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noteがSpectrum Tokyo Festival 2023にブース出展するまでの全記録
2023年12月2日〜3日に開催された「Spectrum Tokyo Festival 2023」に、noteのデザインチームでブースを出展しました。
久しぶりのオフラインイベントということもあり、皆さんと直接話したり交流することができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。ブースに立ち寄ってくださった皆さん、ありがとうございました。また、イベントの運営スタッフの皆さんも、本当にお疲れ様でした。
この記事では、ブースの制作プロセスをできるだけリアルにお伝えしていきます。
メンバー紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1703317575174-AIlX2i79AP.png?width=1200)
今回のブース出展に、主に関わったメンバーです。また、ここに載せきれない多くの方の協力を得て、イベント当日を迎えることができました。
ブース設計
![](https://assets.st-note.com/img/1703317811748-7kx7VkAHJu.png?width=1200)
ブースに来てくださる方をイメージして、以下のようなユーザージャーニーを描きながら、ブース全体の流れを検討していきました。
1.モニターやロールアップバナーを介して、noteのブースが出店されていることを認知してもらう
2.デザインの領域ごとに8種類のカードを用意し、お互いの職種や仕事の話をするきっかけを作る
3.選んだカードの領域について立ち話をしつつ、その領域に詳しいnoteのデザイナーとのおしゃべりを提案する
4.その背中を押すために、おしゃべりした方のみがもらえる限定グッズを隣に並べておく
5.予定や都合などで当日のおしゃべりが難しい方には、後日のおしゃべりを調整するGoogleフォームを用意しておく
6.ブースに来てくれた方全員に、液晶クロスとステッカーのノベルティをセットでプレゼントする
ジャーニーに合わせて、ブースの配置も決めていきました。
・ブースの入り口となる左右端に、遠くからでも視認できるモニターとロールアップバナーを配置
・その一つ内側に、ブースの前で立ち止まってもらえるような限定グッズやデザインカードを配置
・一番内側に、全員がもらえるノベルティとおしゃべりを促すボードを配置
最終的に、2日間合わせてデザインカードを450枚以上お渡しすることができ、40名以上の方とおしゃべりすることができました。
noteブースでうのさんに1on1して頂きました!
— yurie (@yu_yu_m0n) December 2, 2023
不安に思っていたことを優しく聞いてくださってとても嬉しかったです✨めちゃくちゃ良い時間になりました🫰@saladdays #spectrumfest2023 pic.twitter.com/1yJw4y6xsM
noteのSAWAさん(@sawamemo )に、デザインシステムのあれやこれやをお伺いしてきました!
— 辻井 耀|リンクアンドモチベーション (@DShuhari) December 2, 2023
1on1でたっぷりお話できて、超勉強になりました。ありがとうございました!#spectrumfest2023 pic.twitter.com/o9h6Pr9xpY
デザインカード
カードの裏側にはQRコードを載せていて、各テーマごとのマガジンへ遷移できるように作っています。マガジン内の記事はnoteのデザインチームみんなでテーマの担当を決め、それぞれがおすすめの記事をピックアップしています。
noteブースで作ったカードは、学生時代から好きでよく使ってたけどうまく成功しなかったQRの仕掛けがうまくいって、多くの人が読み込んでくれたり貰ってくれて嬉しかったです。よく使われる手法だけど、情報の奥行きが作れるのまだ色々発展ありそうで楽しいよね
— 鮎𓆟 (@ayujimann) December 3, 2023
同僚の @261ckie さんと作りました🤲 pic.twitter.com/g86iaLqUtW
マガジンはデザインカードがなくても見れるので、興味のあるテーマを探してみてください。今後も各マガジンに、おすすめ記事を追加していきます。
制作日誌
ここからはブースのキックオフミーティングからイベント当日まで、具体的にどんなスケジュールで動いていたかを、時系列に沿って具体的に紹介していきます。始まりはイベントから約2ヶ月前に遡ります。
10/4(残り59日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703195135935-F3HfX0Nu7u.png?width=1200)
Designshipでの各社のブースを参考にイメージを膨らませる
ブース出展で達成したい目標やゴールを考えるが、まとまらずに終了
10/16(残り47日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703195562670-eNdqZPRm2E.png?width=1200)
昨年のブースで行っていた「デザイナーお悩み相談室」をベースに、深めの話ができるブースを目指すことに決定
10/20(残り43日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703195927042-2wlYvYxjqK.png?width=1200)
ブースのイメージをより細かく検討
作成するグッズを確定
デザインに関するテーマごとにカード
ステッカー
液晶クロス
おしゃべりしてくれた方に、ブロックメモ&ペン
