言葉の重さ

両親から連絡があるたびに、心が重くなる。
相手のことを考えず言いたいことを言いたいだけ言う母、無関心な父。対面の会話でも、LINEでもそれは相変わらず。

彼女ら彼らが望んでいるものは、娘の幸せではなく、世間から素晴らしい娘さんねと言われ続ける存在であること。30歳近くなった私に対しても変わらず、この感覚は向けられている。

普通であること
普通ってなんだろう

女性らしくあること
女性らしさってなんだろう

幸せであること
幸せってなんだろう

押し付け合わずに、あなたはそう思うのね、の距離感でうまくやっていこうよ。血が繋がっているからなんだ、価値観まで同じわけがない。別の人間なんだよ。

こんな当たり前のことを、十数年伝え続けているが伝わらない変わらない。
歳をとるごとに、母からの依存は重くなるばかり。

実家を出て少し離れたところに暮らしているが、子どもの頃の束縛を夢に見ることがたまにある。生活をしていても監視されている感覚を感じることがまだある。
これらの呪いはどうやったら外せるのだろう。

お盆。憂鬱です。
一年で一番苦手な時期。

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おや、久しぶり。こっちに来てたんだね。

これくらいの気持ちでいてほしいと思うのは我儘なんだろうか。

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