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クラスのまま。

今週も一週間お疲れ様でした。
今週は個人的にとても忙しい一週間でした。
忙しくもあり、学び多く、生徒の成長スピードに驚き続けていました。

そんな中で特に生徒の成長スピードに驚いたのが、行事の振り返りの時間

生徒が一人一人のことを尊重して互いに褒め合い、讃えあう姿をみたときには、中一でもこんなにできるんだ。頼もしいなと思いました。
確かに中一の生徒は今中学では最年少で一番下の学年だけれども、今までは学校の最年長だったんだなって。ふと思いました

最初から、中1だから手厚くサポートしなきゃとか、うまくリードしてあげなきゃとか考えていた自分がいましたが
もっともっと責任感のあることを任せてもいいし、どんどん自立・自律した一人の人間になれるように活躍の場を自然と作って行けたらいいなと思いました。

そんなことを考えながら行事から帰ってきて行われたのが、学級委員の選出。
自分の中1の頃を思い出し、あの頃なんてやりたい子が手を上げるか、やりたい子が出てこないかだったよなぁと思っていると
なんと立候補者がたくさん出て。
それぞれ前でなぜ立候補したか、自分の言葉で表現しており、とても感動しました。

それで今回の題名を「クラスのまま」としたのですが。

なんか生徒が成長していく姿を見て、信頼できるな、すごいなとお客さん状態になってしまった私は思わず目がうるうるしてしまい、危うく学級委員を決める段階で泣きそうになってしまいました。
これを何年間も見守っていくなんて、と思うと自分これ耐えられるかな?と不安になったくらいです。笑

それでもすごく生徒の成長を間近に見ている事ができたことに幸せを感じていますし、教員として関わりすぎず、優しくしすぎずないい塩梅を図りながら頑張っていければ良いなと思っております。

「クラスのまま」には、お母さんの「まま」の意味と
関わりすぎず、生徒のその「まま」を活かす事ができるような学級作りを目指していきたいという意味が込められています。

本来の生徒にとっての「まま」ではないので、一字一句、毎秒毎日何をしているか管理したり(それが基本的にままの仕事だと思っているわけでもないですが)しなくても良くて。
成長した部分、できるようになったこと、気になることを把握しながらちょうどいいタイミングで啐啄同時に働きかけられればいいなと思いました。

生徒が仲間割れをしそうになった時、一番その場を変えられるのは多くの場合は生徒自身。
どうやって教員が見守って、必要な時は手を貸して
関係を修復したり、より強固なものを築き上げたり、時には壊れてしまう事があったり。
その時の最善は生徒が一番よくわかっているし、教員が正解を常に持っているわけではないのではないかなと思います。

だから、関わりすぎない。
最適なタイミングで手をチョイと出せる
そんな「クラスのまま」でいられるようにこの一年頑張ってみようと思います。

クラスの目標も決まり、次は体育祭。
生徒がどんどん授業でも行事でも楽しんでいる姿を見るのが毎日の楽しみです。

とは言っても休日はしっかり休みます、
また明日からもにこにこらいふをみなさんが過ごせますように!


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