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近そうでまだ遠い大阪

・いまさらだけど先週末の話。
先週末は金曜夜に焼肉、土曜夜に寿司、日曜は大阪でライブという盛り沢山の週末だったゆえに。
人生の走馬灯みたいな週末だ。終末の週末。週末のフール。


・金曜夜の焼肉はちょうど1年前に行ったお店で、その時は希少部位でサシが多いところを食べて結構くらってしまった。
今回はその反省を生かしてタン、ハラミ、脂少なめの内臓系に抑えて堪能することができた。
特にタンは一度も冷凍していない生のものらしく、前回気付けなかったタンの美味さに気付くことができた。
このお店にはタンだけ食べに来てもいいかもしれない。


・土曜日の寿司は母親の誕生日祝い。
5月に自分の誕生日で行ったばっかりだけど、誕生日にかこつけて寿司を食べたいだけの家族なので。
隣に座っていたお客さんがかなり離れたところから通っているとのことで「わざわざそんなところから!」と失礼ながら驚いてしまった。今考えたらお客さんとお店双方に失礼な驚き方だな。
名古屋とかの都会に行けばいいお店がいっぱいあると思うんだけど。
でも分かる。このお店は名古屋の高級店にも負けないくらいの美味しさと余裕で勝てるコスパの良さがあるから。
流行るのはうれしいけどうちの家族が行きづらくなるのは困るからほどほどに流行るくらいであってほしい。


・日曜日の大阪。
大阪の街中への上陸は10年以上ぶり(USJや海遊館には行ってるけど)だったので、ライブ前に早めに行って難波あたりを散策。
散策っていうか食い倒れ。
たこ焼き(わなか)→たこやき(くくる)→名物カレー(自由軒)→パンケーキ(ANNON CAFE)
炭水化物過多。
たこ焼きはトロトロなのでほとんど飲み物だなと思う。
一口目で熱すぎて口開けてホゴホゴするというお約束の伝統芸能をやってしまった。
その後は反省して事前に割って食べた。アトラクション性は薄れたけど安全を取る歳だから仕方ない。

・大阪(というか道頓堀)、街としての『圧』が強すぎて流石だなと思った。
とにかく情報が多い。ほぼ看板のせい。
看板から「やってまっせ!」「よってってや!」のグイグイが全力で伝わってくる。
特殊すぎる街だから外国人観光客も多くてそりゃ楽しいだろうな。
ていうか円安効果でインバウンド観光客がめっちゃ多かった。街中は日本人より外国人の方が多かったのではと思うくらい。

・街の中の「変な人」度数も高い気がする。
モンゴルナイトフィーバー特別編ラジオ関西ツアーズで話してた「ギプスで飲み歩いてるっぽいオッサン」を自分も見かけて笑ってしまった。
観光客もわんさかいる中で虚空に向けて怒鳴り散らすオッサンにはヒヤッとしたけど周りの誰も気にしていなかった。
気にしていなかったというよりはもう「分かってます」と全体でスルーしているような空気。
変な人に慣れすぎている街、それが大阪。

・新幹線で楽に行けたとはいえ、ちょい時間とお金がかかるし、定期的に行きたい場所があるかといわれるとウ~ンという感じでもあるので、まだ気持ち的な距離は遠い大阪であった。
でも帰りに新幹線の構内で買った洋食YOKOOのサンドイッチ(オモコロライターの天野アマゾネスさんがツイッターで紹介してた)はマジで絶品だったからこれと551蓬莱だけ買いに行きたい。
京都行った帰りに一旦新大阪まで行って構内で買ってそのままトンボ帰りするという贅沢。アリかも。

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