マジカル・マドリガル

母親の誕生日が近かったので、姉と一緒にお祝いがてら昼からクラフトビールを飲みに行った。
クラフトビール、たっかいけど満足感があるので気持ち的にはイーブンだし、「クラフトビール飲んでるぞ」という気持ち的余裕があるのでプラス。。
3~4杯ずつ飲んだので飲み物代だけで1万円は行った。
たまにはこういう日もあっていい。
飲んだ中では京都醸造のビールが好みだった。
味がしっかり重めだけど後味はスッキリ系、みたいな。
食べ物もごっぽり食べて大満足すぎて、夕飯は全然食べずに済んだ。

姉が「ミラベルと魔法だらけの家」にハマったらしく買ったDVDを持ってきてくれたので見た。
姪っ子ちゃんの教育のため吹き替えなしの英語字幕で、他事しながら見てたからすべてを把握はできなかったけど、そんな話なのねーという程度には理解できて楽しめた。
ガッツリとミュージカル映画で音楽がこれでもかと登場してくる(何かあれば歌う!ちょっと気持ちがうごいたら歌う!)。
南米が舞台だからか「パッションあふれるまま気まぐれに歌う!」っていう感じが良い。
かなりの曲がリズム複雑、調もグワングワン動く中で超早口だからよく歌えるなと思って感心してしまった。
逆に日本語吹き替えがどうなってるのか気になってきた。
ルイーサ(力持ちのお姉ちゃん)の声が3時のヒロインのゆめっちらしいので特に気になる。

ヴィランはいなくて、家族の問題を家族で解決するという、丁寧にコンパクトに組み立てられた印象だった。
ヴィランがいたらヴィランに対処するという大きな道筋が得られるから、その道筋がない場合はどうするのかというのが興味深い点。
家族って難しいよなぁー。基本的には一番近くにいるはずの他人。
いろんな形があって、いろんな現実があって、いろんな問題がある。
一概に語れない家族というものを「彼らはこうやって生きているんだ」というのを家と町を使って表現したんだなーと思った。
あの環境でミラベルがスレずに生活してこられたのが奇跡だと思うよ。
ミラベルの、それでも家族を愛しているという気持ちがあるからこその最後の大仕掛けと結末だったのだろう。

原題が「Encanto」で、魔法にかけられて(Enchanted)と似すぎてるけど紛らわしくない?というのが気になっている。

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