方、普段はプロダクトデザインをしているけどブース出展のときにチームみんなでわいわい取り組みたい方、noteのデザイナーとお話ししてみませんか?ご連絡をお待ちしています。

※この記事は noteのみんな Advent Calendar 2023 の23日目の記事です。


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