発注が完了するまでは、週1で定例MTGを行うことに
10/25(残り38日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703196117904-cFvTrb6JiZ.png?width=1200)
カードを何種類作成するか検討
たくさんワードを出してみる
テーマの種類を8つに決定
11/2(残り30日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703196589136-kEv0PskGlj.png?width=1200)
ブロックメモ&ペンの在庫を確保
液晶クロスとステッカーは追加で発注が必要なことに気づく
11/8(残り24日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703196542727-wtW40nCCCk.png?width=1200)
ブースの配置をFigJam上で検討
ロールアップバナーを追加発注することに
11/15(残り17日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703196791719-9GEpXa1aFv.png?width=1200)
この日から定例MTGが1時間に拡大
カードの印刷枚数を決定
今後のイベントでも使えそうなので多めに発注
カードのデザインの方向性を確認
A案で決定
当日のシフトを検討開始
11/20(残り12日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703197148979-IcmJrWsdmH.png?width=1200)
おしゃべりボードのデザインを検討
11/22(残り10日)
Spectrum Tokyo Festival 2023 いよいよ来週末です!
— note DESIGN (@note__design) November 22, 2023
noteのデザインチームも準備に奮闘中です。#spectrumtokyo #spectrumfest2023 pic.twitter.com/wd0vxyld8j
ボードに合わせて、モニターに表示する内容を調整
11/28(残り4日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703197473852-CiKrfcvAzh.jpg?width=1200)
オフィスでお試し設営
カードの視認性を高めるべく、2段で並べるための台があると良さそうだと気づく
11/29(残り3日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703198824267-y9jN2cW2dN.png?width=1200)
カードを入れておく箱を3Dプリンターで生成
透明な台を100均で調達
11/30(残り2日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703198060237-LLY9ozxUAg.png)
カードが到着
カードに紐づいた各マガジンに記事を追加するもくもく会を実施
12/1(残り1日)
![](https://assets.st-note.com/img/1703198170197-OrSzCOetNe.png)
会場で設営しながら、配置などを最終調整
12/2(本番1日目)
![](https://assets.st-note.com/img/1703198529546-uJe8k7ifSy.jpg?width=1200)
モニターの表示内容やブースのオペレーションなどを適宜調整
12/3(本番2日目)
![](https://assets.st-note.com/img/1703198331292-AAY0fs6iw2.png?width=1200)
SNS交換に便利なNFCタグを調達
ブース出展を終えて
Spectrum Tokyo Festival 2023が終わり、みんなの記憶が残っているうちにイベント全体のKPTを実施しました。KPTの中からいくつか抜粋してみます。
Keep
・おしゃべりをしてみたいという人が多くて嬉しかった
・カードが好評で、撮影したりQRを読み込んでくれる人が多かった
・1ヶ月前から定例MTGを入れることで、ちゃんと焦ることができた
Problem
・イベントの準備と通常業務でバタバタしていた
・事前に作っておいたシフトが崩壊し、セッションをあまり聞けなかった
・「noteさん採用してるんですか?」って聞かれた。まだまだイメージが浸透していない
Try
・イベント直前にブースの予告記事を公開する
・モニターが空いてたのでFigma公開とかしても良さそう
・スタッフ用のロンT or フリースを作る
また、KPTとは別の時間を確保して、おしゃべりや懇親会で聞いたことや話したことを共有するMTGも行いました。他社のデザイナーの仕事の進め方だったり、おしゃべりしているときに気づいたことなど、わいわいと楽しい雰囲気で振り返ることができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1703223927145-09hevQBH5j.png?width=1200)
noteではプロダクトデザイナーを募集しています
ここまで読んでみて少しでもnoteに興味を持っていただけた方、普段はプロダクトデザインをしているけどブース出展のときにチームみんなでわいわい取り組みたい方、noteのデザイナーとお話ししてみませんか?ご連絡をお待ちしています。
※この記事は noteのみんな Advent Calendar 2023 の23日目の記事です。
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